ページビューの合計

2017年2月28日火曜日

森友学園 国有地売却問題、参院でも野党が追及

 国会では28日から論戦の舞台が参議院に移りましたが、野党側は引き続き、森友学園への国有地売却問題を取り上げています。
 「国民をバカにするのもいい加減にしなさい!じゃあ、この現場で生活ごみがあったから杭が打てないんですか?」(民進党 小川敏夫参院議員)
 国は、小学校の建築中に新たに見つかったごみの撤去費用として8億1900万円を値引きしましたが、民進党の小川議員が“そもそもごみを撤去しなければ建築工事ができないのか”と追及すると・・・
 「お答え申し上げます。工事の施工には問題ございません」(国交省 佐藤善信航空局長)
 国交省は、地下のごみを撤去しなくても「工事の施工には問題ない」ことを新たに認めた上で、売却後にその土地でどんな問題が起きても国の責任を免除する特約を付けることを勘案して見積もったと説明しました。
 小川議員は「建築に支障がないのに8億円もかけるのはおかしい」と反発しましたが、国側は同様の説明を繰り返しました。
(TBSニュース)

 なぜ、値引きして売る必要があったのだろうか。
 政治家の口利き以外にないだろう。
 真実を語る役人はいないのだろうか。

海外の損失話で脱税か 指南役の弁護士らに謝礼数千万円

 株の売却益を隠し、所得税を脱税したとして逮捕、起訴された東京弁護士会所属の弁護士(34)や投資顧問会社社長(49)らが、熊本市の元会社社長(48)から税金対策の相談を受け、海外の取引で多額の違約金などが生じたとする架空話を提案し、元社長に所得税と法人税を脱税させていたことが捜査関係者への取材でわかった。

 大阪地検特捜部と大阪国税局が関係先の家宅捜索で押収した資料などから、元社長から弁護士らに数千万円が渡っていたことも判明。特捜部は弁護士らが報酬を受け取り、脱税を指南していたとみて、実態解明を進めている。

 逮捕されたのは、弁護士の宮本裕天(ひろたか)容疑者と投資顧問会社社長の鬼沢礼志(れいじ)容疑者、元社長ら。所得税法違反の逮捕容疑は、2014年分の確定申告の際、元社長が実質保有していた株の売却益を隠し、所得税約5千万円を脱税したというもの。翌2月には別の会社の上場株売却益を隠して法人税8660万円を脱税した疑いで再逮捕された。

 捜査関係者によると、元社長が株取引で得た利益の税務処理について相談したところ、宮本容疑者らは海外で外国企業株の取引をキャンセルした結果、多額の違約金などが生じたという架空話を提案。損失を計上し、売却益と相殺して所得を圧縮し、所得税や法人税を免れたとされる。
(朝日新聞デジタル)

 弁護士の脱税指南か。

春場所番付発表 新横綱・稀勢の里「引き締まる」

 大相撲春場所(3月12日初日・エディオンアリーナ大阪)の新番付が27日発表され、新横綱の稀勢の里=牛久市出身、田子ノ浦部屋=は西の2番目に就いた。稀勢の里は同日、大阪市内の宿舎で記者会見し、初めて最高位に自身のしこ名が載った新番付を手に「責任感が強くなるので、うれしい半面、気が引き締まる」と実感を込めた。 

 4横綱となるのは貴乃花、曙、武蔵丸、若乃花がいた2000年春場所以来17年ぶり。稀勢の里は中学時代にテレビで見ていた光景を振り返り、「あのときの大相撲の素晴らしさはテレビを通じて感じていた。そういう雰囲気になれるよう頑張りたい」と意気込みを示した。

 初場所優勝後はさまざまな行事をこなしたが、「いつも通り稽古もできた。いい状態で大阪に入ってきている」と仕上がりは順調な様子。19年ぶりに誕生した日本出身横綱として迎える春場所に向けては、「期待には応えないといけないが、自分を信じて平常心でやるのが大事」と自らに言い聞かせるように話した。 (岡田恭平)
(茨城新聞クロスアイ)

 他の横綱に圧勝して優勝しかないだろう。

 

<森友学園>言ってほしくない 「安倍首相がんばれ」教育に

◇安倍首相が衆院予算委で答える

 安倍晋三首相は27日の衆院予算委員会で、国有地を格安で取得した学校法人「森友学園」(大阪市)が運営する塚本幼稚園で、園児に「安倍首相がんばれ」などと言わせる教育が行われていると民進党議員が指摘したのに対し、「首相がんばれと園児に言ってもらいたい、とは全くさらさら考えていない。適切ではないと思っている」と述べた。

 民進党の大西健介氏らが、幼稚園の2015年度の運動会の選手宣誓を撮影したDVDの内容として質問した。園児が「尖閣列島、竹島、北方領土を守り、日本を悪者として扱っている中国、韓国が心を改め、歴史教科書でうそを教えないようにお願いします」と述べ、さらに「安倍首相がんばれ、安倍首相がんばれ。安保法制国会通過よかったです。日本がんばれ。エイ、エイ、オー」と唱和したことを紹介。「不適切と思わないか」とただした。

 首相は「適切ではない」と述べ、今後の対応は「責任を持つ大阪府が判断すべきことだ」と述べるにとどめた。塚本幼稚園は毎日新聞の取材に「担当者が不在で答えられない」としている。

 また、首相は同学園が開設予定の小学校の名誉校長を辞任した昭恵夫人は、報酬を受け取っていないと説明した。【光田宗義】
(毎日新聞)

