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データも「ストライク」と示したボール判定
「ああ、クソッ」 大谷翔平が、いわゆるFワードで不満をこぼすほどの打席、いや一球だった。現地でもクローズアップされているのは、現地時間4月23日にロサンゼルス・エンジェルスが本拠地にボルティモア・オリオールズを迎えた一戦での一幕だ。 この試合に「1番・DH」で先発していた大谷が9回裏に5度目の打席に立った時だった。 チームが4対5と競り負けている最終盤の1死無塁という局面で、相手クローザーのホルヘ・ロペスと対峙した背番号17は、カウント3-0から外角へ投じられた96.5マイル(約155.3キロ)の2シームを自信をもって見送った。だがしかし、主審からは「ストライク!」とコールされたのである。 四球を確信して一塁方向へ歩き出していた大谷は、思わず顔をしかめた。それもそのはずである。問題となった4球目は明らかなボール球だったからだ。事実、MLBの公式チャートでも外角に2球分ほどストライクゾーンから外れている。 結局、大谷は期待に応えられずに空振り三振に終わった。しかし、この日も相手バッテリーの執拗な外角攻めに苦戦を余儀なくされていたなかでの不可解な判定が、彼のフラストレーションを増加させた可能性は少なくない。 もっとも、この“厳しすぎる”ジャッジには、現地の識者も疑念を抱く。米スポーツ専門局『Fox Sports』のアナリストを務め、現役時代には投手だった経験を持つベン・バーランダー氏は、自身のツイッターで問題のシーンを取り上げた動画を公開し、主審への持論を寄せた。 「このショウヘイ・オオタニに対するストライク判定がいまだに信じられない。勝負の分かれ目で、(試合)結果が変わっていたかもしれないのに。もちろん、彼は舌を噛み、潔く対応していたけど……いい加減にしてくれ!」 昨季に二刀流で一大フィーバーを巻き起こした大谷。今季は相手の警戒も強まっているだけに、こうしたきわどい外角球の判定に悩まされる機会は増えるかもしれない。
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きちんと判定できなければ、ロボット審判でしょう。人間だから審判にも間違いはある等の擁護する下らない感情論では何も変わらない。
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