◆楽天7―2日本ハム(17日・コボスタ宮城)
日本ハムの谷口雄也外野手(22)が17日、楽天戦(コボスタ)で今季2度目の猛打賞をマークした。投手陣が12安打7失点と崩れて大敗した中で、今季2度目の2番での起用に応え、若武者が躍動した。
痛烈な打球が右前に弾んだ。7点を追う8回、2死一塁。谷口が武藤の初球の真ん中低め129キロのスライダーを芯でとらえ、チャンスメイクした。「甘い球は初球からいこうと思っていた。いいタイミングで振れました」。この日3本目の安打で、打率は3割に到達した。
今季2度目の「2番」での起用に応えた。初回に相手先発・レイから左前打を放つと、4回には「ストレートの高めを初球から振っていこうと思っていた」と外角高め142キロの直球をはじき返し、左中間フェンス直撃の二塁打。「持ち味はどんどん振っていくことなので、よかったです」と納得の表情だった。
この日先発した斎藤とは、10年ドラフトで同期入団。毎年オフには年齢の垣根を越えて、同期入団の選手で食事に行くなど仲がいいだけに、試合前には「斎藤さんがいいリズムで投げられるように打線が援護していきたい」と強い思いを持っていた。斎藤の白星にはつながらなかったが、結果は残した。
それでも反省は忘れない。6回1死一塁では、一塁走者が俊足の西川ということもあり、初球の甘い球を見逃した。試合後、栗山監督には「優しさが出たな。どんどんいけばいいんだよ」と指摘されたという。「今日の結果で変な色気を出さないように、自分の打撃をしっかり見つめ直したい」と谷口。慢心することなく、成長を続けていく。(後藤 亮太)
(スポーツ報知)
谷口いいね。
シャープなバッティングで、結果を残し、レギュラー定着でしょう。
9回の交代残念。谷口ならヒットを打てたでしょう。
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