 北朝鮮と本質的に変わりがない。戦争の頃の全体主義だろう。

<東京マラソン速報>キプサングが世界記録に61秒及ばずも国内最高でV

 今夏のロンドン世界陸上の選考会を兼ねた東京マラソンが26日、東京都庁前スタート、東京駅前行幸通りゴールの42.195kmのコースで、市民ランナーを含めた約3万6000人が参加して行われ、ロンドン五輪銅メダリストで元世界記録保持者のウィルソン・キプサング(34、ケニア)が2時間3分58秒の大会記録で優勝した。惜しくも2014年9月のベルリンでデニス・キメット(ケニア)が作った2時間2分57秒の世界記録を塗り替えることはできなかった。
(THE PAGE)

 世界は進歩しているけど、日本は30数年前の瀬古の時代と変わらない。

2017年2月27日月曜日

【日本ハム】打者・大谷、実戦復帰は3月中旬以降に!栗山監督「全然無理」

 右足首痛を抱える日本ハムの大谷翔平投手(22)の打者としての実戦復帰が3月中旬以降になる可能性が26日、高くなった。

 チームは3月7日から福岡でソフトバンク3連戦に臨むが、栗山監督は「博多の試合には出ない。全然無理だな」と明言。現在は状態を確認しながら少しずつ調整メニューを増やしつつあるが「一度復帰したらバック(状態が後戻り)しないように。(結果として開幕から)10試合遅れたとしても構わない」と再離脱を避けることを最優先とした。

 この日、大谷は沖縄・名護の室内練習場で汗を流した。フリー打撃では41スイングで左方向を中心に鋭い打球を連発。「いろいろなことを意識する中で、そう(左方向への打撃に)なったと思います。特に室内での打撃だったので、試せることを試そうと」と振り返った。
(スポーツ報知)

 開幕に間に合うか。

2017年2月26日日曜日

高梨沙羅「自分見失った」 大一番でまた実力発揮できず

(24日、ノルディックスキー世界選手権 ジャンプ女子個人ノーマルヒル)

 消え入りそうな小さな声で、高梨は反省の言葉を口にしながら涙を流した。「大事な試合に合わせていく力が、自分には一番足りないものだと思う」

 1回目は「まずまず良いジャンプが飛べたかなという感触はあった」。98メートルで2位。1位との差は飛距離換算でわずか約1・5メートルだった。

 逆転を狙った2本目。「力み過ぎた結果、バランスを崩した」。95メートルと伸びずに銅メダル。「またやってしまった。悔しいというより、落胆。同じことを繰り返してる自分が情けない」

 ワールドカップ(W杯)では男女を通じて史上最多に並ぶ53勝を挙げ、個人総合優勝は4度。他を圧倒する力を持っているのに、五輪、世界選手権は今回を含めて計5度挑んで優勝ゼロ。

 大一番では、毎回のように実力を発揮できない理由について、高梨は内面の弱さを自覚している。「自分をコントロールし切れていない」。失敗した2回目は、助走から踏み切り、空中姿勢、着地に至るまで「全体で硬さが出た」という。「どんな状況でも自分を保って、リカバリーできるのが本当に強い選手」と話す理想像は遠く、「良いところを見せたいという気持ちで、自分のやるべきことを見失った」。

 平昌五輪まで、あと1年。「今後、もっと深く根本的なところから変えないといけない」

 試行錯誤は続く。(吉永岳央)
(朝日新聞デジタル)

 大一番で弱すぎる。

<WBC練習試合>5番・中田ブレーキ

○ソフトバンク2-0日本●(25日・サンマリン宮崎)

 高く打ち上がった打球に膨らんだファンの期待はため息に変わった。七回。先頭の4番・筒香(DeNA)が歩かされて迎えた5番・中田(日本ハム)の3打席目は、速球をとらえ損ねて中飛。走者を進めることすらできず、反撃ムードは急速にしぼんだ。

 中田にとっては、いきなり真価を問われる打席が続いた。小久保監督は24日、4番・筒香を明言。その上で「後ろを打つ打者が大事」とキーマンに指名された。求められるのは、得点に絡みながら、圧倒的な存在感で相手の警戒を散らして、4番を生かす役割だ。

 しかしチームの今年初実戦で、一回は2死一、二塁で遊ゴロ。四回も無死から筒香が四球で出たが、遊ゴロ併殺に倒れて、3打数無安打に終わった。それでも中田は「(結果は)今の時期に考えることではない。状態も悪くない」。小久保監督も「まだ10日あるから、大丈夫でしょう」とした上で、「基本的に中軸はいじらない方向でいく」と強調した。

 全体でも菊池(広島)を除いてバットが湿り計4安打。攻撃のカギとなるつなぐ打撃の精度も低く、「試合勘を取り戻し、チームで戦う輪を作っていきたい」と稲葉打撃コーチ。残された時間は多くはない。【角田直哉】
(毎日新聞)

 中田が打てないと厳しいだろう。

2017年2月25日土曜日

北朝鮮大使、遺体は正男氏と当初認める 後に「別人」

 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キムジョンナム)氏が毒殺された事件で、事件直後に遺体を目視したカン・チョル駐マレーシア北朝鮮大使が、「正男氏で間違いない」という趣旨の発言をしていたと、捜査関係者が明らかにした。大使はその後、正男氏でなく別人だと主張している。

 正男氏は、クアラルンプール国際空港で13日午前、猛毒の神経剤「VX」を顔に塗りつけられて死亡。所持品から見つかった外交官用旅券は、北朝鮮国籍の46歳の「キム・チョル」となっていた。

 マレーシア当局は韓国政府の情報協力で、遺体が正男氏との感触を得た。一方で、北朝鮮大使館にも通報。捜査関係者によると、カン大使が遺体安置所を訪れ、身体的特徴を確認した上で正男氏であると認めたという。
(朝日新聞デジタル)

