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感染症学が専門の日本医科大特任教授・北村義浩氏が10日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)にリモート生出演した。 番組では、菅義偉首相が9日、首相官邸で記者会見したことを報じた。自身の新型コロナ対策での課題を「治療薬やワクチンの治験や承認が遅く、省庁間の縦割りや国と自治体の壁があり柔軟な対応が難しかった」とあげた。 反省点を「医療療体制をなかなか確保することができなかったのが大きな反省点。東京都には厚労大臣と知事の両名で陽性を出したが十分な効果が得られているわけではなかった」と述べた。一方で成果を「世界の激しい(ワクチン)獲得競争の中で4月の訪米ですべての国民の分を何とか確保し5月の連休明けには本格的な接種を始めた」としていた。 北村氏は退陣する菅首相のコロナ対策を「ワクチンとか治療薬といった方に重きを置きすぎた。基本は人流を抑えるなど飛沫感染対策をすることが中心にあるべきだと私は思っています」と指摘した。 さらに「他の諸外国もそういうトップに立つ方々もおられるので、一概に菅総理だけを責めるわけにはいかないんですけど」とした上で「ワクチンを打てばすべては解決するっていうメッセージがあまり良くなかったかなと思います」と述べていた。
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人流抑制のため、ロックダウンにより短期間で収束させた方が、経済的なダメージは少なかったと思います。
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