工藤監督が特に褒めたのは三回。各打者が際どい球を徹底して見極め、3安打に押し出しを含む2四球を絡めて3点を奪った。この回だけで41球を投げさせた攻めを、監督は「投手からすれば早めに打ち取りたい。体力だけでなく、精神力も削ってくれた」と評価。これがボディーブローのような効果を発揮した。
追い付かれた直後の七回に、球数が120近かった岸に襲いかかった。1死三塁から、まずは柳田が左前打。「どんな形でも1点欲しかった。集中して打てた」。2死後には長谷川が「失投を一発で仕留められた」と言う2ランでたたみ掛け、相手エースをマウンドから引きずり降ろした。
日本ハムが敗れ、31日にも優勝マジック「22」が点灯する状況になったが、工藤監督は「それよりも、1試合1試合自分たちがしっかりやらないと」。一戦必勝の構えは崩さない。
(時事通信)
他力本願だけど、西武ガンバレ。
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