 この大使もクビだろうか。

 

<森友学園>「ごみ埋めた」業者証言

 森友学園の小学校用地として売却された大阪府豊中市の国有地を巡る問題で、地下のごみ処理に関わったという関西地方の土木業の男性が24日、毎日新聞の取材に応じた。建設用地には生活ごみなどが混じった土が山積みになっていたといい、男性は「敷地内に穴を掘り、その土を埋めた」と証言した。

 この証言は国会審議で取り上げられ、国側は産業廃棄物として撤去費を見積もったと明らかにした。

 男性は昨年11月、知り合いの業者に紹介され、建設現場に出入りするようになった。校舎は既に建ちつつあり、敷地南側に約2000立方メートルの土が山積みで、空になったしょうゆやマヨネーズの容器、靴、衣類などが混じっていた。発注元の業者からの指示で、周囲の地面を2~3メートル掘っては土を埋める作業を繰り返したという。

 ごみが混じった土はアンモニアのような強い異臭を放ち、昼食などはのどを通らなかったという。男性は「子供が遊ぶ場所で問題だと思った」と語った。

 大阪府の松井一郎知事は24日、調査権限のある豊中市に事実確認を求める考えを示した。府は学園に確認したが「工事で出たごみを埋め戻すなんてあり得ない」と否定したという。豊中市は「掘り起こして調査する予定はないが、速やかに業者に処理状況を確認したい」としている。

 府私学課は「今の状況で問題ないと言い切るのは難しい」としており、松井氏は「認可権限は教育長にある」とした上で「入学希望者が別の学校に行く手続きができる時期に、答えを出すことになるだろう」と話し、開校認可の先送りや不認可の可能性に言及した。

 また、安倍晋三首相が24日の予算委で、学園が寄付金を集める際に「安倍晋三記念小学校」の名称を使用していたことに不快感を示したが、松井氏は「首相の発言が認可に直結することはない。ごみ処理が適切か、学校運営の財務状況はどうなのかを冷静に判断すべきだ」と強調した。【藤顕一郎、津久井達、青木純】
(毎日新聞)

 特定の学校法人に便宜を図る不適切な問題だろう。

2017年2月24日金曜日

<金正男氏殺害>猛毒VX、現場で2物質混合か 実行犯の女

【クアラルンプール平野光芳、岸達也】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏(45)が殺害された事件で、マレーシア警察は24日、遺体の顔から取ったサンプルで猛毒の神経剤VXが検出されたと発表した。カリド・アブバカル警察長官は記者団に「死因はVXだ」と述べ、正男氏が毒殺されたことが確定的になった。実行犯の女2人の被害が軽かったことから、反応してVXになる毒性が低い2種類の薬剤を別々に運び、現場で混合させてVXを発生させた可能性を指摘する声も上がるが、実際に可能かは不明で謎は深まっている。

 これまでのマレーシア警察の発表などによると、事件は13日午前9時ごろに発生。インドネシア人のシティ・アイシャ容疑者(25)とベトナム人のドアン・ティ・フオン容疑者(28)が、クアラルンプール国際空港第2ターミナルの自動チェックインカウンターに並んでいた正男氏を前後から挟みうちするように襲い、数秒の間に素手に塗った液体を正男氏の顔にこすりつけた疑いが持たれている。

 女らは直後に近くのトイレで液体を洗い流し、タクシーなどで逃走。正男氏は当初は意識があり、空港内の診療所に歩いて行き診察を受けたが、その後、容体が悪化し、別の病院に搬送されたが同11時ごろ死亡した。これまでの司法解剖で、遺体に目立った外傷などは見つかっていなかった。

 ある捜査関係者は毎日新聞に対し「2種類の薬物を混合させた可能性がある」と話した。米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は、毒性の低い二つの物質を正男氏の顔の上で混合させてVXを生成することが、仮定の話としてはあり得るとする米国の専門家の話を伝えた。

 VXは「人類が作った化学物質の中で最も毒性が強い物質」とも呼ばれるが、VXになる前の二つの物質は毒性が低く、運搬も容易という。

 一方、2容疑者への毒物の影響が軽いことから、事前に解毒剤を投与されて犯行に臨んだ可能性もある。

 事件では北朝鮮籍の男4人が実行犯に指示したとみられる。4人は直後に飛行機で逃亡。マレーシア警察によると既に平壌に到着したとみられ、北朝鮮側に外交ルートを通じて身柄の引き渡しを求めている。他に在マレーシア北朝鮮大使館の2等書記官と高麗航空の職員を重要参考人として行方を追っている。北朝鮮の国家ぐるみの犯罪と立証されれば、マレーシア国内で化学兵器を使用した形となり2国間関係に深刻な影響を与えるのは必至だ。
(毎日新聞)

 猛毒VXを使ったことで、単なる権力争いでは済まなく、北朝鮮の存亡の危機だろう。

<森友学園>国が減額算定、前例なし 国有地取得で理財局長

◇「国有地貸し付け+売却」の事例、過去に2件

 大阪市の学校法人「森友学園」が小学校用地として国有地を格安で取得した問題で、財務省の佐川宣寿理財局長は23日の衆院予算委員会で、ごみ撤去費用を約8億円と見込んだ作業を国の機関が直接行ったことについて「今のところ(同様の)事例は確認できなかった」と述べ、前例のない手続きだったと明らかにした。

