男女の種目別決勝が行われ、男子跳馬で19歳の白井健三(日体大)は「伸身ユルチェンコ3回半ひねり」を初めて成功させ、15・499点で銅メダルを獲得した。団体で獲得した金メダルに続き、初五輪で2つ目のメダルとなった。
跳馬の種目別決勝は2回の演技を行い、2本の平均点を争って行われる。白井は1本目で、団体決勝で披露した「シライ/キムヒフン(伸身ユルチェンコ3回ひねり)」よりひねりが半分多い新技に成功し15・833点の高得点を記録。2本目の「ドリッグス」は15・066点で、2本平均15・499点だった。
マリアン・ドラグレスク(ルーマニア)と2本の平均点では並んだが、白井の1本目の得点がドラグレスクの高い方の得点を上回っていたため、白井が3位となった。
日本勢の跳馬での表彰台は、1984年ロサンゼルス五輪で「銀」の森末慎二、具志堅幸司以来。また、新技が国際体操連盟(FIG)から認定されれば「シライ2」と命名される見通しで、自身の名前がつく技は跳馬で「2」、床運動で「3」の計5個となる。
15日(日本時間16日)の種目別床運動決勝では、金メダル候補だったものの2度大きく着地で乱れてメダルに届かなかった。「気持ちを切らさず、きょうの悔しさを晴らすような堂々とした演技をしたい。あしたも難しい技に挑戦すると思います」と意気込んでいた。
優勝は15・691点のリ・ゼグァン(北朝鮮)、2位には15・516点でデニス・アブリャジン (ロシア)が入った。
(スポニチアネックス)
白井もすごいけど、金メダルの映像が見たい。
0 件のコメント:
コメントを投稿