中国が南シナ海の南沙諸島で行っている埋め立て作業について、フィリピン軍は「世界中の国々の緊張を高める」と強い懸念を表明し、作業の中止を求めました。
フィリピン軍のトップ、カタパン参謀総長は会見で、複数の写真を示しながら中国の埋め立て作業は「意図を勘ぐらざるを得ない規模だ」と非難しました。そのうえで、参謀総長は「南シナ海の領有権を主張している国だけでなく、世界中の国々の緊張を高める」と指摘し、埋め立て作業の中止を求めました。中国はこれまで、建設作業は中国の主権の範囲内で行われ、合理的で合法的であるとしています。
(テレビ朝日news)
南シナ海の石油・天然ガスの資源、漁業資源は、どの国にとっても魅力です。
南沙諸島は、先の戦争中は、日本の領土でした。
戦後、アメリカがどの国の所有かを明確にしていなかったので、主権が争われています。1970年代に石油・天然ガスの存在が明らかになってからです。
米国のアジア重視政策も、石油・天然ガスが魅力です。
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