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レギュラーシーズンも最終盤に入り、MVP争いもいよいよ佳境を迎えている。 メジャー最高の栄冠に向けて、現在のアメリカン・リーグで優位なポジションにつけているのは、投打二刀流で快進撃を続ける大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)だろう。ただ、ここ最近は前半戦と比べてペースダウンしている感は否めず、一部から受賞に対する疑問の声もあがっている。 そんななかで今回、改めて「ショウヘイ・オオタニは明らかにア・リーグのMVPだ」と再プッシュしたのは米紙『Washington Post』。“元祖二刀流”を引き合いに出しながら、「投打で非常に優れたパフォーマンスを発揮し、ベーブ・ルースさえも公平な比較対象にならない」と主張している。 記事内で取り上げられているのは、二刀流ルースの1918年だ。投手として20登板(13勝7敗)、外野手として59試合に出場した同シーズンは、所属するボストン・レッドソックスの126試合で6.8WAR(FanGraphs版)を記録。メジャー史の中でも「ポジションプレーヤー&投手で、これほど高い価値をもたらしたのはこの年が最後だった」という。 しかし、大谷は153試合中149試合に出場し、7.4WARとルースを上回る数字だ。さらに、今季その後ろにつけるのはブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)の6.9WAR。これを受け、同紙は「ゲームの目的は勝つことにあり、オオタニほどその努力に貢献している選手はいない」と指摘した。 シーズン終盤にかけて盛り上がりを見せるMVP論争。はたしてその栄誉を受けるのは誰となるのだろうか。今後も白熱する同レースの行方に注目だ。 構成●THE DIGEST編集部
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二刀流で感動を与えた大谷で決まりでしょう。
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