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楽天の西川遥輝外野手(29)が8日の日本ハム戦で移籍後初となる古巣本拠地の札幌ドームに〝見参〟。走攻守で大暴れを見せたことで、日本ハム関係者をヤキモキさせている。 西川は「1番・左翼」で先発出場。1点リードの3回一死二、三塁の守備では、犠飛となりそうな左飛を判断よく三塁に送球し、三走の本塁生還より先に二走をアウトにするファインプレー。ビッグボスを悔しがらせた。 打っては4回一死二、三塁から、貴重な追加点となる右前2点適時打を放つなど、1安打2打点1盗塁でチームの3連勝に大きく貢献した。 「北海道のファンの皆さんの前でプレーしている姿を見せられてよかったです。応援は力になりますよね」とは適時打後の西川。古巣に見事なまでの〝恩返し〟ができたことで試合後には「(相手は)僕のすべてを知っていると思うのですごく(対戦は)嫌だったんですけど、いずれはやることなので。気持ちを入れてやりました」。このやられっぷりに複雑だったのが日本ハム関係者だ。 日本ハムは昨オフ、高年俸の西川を事実上の戦力外と言える「ノンテンダー」で放出。新庄監督を新たな指揮官に迎え入れチームの若返りを図った。だが、チームは現在若手の育成途上で成績も低迷している。その最中にライバル球団に移籍した元主力の躍動を見せつけられたわけだ。 そればかりかこの日は「ハルキスト」と呼ばれる西川を応援するファンが札幌ドームに大勢来場。本人が打席に入るたびにピンク色の「西川遥輝タオル」をかざし熱い声援を送った。このおかげもあってか、この日の観客数は2試合ぶりに9000人台(9854人)に回復した。日本ハムにとっては屈辱以外の何ものでもない。 試合前には球団関係者が「この3連戦は西川をしっかり抑えないといけない。彼にやられたら間違いなく、各方面からいろいろと言われることになるので」と不安を口にしていたが、その言葉どおりの結果になっただけに…。チームは今後の戦いでこの悔しさを晴らすことができるか。
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西川選手を出してはいけなかった、○○を監督にしてはいけなかった、と思います。
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