稀勢の里は立ち合いで正面から当たると左をしっかり差し込み、左四つから勢の攻めを慌てず対処し、体勢を崩した相手を冷静に送り出した。敗れた勢は「立ち合いが悪かった。あそこから攻め込まないと」と悔やんだ。
2敗で追う横綱日馬富士は土俵際で際どい場面があったが物言いは付かず、小結魁聖を上手出し投げで下した。同じく2敗の横綱鶴竜は大関豪栄道を寄り切った。
返り入幕の平幕遠藤は、押し出しで平幕千代鳳を破り8勝目。昨年秋場所以来の勝ち越しを決めた。今場所の平幕勝ち越し第1号となった遠藤は「うれしいです。(今場所は)しっかり当たってから迷いなく相撲が取れていると思います。場所前は焦りもありましたが、経験から我慢できました」と、ホっとした表情だった。
(サンケイスポーツ)
残り4日で、どんな結果になるだろうか。
新横綱誕生か、白鵬か。
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