 日本維新の会の足立康史氏への答弁。足立氏は、土地の鑑定額9億5600万円から差し引かれた額が巨額だと指摘。佐川局長は「地下埋設物がある国有地売却の場合、撤去費用を専門業者が見積もり、それを踏まえて売却価格を算定する方法が一般的だ」とも説明した。他の議員への答弁では「何が出てくるか分からない状況で、『国がさらなる責任を負わない』という特約を前提に積算した」と語った。国土交通省によると、撤去費用は近畿財務局の依頼で大阪航空局が見積もった。足立氏は「普通は不動産鑑定士や専門業者ら第三者に頼む。こんなことをやったのは前にも後にもこれだけだ」と指摘した。

 また、佐川局長は、民間に国有地を貸し付けた上で売却した事例が過去に2件だったと明らかにした。佐川氏は「(今回のも含め)学校法人で2件、社会福祉法人で1件」と説明。財務省の事務処理要領の「国有財産の買い付けが確実と見込まれ、それまで賃貸借をすることがやむを得ないと財務局長らが認める場合」に当てはまるとした。足立氏は「政治条項だ。政治が動いた時の『隠し玉』としか思えない」と批判した。【光田宗義】
(毎日新聞)

 実際の撤去費用を調べれば、高いか、安いか、判断できるだろう。

<金正男氏殺害>大使館員、空港で送別…北朝鮮4容疑者を

【クアラルンプール平野光芳、林哲平、北京・西岡省二】金正男(キム・ジョンナム)氏(45)の殺害事件でシンガポールのテレビ局「チャンネル・ニュース・アジア」は23日、マレーシア警察が重要参考人として行方を追っている在マレーシア北朝鮮大使館のヒョン・グァンソン2等書記官と高麗航空のキム・ウクイル職員が13日の事件当日、現場のクアラルンプール国際空港に北朝鮮人4容疑者を見送りに来ていた姿が、防犯カメラに捉えられていたと報じた。地元華字紙「東方日報」によれば、見送った2人は大使館に戻り、現在まで館内にとどまっているとみられるという。

 マレーシア警察のカリド長官は23日、キム職員が同日中に警察の出頭要請に応じない場合、逮捕状を請求する方針を明らかにした。ヒョン2等書記官については外交特権があるため刑事責任を追及するのは困難という。また、既に北朝鮮に逃亡したとみられる4容疑者について、国際刑事警察機構(ICPO)に協力を要請したと明らかにした。

 複数のマレーシアメディアによると、マレーシア警察幹部は同日「一両日中にも遺族が名乗り出ると信じている」と、早期に遺体の身元確認が進む可能性に言及したが、根拠は不明だ。

 一方、北朝鮮は23日、事件について初めて公式報道で言及し、マレーシア当局の対応を「自主権の露骨な侵害」と批判。また、自国の関与を否定し「(韓国の)陰謀」と主張した。今回の報道で北朝鮮はマレーシア側との対決姿勢をさらに強めており、真相究明の妨げになるのは間違いなさそうだ。

 国営朝鮮中央通信が同日、朝鮮法律家委員会報道官の22日付談話を報じた。死亡者を「共和国(北朝鮮)公民」とし、正男氏の名前には言及していない。

 談話によると、北朝鮮大使館はマレーシア側から「死因は心臓発作」と説明を受け、遺体の引き渡しを求めたという。マレーシア側が北朝鮮側との協議や立ち会いなしに、外交旅券所持者の遺体を司法解剖したと訴え「(北)朝鮮の自主権に対する露骨な侵害、人権の乱暴なじゅうりんだ」と非難。さらにマレーシア警察の捜査は「客観性と公正性を欠く」と決めつけた。

 事件の構図については「(韓国が)シナリオまで作っていた」として自国の関与を否定し、韓国側の陰謀説を展開。「わが国のイメージに泥を塗り、朴槿恵(パククネ)(大統領)の息をつなぎ、国際社会の耳目を他にそらすことだ」との主張を示した。
(毎日新聞)

 単なる身内の権力争いだけど、マレーシアと北朝鮮の対決がおもしろい。
 バックには中国の影響力があるのだろうか。

2017年2月23日木曜日

3億4千万円所得隠し脱税した疑い、会社社長と税理士逮捕

 東京の不動産会社が3億4000万円あまりの所得を隠し脱税していたとして、東京地検特捜部はこの会社の社長と税理士の男を逮捕しました。

 法人税法違反の疑いで逮捕されたのは、東京・豊島区の不動産業RITOコーポレーションの社長・山田仁寿容疑者(50)と、元監査役で熊本市の税理士・松村信孝容疑者(48)です。

 特捜部によりますと、山田容疑者らは、おととしまでの1年間、売り上げを少なく見せる手口で3億4000万円あまりの所得を隠し、法人税およそ8700万円を脱税した疑いがもたれています。松村容疑者は税理士として会社の確定申告などの業務に関わっていたということで、特捜部は脱税した金の使い道などについて調べを進めるものとみられます。
(TBSニュース)

 逮捕されるのは、悪質なのだろう。

小学校HPから安倍昭恵・名誉校長記載消える 森友学園

 学校法人「森友学園」(大阪市)が大阪府豊中市の国有地を購入し、現地で4月に開設を予定している小学校のホームページ(HP)から、安倍晋三首相の妻昭恵氏についての記載が23日までに削除された。

 これまでHPの「ごあいさつ」のページで、昭恵氏を顔写真とともに名誉校長として紹介。写真の下には、この小学校について「日本人としての誇りを持つ、芯の通った子どもを育てます」とする記載があった。23日午後の時点で削除されていた。削除について、安倍事務所は「特に聞いていない」と回答した。

