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◇ア・リーグ エンゼルス6―0アストロズ(2022年4月20日 ヒューストン) エンゼルスの大谷翔平投手(27)は20日(日本時間21日)、敵地ミニッツメイド・パークでのアストロズ戦に今季3度目の「1番・投手」で投打同時出場。6回途中までパーフェクト投球を見せるなど6回1安打無失点で今季初勝利を挙げた。打っては2点二塁打を放つなど4打数2安打2打点で今季3度目のマルチ安打をマーク。エ軍は6―0で勝ち2連勝、今季最多の貯金3として地区首位をキープした。 これぞ二刀流だ。初回に2点二塁打を放ち、6点リードでマウンドへ。初回、いきなり連続三振を奪うと、2回以降も奪三振を積み重ねた。3回無死からは6者連続三振。5回も2三振を奪い、パーフェクト投球も続けた。6回に先頭のグッドラムから自己最多タイとなる12個目の三振。続くカストロに初安打に許し、2死後に四球を出して一、二塁としたが、ブラントリーをニゴロに打ち取り、この回で降板し、DHとして残った。この日の最速は98・5マイル(約158・5キロ)で、81球中、ストライク55球、スライダーが全体の43%の35球とこれまでより多かった。 前回登板の14日(同15日)のレンジャーズ戦では「1番・投手」で先発。3回2/3を6安打6失点でメジャー初となる連敗で今季2敗目を喫したが、きっちりと修正してきた。 打っては、初回の第1打席はア軍先発右腕オドリッジと対戦し、フルカウントから四球を選んで、10日のアストロズ戦から続く連続試合出塁を「10」に伸ばした。再び初回に巡ってきた2死満塁の第2打席では左腕タイラーから左翼線に2点適時二塁打。18日(同19日)のアストロズ戦の第2打席で右前打して以来、2試合9打席ぶりの安打となった。3回2死三塁の第3打席は右腕ハビエラと対戦し三直だったが、6回1死の第4打席ではセーフティーバントを決めて16日(同17日)のレンジャーズ戦以来今季3度目のマルチ安打もマークした。8回2死の第5打席は左飛だった。 試合後、大谷は「アストロズは素晴らしい打線なので、1人1人抑えたいなという気持ちで投げました」と投球を振り返り、初回の6点の援護に「アグレッシブに攻められるなと思って投げ、気が緩むことなくしっかり抑えられてよかったです」と笑顔。打撃については「自分が出塁することをまず考えた」と言い、パーフェクト投球は意識していたか聞かれると「知ってはいましたけれども、数も多かったので最後までは厳しいかなとは思っていました」と答えていた。 前日19日(同20日)のアストロズ戦は、「1番・DH」で打者として先発出場し、4打数無安打1四球。この日の試合前までの通算成績は、投手は2試合で0勝2敗、防御率7・56、打者は12試合で51打数11安打で打率・216、7打点、3本塁打、2盗塁となっていた。
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投打で大活躍は素晴らしい。強力なアストロズ打線を抑えたことはお見事です。
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