◇セ・リーグ ヤクルト8ー2巨人(2021年9月17日 東京D)
ヤクルトの奥川恭伸投手(20)が17日の巨人戦(東京ドーム)に先発。プロで初めて100球超えとなる103球を投げ、7回を5安打1失点に抑えて7勝目を挙げた。
初回に先頭から打者3人で1点を失うなど、苦しい立ち上がりとなったが、続く無死一、二塁で4番の岡本和を投ゴロ併殺に仕留め、最少失点で切り抜けると、徐々に調子を上げた。4回にも無死一、二塁のピンチを背負ったが、ハイネマンを遊ゴロ併殺に仕留めるなど得点を許さなかった。6回終了時点で球数は93球だったが続投。プロで初めて100球を超えたが、7回もわずか10球で3者凡退に抑えた。初回こそプロ初の死球を与えたが、この試合も四球を与えず、これで6試合連続の与四球なしと抜群の制球力で巨人打線を封じた。
高卒2年目の奥川は、これまで体調面を考慮し、中10日以上の間隔を維持してきたが、この試合は中9日だった。阪神、巨人との優勝争いへ勝負の10連戦の初戦。リミッターを解除した右腕が勢いをつけ、この日試合のなかった首位・阪神と2ゲーム差とした。
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巨人を相手に見事な投球でした。今後の活躍が楽しみです。
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