昨季プレーしたレンジャーズでダルビッシュと同僚だったバスは、メジャー通算5勝ながら、5年連続で20試合登板を果たし、通算129試合登板の実績を持つ。1メートル88の右腕で、最速159キロの直球、140キロの高速スライダーにツーシーム、カットボール、チェンジアップ、カーブと球種も多彩。昨季は中継ぎとして自己最多33試合のマウンドに上がった。
最近3年間はリリーフとしてメジャーで活躍してきたが、12年パドレスでは15試合に先発した経験もある。球団としては中継ぎとしてだけではなく、先発で起用することも視野に入れている。球団は昨年11月には田中将大とヤンキースで同僚だった2メートル3の超大型右腕、クリス・マーティン投手(29)を獲得。こちらもメジャーで救援専門だったが、マイナーで先発経験があることから、2人の適性をチェックし、どちらかを先発、もう一方をセットアッパーとして役割分担させる方針だ。
昨季は栗山政権4年目で最多の79勝をマークしながら、優勝のソフトバンクに12ゲーム差をつけられた。「化ければ…とかではなく、使える選手を獲る」と外国人補強の指針を示してきた球団。立場逆転へ向け、戦力を充実させていく。
◆アンソニー・バス 1987年11月1日生まれ、米ミシガン州出身の28歳。08年ドラフト5巡目でパドレス入団、11年に大リーグデビュー。15年はレンジャーズでプレーし、33試合に救援登板して0勝0敗、防御率4.50。同年11月にマリナーズにトレード移籍した。通算成績は5勝9敗3セーブ、防御率4.40。昨季年俸は72万5000ドル(約8560万円)。1メートル88、90キロ。右投げ右打ち。
(スポニチアネックス)
最近、ダメ外国人が多いから、使えるといいね。
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