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<ホワイトソックス3-9エンゼルス>◇16日(日本時間17日)◇ギャランティードレートフィールド エンゼルス大谷翔平投手(27)が「3番DH」でスタメン出場し、6点リードの9回2死の第5打席で右ふくらはぎに死球を受けた。救援右腕マイク・ライト(31)が初球から内角へ執拗(しつよう)にボールを集め、カウント2-1からの4球目の90・4マイル(約145キロ)速球が右ふくらはぎを直撃。球審がこの投球を故意死球と判断し、ライトに退場を宣告。抗議を続けたホワイトソックスのトニー・ラルーサ監督(76)も退場処分となった。 日本では「報復」とも取られてしまう「故意死球」だが、大リーグでは日常茶飯事の光景となっている。 大リーグ研究家の福島良一氏によれば「この日の死球は『ノックダウンピッチ』と呼ばれる典型的なやり方。状況的にも、このタイミングしかない」と解説する。ホワイトソックスは14日の第1戦で、打点王を争う主砲アブレイユら3人が死球を受けた。大リーグは死球が重なると「暗黙の了解」により、自軍投手陣が「お返し」として後日でも、相手打者に故意にぶつけるケースが多々ある。 大谷の打席では大量リードされており、3連戦最後の9回2死走者なし、しかも相手打線の「至宝」で今季MVPの有力候補-。「ここしかない」という場面だった。 そんな「故意死球」にも、もう1つの「暗黙の了解」があり、大ケガにつながりかねない頭部は避けて、打者もよけるのが難しい足元にぶつけるのが一般的だ。故意死球でも悪質でなければ、大リーグ機構から出場停止処分を科されることは少ない。 大リーグで同様の光景は微妙なケースを含め、年間数十件はくだらない。ちなみに、この1球でメジャー6年目のライトは人生初の退場となった。通算91回目の退場となったラルーサ監督は試合後、「あれは故意ではない。退場理由は筋が通っていない」と涼しい顔で反論していたが、真相はさて…。
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故意でしょう。大事に至らずよかった。
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