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2016年8月21日日曜日

ロクテ、虚偽の強盗被害で「金」剥奪も…日本「銅」に影響か 競泳/リオ五輪

 国際オリンピック委員会(IOC)は19日(日本時間20日)、リオデジャネイロ五輪の競泳男子で金メダルを獲得したライアン・ロクテ(32)ら米国のリレーチームの4人が虚偽の強盗被害を警察に通報した問題で、規律委員会で本格的に調査すると明らかにした。米国内では「愚かな米国人の典型」「メダル剥奪」などと、ロクテへのバッシング報道が過熱している。

 女子レスリングでヘレン・マルーリスが吉田沙保里を破った歴史的快挙も吹き飛ばし、米国の五輪報道はロクテ一色。東海岸のニューヨーク・ポスト紙から西海岸のサンフランシコ・クロニクル紙まで、そろってロクテを非難した。

 ポストは「米国人が世界で嫌われる全ての理由を兼ね備えた人間になった」と1面でこき下ろし、クロニクルも「トーニャ・ハーディングを超え、米国五輪史上最も恥ずかしい選手に決まった」と皮肉った。ちなみにハーディングとは、女子フィギュアスケートの1994年冬季五輪代表。選考会中にライバル選手を襲撃、実行犯の元夫らが逮捕される中で五輪出場を強行した。

 ロクテは写真共有アプリ「インスタグラム」で「(事実を)慎重、率直に伝えなかった。責任を受け入れる」と、嘘の通報を認めて大会主催者に謝罪。米国オリンピック委員会(USOC)も主催者やブラジル国民にわびた。

 USOCによるとロクテらは14日早朝、パーティーからタクシーで選手村に戻る途中にガソリンスタンドでトイレを破損し、警備員に銃を向けられた。修理費を要求され、金を支払ってその場を立ち去ったという。

 事態を重くみたIOCは、規律委員会を設け「全ての関係者の話を聞く」と本格的な調査に乗り出す方針を明らかにした。唯一の全国紙USA TODAYは「メダル剥奪もあり得る」と最悪のケースにも言及した。

 ロクテらは米国が金メダルを獲得した男子800メートルリレーのメンバー。メダル剥奪となれば、この種目で銅メダルだった日本も影響を受ける。この騒動は米国だけでなく、日本でも引き続き注目を集めそうだ。
(サンケイスポーツ)

 おバカな米国人。ロクデなし。

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