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2015年6月17日水曜日

有原航平 日本ハム・有原は大成するのか 主将・宮西は“いい買い物”になったが…

 日本ハムのドラフト1位ルーキー・有原航平投手(22)が阪神戦に先発、4回途中5失点(自責4)でKOされ2敗目(3勝)を喫した。

 交流戦では5月31日・中日戦(札幌ドーム)、今月9日・巨人戦(同)と連勝したが、4勝目はならず。パ・リーグ新人王争いでは、規定打席未到達ながら打率・306と好成績を残しているオリックス・西野や同僚の2年目・岡とともに有力候補だが、一歩前進はできなかった。

 昨年春までの東京六大学野球リーグで、早大エースとして数々のタイトルを総なめにしてきたが、同年秋に右肘の炎症が発覚。ドラフトでは当初は6球団以上の1位競合が予想されたが、手を引く球団が出て4球団の指名にとどまった。

 「有原のように、好素材がドラフト直前にケガや不調に陥って、各球団が指名に二の足を踏むことは少なくない」とは日本ハム・山田スカウト顧問。「例えば、ウチで主将をやっている宮西。彼の場合は(関学大)2年まで素晴らしくて、3年から調子を崩した。ほぼ全ての球団が手を引いたが、ウチが縁あって3位で獲った。欠かせない戦力になってくれたよね」

 左腕の主将は、リーグを代表する左のリリーフエースとして、この日まで通算438試合に登板している。

 一方で、山田顧問は「宮西で味を占めて失敗したこともある」と頭をかく。大学のリーグ戦や全国大会で活躍した、ある若手投手に関し「3年の時点では『来年のドラ1は決まった』なんて話していたら、4年の秋に調子を崩してね。どこも指名しそうにないからウチが獲ったんだ。でも、宮西とは逆で鳴かず飛ばず。分からないものなんだよ」

 有原に関してはケガがありながらも、競合が確実視されていた。同顧問がリスクを冒して獲得したドラ1右腕は、どこまで期待に応えることができるか。
(夕刊フジ)

 有原の素材の良さはピカイチだろう。
 プロで通用するためには、直球に頼り過ぎない投球術のレベルを上げられるか、なんだろう。
 大学では、直球や甘めの変化球で抑えてきたけど、プロでは通用しない。

 内側と外側、直球とチェンジアップの使い分けが必要だろう。
 

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