 また、豊中市民や市議らでつくる市民団体は23日、小学校の開設認可の可否を審査している大阪府教育庁に対し、適正・厳正な審査を求める申し入れをした。
(朝日新聞デジタル)

 まともな校長でないとすれば、安く買えた見返りに献金や賄賂なのだろうか。

大田泰示と斎藤佑樹 この期間だけ見出しを飾る“キャンプだけ男”

 スポーツ紙を年間通して購読している方はご存知だろう。例年、このキャンプ期間中だけ見出しを飾る“キャンプだけ男”たちの存在を。

 その筆頭格というべき投打のご両人が、斎藤佑樹(28)と大田泰示(26)。やはり今冬も紙面を賑わせてくれている。

「大谷翔平を取材しようと、各社とも複数の記者を日本ハムのキャンプ地、アリゾナに派遣したのですが……」

 と語る大手紙デスクは、

「その大谷が故障してしまったので、余計にこの二人のしょうもない記事が増えてしまいました」

 と頭を掻く。

 2008年ドラフト1位で巨人に入団した大田は、松井秀喜が付けていた背番号“55”を託され、“四番候補”と期待された。身長188センチの恵まれた体格と図抜けた身体能力が売り物で、ラグビー日本代表監督に転身を打診されたこともあったが、肝心の野球はパッとせず。そしてこのオフ、遂に日ハムにトレードに出されてしまったのだが、

「彼の打撃練習を見たメジャーのスカウトが“凄いパワーだ。なぜ日本で結果が出ていないのか、不思議だ”と首を捻ったとか。たしかに、彼は“フリーバッティング”だけは超一流なのですが……」

 と先のデスクは苦笑する。

「栗山監督も大田を絶賛しています。週刊誌の対談で、“ポスト大谷翔平”を問われて彼の名前を挙げていました。リップサービスもあるとはいえ、もし大田がモノになれば自分の評価も上がるわけで、期待していることには違いありません」

 この対談で監督は、投手として斎藤の名前も挙げている。早実高時代に“ハンカチ王子”旋風を巻き起こした彼もまた“キャンプだけ男”の代表格だ。

「9日の紅白戦で好投し、栗山監督は“開幕ローテーション入りもありうる”と。まあ、これも多分にリップサービスですけどね」(同)

 今季の斎藤は、背番号“18”を返上し、高校時代の“1”で再起を誓う。

「プライドを捨て、投球フォームも高校時代のものに戻そうとしています。その効果か、ストレートは速くなったみたいです」(同)

 ついでに“キャンプだけ男”という不名誉な称号も返上できればいいのだが。

「週刊新潮」2017年2月23日号 掲載

 奮起してもらいたい。

NASA、7つの地球サイズ惑星を39光年先に発見 3つは生命存在可能

 これまでもさまざまな生命の存在が可能な惑星「ハビタブル惑星」が発見されてきましたが、今回はさらなる快挙です。NASAは2月22日、地球から39光年先の赤色矮星を周回する7つの地球サイズの系外惑星を発見したと発表しました。
 
 この赤色矮星「TRAPPIST-1」を周回する系外惑星のうち、3つは表面に水の存在しうる「ハビタブル惑星」に相当。地球外生命体の存在の調査が期待されます。

 今回の観測は、ヨーロッパヨーロッパ南天天文台の超大型望遠鏡(VLT)とNASAのスピッツァー宇宙望遠鏡によって行われました。TRAPPIST-1のサイズは木星より少し大きい程度で、質量も太陽の8%しかありません。そして、その周りを7つの系外惑星が周回しています。
 
 TRAPPIST-1は非常に暗い恒星で放出するエネルギーも少ないのですが、惑星が非常に近くを周回しているためにハビタブル惑星が存在しています。系外惑星はTRAPPIST-1に近いものから「TRAPPIST-1b、c、d、e、f、g、h」と名付けられ、恒星から太陽と水星の間に収まるほどの距離を周回しています。
 
 TRAPPIST-1b、c、d、e、f、gは岩石からできており、そのうちb、c、dは恒星から近すぎて液体の水を保持するには高温すぎます。そこで、TRAPPIST-1e、f、gがハビタブルゾーンに存在することが判明したのです。また、これらの惑星には水の海が存在する可能性もあります。
 
 今後、TRAPPIST-1とその系外惑星はハッブル宇宙望遠鏡、それに今後設置される欧州超大型望遠鏡やジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡によって観測が予定されています。これだけ多くのハビタブル惑星が宇宙に存在するのなら、そのうちの1つぐらいには宇宙人がいてもおかしくないかもしれませんね。
(sorae.jp)

 39光年は遠い。
 地球外生命体の存在の調査はどうやるのだろうか。

2017年2月22日水曜日

東京国税局・名古屋国税局 国税告発、異例の不起訴…背景にノルマ優先?

 東京、名古屋両国税局の査察部が刑事告発した脱税事件で、地検が昨年12月と今年1月、告発対象者を相次ぎ不起訴(起訴猶予)としたことがわかった。

 告発後に、起訴の基準に満たないとして不起訴となるのは極めて異例で、東京国税局では26年前の1件しかない。国税当局には、一定の割合の事件を告発する「ノルマ」があり、そうしたノルマ主義が背景にあるとみられる。

 関係者によると、東京国税局の告発事件で不起訴となったのは、西日本で複数の飲食店を経営していた女性(41)。同国税局は2014年12月、女性に対する強制調査(査察)を実施。翌15年3月、女性が売り上げの一部を除外して申告することで3年間で約1億2000万円の所得を隠し、所得税約4000万円を脱税したとして、所得税法違反容疑で横浜地検に告発した。
(読売新聞)

