「ロッテ9-12日本ハム」(2日、QVC)
今季初登板初先発した日本ハム・斎藤佑樹投手は、試合後に出場選手登録抹消が決定した。
斎藤佑は四回までに8点の大量援護をもらいながら、その裏に3失点。そして勝利投手目前の五回も1死一、三塁のピンチを迎え、栗山監督に交代を告げられた。
マウンド上で厚澤投手コーチに肩をたたかれた斎藤佑は一瞬、苦笑い。それもつかの間、すぐに険しい表情に変わり、ナインに背を向けるように下を向いた。そして2番手・藤岡がアナウンスされるとマウンドを降り始めた。
そこからベンチに戻るまでのわずかな時間に見せた表情は、さまざまだった。天を見上げたり唇をかんだり。ベンチに入る間際には、納得いかない表情で首をひねり、少し立ち止まったシーンもあった。
降板後に「大量得点でリードしてくれたのにも関わらず、ゲームを壊してしまい申し訳ない気持ちと悔しさが残ります」とコメントした。5点リードで降板指令を受けた無念さが一瞬の苦笑いになったのだろうが、すぐに悔しさと、試合を壊してしまった後悔の念がこみ上げてきたのだろう。
(デイリースポーツ)
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