奇策より正攻法の方がチームは勝てる? ビッグボス・新庄剛志監督(50)率いる日本ハムが12日の西武戦(ベルーナ)に3―0で快勝。シーズン15試合目で今季初の連勝、零封勝利を飾るとともに、開幕戦から続いていた敵地戦連敗も「6」で止めた。
先発・加藤が7回途中を3安打無失点。打線も初回に3連打で先制点を奪うなど投打がかみ合う最高の試合展開だった。
新庄監督も試合終了直後、両手を挙げて大喜び。試合後は報道陣に片手を挙げ「じゃあ!」と満面の笑み。そのまま帰りのクルマに乗り込むと、広報を通じ「松本君、加藤君、堀君に聞いてあげて」とコメントを残し球場を後にした。この今季初の連勝と零封劇。勝因をあげるとすればチームが「正攻法」の戦いに徹したことに他ならない。
投手陣が先発・加藤から好調の玉井、堀、北山をつぎ込む鉄板の継投策。打線もこの試合前まで打率3割7分5厘、5盗塁、得点圏打率6割6分7厘と絶好調の松本を4番に据えると、3打数3安打1打点2盗塁1四球で2得点に絡む活躍を見せた。好調な投手を最適な場面で送り込み、好調打者を最適な打順に置く。「セオリーどおり」の野球が連勝を導いたとなれば、今後も奇策に頼らない堅実な戦い方も多用していくべきだろう。
新庄監督は先発オーダーについて「(打線や継投は)大体は固めようと思ったら固まるけど、もっとさらにいいものが出てくるんじゃないかなっていう勉強も含めてね。『シーズンでそういうことをするもんじゃない』と言われるかもしれないけど、俺はそうなんです。『やってみようや』という方がかなり強い」と奇策や様々な試みの重要性を語っていた。だが、正攻法で結果が出始めている中、今後も自身の方針を貫いていくのか…。
指揮官の戦い方に改めて注目が集まっている。
*************************************************************
監督の采配ミス(スタメンも含め)がなければ勝てる。
0 件のコメント:
コメントを投稿