 詳細は書けないけど、不起訴になるケースもあるだろう。
 地検のゴーサインで告発する場合もあり、ノルマ主義は関係ない。
 

デービッドソン審判員が引退=米大リーグ

【ニューヨーク時事】米大リーグ機構は21日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも派遣されたボブ・デービッドソン氏(64)らベテラン審判員4人の引退を発表した。

 デービッドソン氏は2006年の第1回WBC2次リーグの日本―米国戦で球審を務め、同点の八回の日本の攻撃で、岩村(当時ヤクルト)の左飛でタッチアップしてホームインした三塁走者の西岡(同ロッテ)の離塁が早かったとして得点を取り消し、話題となった。
(時事通信)

 いたね、とんでもない審判が。

【日本ハム】大谷、スパイク履き一塁踏み抜ける練習スタート 開幕DHスタメン目指す 

 4日連続で屋外フリー打撃を行った日本ハム・大谷が、38スイング中11本のサク越えを見せた。

 「打撃はそんなに良くない」と言うが、場外4本のうち2本は約15メートルのスコアボードを越える推定160メートル弾と、右足首の痛みを感じさせない規格外のパワーを見せつけた。この日はスパイクを履き、一塁を左足で踏み駆け抜ける練習もスタート。栗山監督は「ある程度の方向は本人と話した。それに沿っていけるかどうか」と開幕DHスタメンを目指していく。
(スポーツ報知)

 痛みは大丈夫だろうか。
 

2017年2月21日火曜日

北朝鮮 生化学物質の兵器化能力を誇示か=正男氏暗殺

【ソウル聯合ニュース】韓国軍当局は、北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏の「毒殺」に金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長がどのような形であれ介入した可能性を示し、今回の事件を北朝鮮が生化学物質を武器として使用できるという意志と能力を見せた事例だとみている。

 マレーシア当局の捜査により、北朝鮮が暗殺に関与した証拠が次々と露見しているが、正男氏を死に追いやった毒物の正体は明らかになっていない。

 韓国軍と情報当局は、北朝鮮が有事の際に生化学物質を生物兵器や化学兵器として転用できる技術と施設を備えていると把握している。

 韓国軍の関係者は「北は40種近い生物兵器用の病原体と化学薬剤を保有している」と述べ、「金正男の暗殺事件はこれらの生化学物質を兵器化する意思があり、実際に行動できる能力を見せつけたものと評価する」と明らかにした。

 韓国軍は北朝鮮がさまざまな種類の生物兵器を自家培養し、生産できる能力を備えており、2500~5000トンの化学兵器を貯蔵していると推定している。

 政府系シンクタンクの韓国国防研究院(KIDA)が昨年発刊した資料によると、北朝鮮が保有している生物兵器用の病原体は13種で、7種の細菌(炭疽菌、ブルセラ、野兎病、腸チフスなど)と1種のリケッチア(発疹チフス)、3種のウイルス(天然痘、黄熱、流行性出血熱)、2種の毒素(ボツリヌス、T2トキシン)だ。

 KIDAと韓国軍当局は「このうち兵器化が進んでいると推定されるのは炭疽菌、天然痘、ペスト、コレラ、ボツリヌスの5種」とし、「特に炭疽菌は致死率が高く、兵器化が最も有力視される細菌」だと説明した。

 北朝鮮は平壌の国家科学院内の第1生物研究所、平城の微生物研究所、平安北道・枇? の細菌武器研究所、平安北道・定州の25号工場、平安北道・宣川の細菌研究所など17か所の生物兵器研究や培養・生産施設を運営中だと推定される。

 KIDAの関係者は「北はさまざまな種類の化学兵器を大量に製造し、朝鮮半島全域で使用できる能力を保有している」とし、「化学兵器の保有量は米国、ロシアに続いて世界3位だ」と述べた。

 また、北朝鮮が保有中と推定される化学薬剤は25種に上り、2種類の混合化合物による化学薬剤を開発している可能性もあると韓国軍は説明する。

 韓国軍関係者は「北が保有中の化学兵器の散布手段は砲兵部隊による野砲と放射砲、戦略軍の各種ミサイル、空軍による航空機などさまざまだ」と述べ、「このような化学兵器の運用能力によって戦時に前・後方地域に同時散布が可能」だと説明した。

 正男氏に使用された毒物が新種の物質である可能性が大きい点を考慮? ? すると、北朝鮮が無人機や特殊要員によってソウルなどの大都市に散布した場合、莫大な人命被害が出ても原因の追跡が困難になる。

 一方、北朝鮮は2012年の金正恩政権の発足以降、シリア政府軍に対して化学兵器を輸出した可能性も提起されている。

 米国防情報局の専任情報分析官を務めたアンジェロ州立大のベクトル教授は「北朝鮮は1990年代から弾道ミサイルや従来の兵器をはじめさまざまな武器をシリアに輸出したが、その中でも最も強力なものは化学兵器だった」と主張した。
聯合ニュース)

斎藤佑樹 日本ハム 炎上2回5失点 4連打&特大弾被弾 完全復活へ厳しい現実

味方の失策から崩れ、2回7安打5失点…何度も首かしげる
 日本ハムの斎藤佑樹投手が21日の楽天との練習試合(名護)で4回から2番手として救援。早大後輩の遊撃・石井一成に足を引っ張られ、2回5失点と炎上。開幕ローテーション入りへアピールできなかった。

 4点リードの4回。先頭・ウィーラーへの直球がすっぽ抜けて死球を与えたが、続く今江を遊撃正面へのゴロに打ち取ったかにみられた。しかし、ここで早大の後輩が後逸。無死一、二塁にピンチは広がり、島内の中前適時安打、聖沢の右前安打、三好、足立の連続左前適時打で4連打3失点した。西田は本塁封殺の三ゴロ、岡島は投ゴロ併殺打に打ち取ったものの、マウンド上では何度も首をかしげた。

