大谷は6回途中までパーフェクト投球、今季初勝利
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、敵地アストロズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。投げては6回1安打無失点、自己最多タイ12奪三振の好投を披露。打っても4打数2安打2打点1四球と活躍し、チームの6-0の勝利に貢献した。6回途中まで相手打線をパーフェクトに封じたが、完全試合を阻止しようとした相手打者に、本拠地のファンからブーイングが浴びせられる珍しい場面もあった。
敵地アストロズのファンも、真っ向勝負を望んでいた。5回を終えて打者15人をパーフェクトに抑えていた大谷。6回先頭で対戦したニコ・グッドラムは、初球を三塁線へセーフティーバント。完全試合を阻止しようと試みたが、ファウルになった。これには多くのアストロズファンが集った観客席からもブーイングが巻き起こった。
このシーンを映像で伝えた米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」の番組「トーキン・ベースボール」公式ツイッターは「ヒューストンのファンが、ショウヘイの完全試合をバントで阻止しようとしたニコ・グッドラムにブーイング」と文面で伝えた。
また米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者も「ニコ・グッドラムが完全試合阻止のために三塁線にバントを試みた。ファウルになった。彼はホームのファンからブーイングを浴びた」とツイッターで速報。米ケンタッキー州地元ニュースサイト「ルイビル・ビジネス・ファースト」のシア・バン・ホイ記者は「今夜のオオタニが凄すぎてグッドラムがバントを試みたぞ」と同じくつぶやいていた。
結局グッドラムは空振り三振に仕留められたが、続くジェイソン・カストロ捕手が中前打を放って完全試合を阻止。それでもアストロズは大谷に6回1安打無失点、12奪三振と封じ込まれ、今季初白星を献上した。
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6回途中までに強力打線相手にパーフェクトは素晴らしい。佐々木朗希以上の格の違いを見せてくれました。
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