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2015年6月20日土曜日

<橋下徹市長>政治家引退…後援会も今年いっぱいで解散

 維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長は19日、市内のホテルで後援会主催の政治資金パーティーを開いた。出席者によると、橋下氏は12月の市長任期満了をもって政治家を引退する考えを改めて表明した。後援会が今年いっぱいで解散することも発表され、政治家としてのパーティーは今回が最後になるという。

 パーティーは非公開で開かれ、1500人以上が出席した。出席者によると、橋下氏は「住民投票の審判を受けて」と題して講演。7年半の政治家人生を振り返り、「一部の既得権益層に流れていた税金を公平に分配するために頑張ってきた」と語ったという。

 そして「大阪都構想」に反対した自民党や民主党の名を挙げ、「これから真価が問われる。次の4年間を見ていきたい。だめだったら鉄ついを下してください」と述べ、「僕は引退するが、これからも大阪維新の会、維新の党を支えてほしい」と呼び掛けたという。

 一方、橋下氏は最近も安全保障関連法案を巡って積極的に発言するなど、政治への関心を失っていないとの見方もある。この日も、市長退任後の活動について言及はなかったという。

 会場には元東京都知事の石原慎太郎氏、元経済企画庁長官の堺屋太一氏も駆けつけた。日本維新の会の共同代表を共に務め、その後たもとを分かった石原氏は「橋下徹という政治家をなくしてはいけない。国のためにもう一度頑張ってほしい」と要望。笑顔を見せた橋下氏と抱き合う一幕もあったという。【念佛明奈、松井聡】
(毎日新聞)

 しばらくすれば、国会議員なんでしょう。

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