プーチン大統領「目的達成まで作戦継続」と強調、苦戦の見方を否定…住民殺害疑惑は「偽情報」

 4/13(水) 0:10配信

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１２日、ロシア極東アムール州のボストーチヌイ宇宙基地で、演説するプーチン露大統領（ロイター）

　タス通信などによると、ロシアのプーチン大統領は１２日、ウクライナへの侵攻について「最初に設定した目的が完全に達成されるまで作戦は継続される」と強調した。訪問した露極東アムール州のボストーチヌイ宇宙基地で、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領との会談後に開いた共同記者会見で述べた。

　プーチン氏は、「特殊軍事作戦は予定通りに進んでいる」と強弁し、露軍が苦戦しているとの見方を否定した。侵攻の終了時期については、「戦闘の激しさ次第だ」と述べるにとどめた。ウクライナの首都キーウ（キエフ）近郊のブチャなどで露軍が多数の住民を殺害した疑惑には、「偽情報だ」と主張した。

　米欧などがロシアとベラルーシに科している経済制裁に関しては、「我々の国を世界経済から孤立させようとするあらゆる試みに、協力して対抗する。我々は緊密に結びついており、全く無駄だ」と言い張った。一方で、「米欧に良識が戻ることを切に期待する」とも述べ、制裁で苦境に陥っている様子もにじませた。

　プーチン氏は、記者会見の前に行った演説では、「（軍事作戦の）目的を達成するのは疑いのないことだ」などと述べた。

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　国内向けのプロパガンダでしょうが、残虐行為に対する国際世論の高まりと軍事侵攻失敗で戦争の終わりは近いと思います。