 5回も続投。先頭・銀次に右中間二塁打を献上。代打・アマダーに左翼席へ特大の逆転2ランを浴びた。中川は三ゴロ、新人の田中はフォークで空振り三振としたが、福田は強烈な打球がグラブに当たった後に右太ももに直撃。続く三好は二飛に打ち取ったものの、苦しい投球となった。2回7安打5失点と炎上した。

 今キャンプは3度目の実戦マウンド。これまでは、いずれも2回を投げて1失点ずつ喫していた。実戦3試合、計6回7失点となる悔しすぎる登板。開幕1軍争いから後退する内容となってしまった。

 ○日本ハム・斎藤佑の投球内容

 ▽4回

ウィーラー 死球
今江 遊失
島内 中前適時打
聖沢 右前安打
三好 左前適時打
足立 左前適時打
西田 三ゴロ
岡島 投ゴロ併殺打

 ▽5回

銀次 右中間二塁打
アマダー 左本
中川 三ゴロ
田中 空三振
福田 投手強襲安打
三好 二飛

フルカウント編集部●文 text by Full-Count
 ツキがないのも実力だろう。

大谷翔平 張本氏 ハム大谷に手術のススメ「この状態では評論できない」喝!もあっぱれ!もなし

「日本ハム春季キャンプ」(20日、名護)

 日本ハム・大谷翔平投手(22)が、3日連続で屋外フリー打撃やダッシュを行い、打者としての実戦復帰に向けて準備を進めた。そんな中、日本ハムOBで野球評論家の張本勲氏(76)がキャンプ視察した。

 この日は風速5メートルを超える強烈な逆風が吹きつけ、2日で柵越え計23発の大谷でも、45スイングで4発のみ。3日目で初めて場外弾が出なかったが「一日一日よくなっているところと、思うようにいかないところがある。よりいい打撃を目指したい」という。

 その大谷について、張本氏は「この状態では評論できない」とばっさり。「喝!」も「あっぱれ!」もないのは「本来、下半身をしっかりして打つものを足が完璧じゃないから遠心力で打っている。これでは評論できないから、早く治してほしい」という理由から。不完全な状態に意見することを避け、体調を気遣ったのだ。

 TBS系「サンデーモーニング」では、二刀流やメジャー挑戦には否定的な張本氏。右足首痛でWBC出場を辞退した時も、二刀流の取り組みが走り込み不足、故障につながったと持論を展開した。

 しかし、この日は「球団は怒るかもしれないが、早いところ(炎症の原因になっている骨片を手術で)取って治した方がいい」と本気で心配。大谷は「頑張ります」と、張本節に応えていた。
(デイリースポーツ)

 完璧でなくても凄いけど、手術すべきだろうか。
 だましだましやるか、手術して今季を棒に振るか。

金正男氏息子のハンソル氏が現地入りか DNA検査、北の主張は瓦解の可能性

【クアラルンプール=岩田智雄】マレーシア外務省は20日、北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件で遺体の取り扱いなどをめぐる康哲(カン・チョル)駐マレーシア北朝鮮大使の抗議は「根拠がない」と非難し、マレーシアの駐北朝鮮大使を召還したと発表。また、康大使を外務省に呼び抗議した。事件発生から1週間経過したが、友好関係にあった両国の外交摩擦にまで発展した。

 康大使は同日、マレーシア外務省の抗議を受けた後、大使館前で報道陣に「信用できない」と述べ、死因特定など警察の捜査の遅れを批判し、北朝鮮側との「共同捜査」を提案。遺体は正男氏ではなく、あくまで北朝鮮の外交旅券を持った「キム・チョル」だと主張し、遺体の引き渡しを求めている。

 一方、香港の公共放送RTHK(電子版)によると、正男氏の息子、ハンソル氏が20日、マカオ発の航空便に搭乗し、同日夜にマレーシアのクアラルンプールに到着したと伝えた。ハンソル氏はDNA検査で血縁関係を確認し、検視にも立ち合うとみられ、北朝鮮側の主張が一気に崩れる可能性が出てきた。

 大使召還は、国交断絶に次ぐ強い抗議の意思を示す外交上の対抗手段だ。マレーシア外務省は「不可解な状況で起きた死だ。死因を特定するのはマレーシアの責任だ」と強調した。

 北朝鮮が「マレーシア側が引き渡しを遅らせている」と批判する遺体の司法解剖について、マレーシアのスブラマニアム保健相は20日、解剖結果が22日ごろに出るとする一方、「国際的な関心を呼んでいる」として作業を慎重に進める考えを示した。
(産経新聞)

 きちんとマレーシアが対応しないと、北朝鮮と共倒れで信用を失うだろう。

2017年2月20日月曜日

「コメ産地偽装」報道 JAと業者が反論

 京都の卸売り会社を舞台にしたコメの産地偽装疑惑です。先週発売された週刊ダイヤモンドで、国産のコシヒカリに中国産を混ぜて販売したのではないかと報道されたのですが、卸売り会社は20日疑惑を真っ向から否定。週刊誌側を刑事告訴すると話しています。

 「このあたりから奥向きがですね、返品されたお米の集団です」(京山 衣川澄男さん)

 棚いっぱいに積み上げられた米袋。返品されたり、出荷できなかったお米です。

 「おそらく量で言うと100トンは軽く超えていると思います。怒り以外に何もありませんね」(京山 衣川澄男さん)

