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水産庁は11日、日本とロシア両国間で、サケとマスの漁業交渉を開始したと発表した。日本の200カイリ水域内で日本の漁船が操業する時の漁獲量やロシアに支払う漁業協力金を決める。交渉期間は未定で、日本がロシアに経済制裁を科す中での異例の交渉となる。
協議はオンライン形式で始まった。日本側は水産庁や外務省、北海道庁の担当者、漁業関係者が、ロシア側は連邦漁業庁の幹部や外務省の担当者らが参加する。
北海道沖のサケやマスは、日本の排他的経済水域での操業でも、ロシアの川で生まれた魚が多い。生まれた川のある国に帰属するという国連海洋法条約の原則に基づき、日露政府間で操業条件を決めている。交渉を経て、例年4月10日には漁が解禁されるが、今年はロシアのウクライナ侵攻で交渉日程が決まらなかった。
2021年の交渉は3月29日~4月2日に行われた。日本の200カイリ水域での漁獲量を計2050トン、漁獲実績に応じて2億6000万~約3億円の範囲で、協力金を支払うことで合意した。松野官房長官は11日の記者会見で、「漁業活動にかかわる権益の維持・確保のため、全力を尽くしたい」と述べた。
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侵略国ロシアに多額の漁業協力金を支払うのはどうなんでしょうか。日本から交渉を破棄すべきでしょう。
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