ホンダが今シーズン中にトークンを使ったアップグレードを行うのは今回で3回目。カナダGPに向けて2トークンを使用してターボチャージャーを、イギリスGPに向けて2トークンでICE(エンジン)をそれぞれ改善した。今回は主に燃焼効率の向上を狙い、ICEとターボ/コンプレッサーに7トークンを使ったとみられる。
英AUTOSPORTの情報では、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンは共にベルギーでパワーユニットを構成する6つのコンポーネントすべてに関して新しいものを使用するという。ふたりは前戦終了時点で6つのエレメントすべてが4基目に入っており、今回新たなエレメントを投入すると、グリッド降格なしで交換できる最後の5基目となる。
合計21戦の今年はドライバーひとりあたりパワーユニットを5基使用でき、パワーユニットを構成する6つのコンポーネントのいずれかが6基目以降に入った場合はグリッドペナルティが科される。
アロンソとバトンが新パワーユニットを金曜フリー走行で使用した後、今週末そのまま搭載し続けるかどうかが判断されるという説もある。
英AUTOSPORTによると、今回のアップデートでラップタイムが劇的に向上することは見込めないものの、ドライバーが改善を感じるレベルであり、2017年の開発作業にも役立つという。
またホンダの最新アップデートに合わせ、エクソンモービルは新しい燃料を持ち込むということだ。
ホンダがシーズン中に使えるトークンは残り3となった。
[オートスポーツweb ]
改善程度では、上位は難しいだろう。
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