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2015年6月24日水曜日

トヨタ本社を家宅捜索 常務役員の麻薬密輸容疑

 トヨタ自動車の常務役員で米国籍のジュリー・ハンプ容疑者(55)が麻薬を密輸した疑いで逮捕された事件で、警視庁が23日、トヨタの本社(愛知県豊田市)や東京本社(東京都文京区)など3カ所を麻薬取締法違反(輸入)の疑いで家宅捜索したことが捜査関係者への取材でわかった。警視庁は押収品を解析し、容疑の裏付けを進める。

 トヨタ東京本社の広報は「捜査中につき、コメントはできません」としている。ハンプ容疑者は逮捕時に「麻薬を輸入したとは思っていません」と容疑を否認し、その後の調べでも否認しているという。

 警視庁によると、ハンプ容疑者は今月11日、米国から成田空港に医療用麻薬の通称オキシコドンを含む錠剤57錠を輸入した疑いがあるとして、18日に逮捕された。錠剤は小包の底に敷き詰められるなど一見わからない状態だった。

 オキシコドンはがん患者の痛み緩和などに使われる鎮痛剤だが、陶酔感もあり、米国では乱用が問題になっている。
(朝日新聞デジタル)

 違法性を認識していたか、がポイントなんだろう。

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