【上海=河崎真澄】中国主導の国際金融機関、アジアインフラ投資銀行(AIIB)をめぐり、日米を尻目に、アジアや欧州の国々が雪崩を打って参加を申請した。上海の大学教授は、「(日米に対抗する)21世紀の『孫子の兵法』だ」と評した。米ドルを基軸通貨とする既存の国際金融秩序とは別に、自国に有利なルールを作り上げたい中国は、潤沢な資金力を武器に多くの国々を陣営に引き入れ、「戦わずして日米に勝つ」との策を実行に移しつつあるからだ。
(産経新聞)
米日のアジア開発銀行に対抗しての、アジアインフラ投資銀行がおもしろい。
中国の潤沢な資金力に魅了されて参加する多くの国々。アジアのインフラ整備より、自国の経済的なメリットは大であり、大人の事情が感じられる。
日本も本音では参加したいが、米国との関係から、今のところは態度を保留している。
中国が、インフラ整備でアジアの国に圧力をかけ、アジアの脅威になるのでしょうか。海洋権益拡大政策とも連動してのインフラ整備なんでしょう。
南沙諸島のように、他の場所も埋め立てされるかもしれない。
軍事転用可能なインフラ整備を目指しているんだろう。
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