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2016年8月17日水曜日

鷹の背中見えた=終盤強い日本ハム、ついに1差-プロ野球

 今季の日本ハムは終盤で粘り強い。七回までは東明に手を焼き無得点だったが、オリックスが継投策に出ると潮目が変わった。

 2点を追う八回。2死一、二塁とすると、代打に出た矢野は「気持ちで食らい付いた」。フルカウントから一、二塁間を抜いてまず1点。

 仕上げは、今季は終盤の殊勲打が目立つレアードだ。予定より早く投入された抑えの平野に対し、2ストライク後は決め球のフォークに絞った。二、三塁の場面で、そのフォークを左前に運ぶ2点打で逆転。「ああいう場面は大好き。なぜか力が出る」と笑った。

 「今は追い付けそうな勢いがある」と不敵に言うレアード。栗山監督の一番の喜びは、快進撃とともにチームの成長が実感できることにある。「こういう状況で試合をすることが一番上達する」
 6月に最大11.5ゲーム差あったソフトバンクをひたひたと追い、ついに4月4日以来の1ゲーム差に。くっきりと首位の背中が見えても監督は「相手のことは関係ない。ずっと負けなければ、いつかは近づけると思ってやっている」。これまでと変わらず、目の前の一戦だけを見据えている。
(時事通信)

 ソフトバンク、7.8月16勝19敗で大ブレーキ。
 勢いのある日本ハムが有利だろうか。

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