 JAグループ京都のコメ卸売会社「京山」の倉庫。コメの返品が相次ぎ、被害額は3000万円を超えるといいます。ことの発端は、先週月曜日(13日)に発売された週刊誌。

 記事によりますと、「京山」が自社で精米や袋詰めを行っていたコメの産地判別検査を行った結果、「滋賀こしひかり」は10粒中6粒が中国産、「魚沼産こしひかり」は10粒中4粒が中国産と判別されたというのです。一方「京山」もコメの産地偽装ではないかという指摘に真っ向から反論します。京山の株式50%以上を保有するJAグループ京都による独自調査の様子などを報道陣に公開し、「偽装は行っていない」と改めて強調しました。

 「中国米は一切入っていない、入る余地がない。明確に否定いたします。中国米が仮に入ったとするとかなりの量の中国米を買い占めて、それを入れるという話になりますので、あり得ない話」(JA京都中央会 村上友一課長)

 このコメの産地偽装疑惑は先週、国会でも取り上げられました。

 「週刊ダイヤモンドで報じられたコメの産地偽装疑惑に関する記事。農水省としての対応状況を伺いたいと思います」(自民党 小泉進次郎衆院議員)
 「ただちに京都の米卸売業者に対して立ち入り検査を開始した。報道が事実であるなら、食の安全や信頼を損なう重大な問題なので」(農水省 今城健晴消費安全局長)
 「農家の皆さんからしても、自分が作ったお米がまさか中国のコメと混ぜられたとは到底予想もしていない。農家の皆さんへの裏切りでもある」(自民党 小泉進次郎衆院議員)
 「本件については事実関係の究明ということについて、徹底的になるべく早くやっていきたい」(農水省 今城健晴消費安全局長)

 農水省は10日に「京山」の立ち入り検査を行い、コメの流通過程も調べていますが、実際に偽装にあたるかどうかの判断はまだ示していません。コメの偽装に詳しい専門家は…

 「最近は産地のブランド化がすすんでいる。(例えば)魚沼産のコシヒカリとか。産地とリンクするようになってきている。(品種の)DNA鑑定だけでは判別できないということで、偽装がしやすくなってきている。魚沼産のコシヒカリの生産量よりも実際の流通量ははるかに多い」(元農水省職員 山下一仁CIGS研究主幹)

 産地偽装はあったのか…記事を掲載したダイヤモンド社は「記事には自信を持っている」とする一方、「京山」は名誉を傷つけられたなどとして刑事告訴するとしています。
(毎日新聞)

 偽装はガセだろうか。

大谷翔平 張本勲氏「喝!」封印し大谷にエール「早く(足を)治してほしい」

 OBで辛口評論家の張本勲氏(76)が20日、日本ハムの沖縄・名護キャンプを訪れ、右足首痛で別メニュー調整が続いている大谷翔平投手(22)にソフトなエールを送った。

 このクール初めての全体練習日となったこの日、大谷は3日連続で屋外フリー打撃を行った。打撃ケージ裏では、入団1年目から大谷を気にかけ、この時期の名護キャンプ視察を楽しみにしている張本氏が様子を探ろうと目を光らせた。

 この日はセンター後方、名護湾から吹きつける強風が完全に逆風となり、45スイングしてサク越えは4本(場外弾は0)。大谷は「いいところと悪いところと両方ある。フリー(打撃)もそうですし、体の状態もそう。思うようにいかないところがあるかなと思う」とキャンプ終盤の体調に言及した。

 張本氏は「遠心力で飛ばそうとして下半身がバタついている。本当は逆。下半身で打たないと。早く(足を)治してほしい」と“喝!”を封印し、エールを送った。また「本当は骨を取った方がいいんだろうけど(復帰に)3か月かかるから。シーズン終わってからがいいと思ってんのかな…個人的な意見だけど」と大谷の心中を思いやった。
(東スポ)

 張本氏の大谷からのサインをもらっている姿はアホだろう。

「夢奪われ悔しい」 被害者の冨田真由さん、供述調書で重い処罰求める

「事件で顔に傷が残り、もう女優は無理だと思う。歌だけは奪われたくないと考え、リハビリを続けている。悔しくてたまらない」

 昨年5月にファンだった岩埼友宏被告にナイフで刺され、一時重体となった大学生、冨田真由さんは供述調書でそう述べ、重い処罰を望む考えを示した。冨田さんは当初、別室と法廷を映像と音声でつないで証人尋問を受ける予定だったが、取りやめた。事件で発症した心的外傷後ストレス障害(PTSD)の影響などがあったとみられる。

 検察側の主張や冨田さんの供述調書によると、岩埼被告は平成26年ごろに雑誌で冨田さんを知り、冨田さんが出演した舞台で花束などを贈るようになった。冨田さんのブログや短文投稿サイト「ツイッター」に頻繁にコメントを書き込んでいた上、舞台を終えた冨田さんに「付き合ってほしい」「結婚してほしい」などと話しかけていたという。

 「プレゼントされた腕時計と本は所属事務所の方針もあって受け取ったが、気持ち悪かった。私は何度もはっきりと『交際や結婚は無理です』と意思表示をしたが、聞き入れなかった」

 岩埼被告はその後も「諦めない。僕はしつこい」「憎んでほしい。愛している」「拉致監禁とか起こらないといいけど」「不必要なら本と時計を返してほしい」などとコメント。冨田さんは恐怖を感じ、所属事務所に届いた年賀状に記載されていた岩埼被告の自宅住所に時計と本を送り返した。警察にも相談し、対応した警視庁武蔵野署から「小金井市でのイベントの日を教えてほしい。何かあればすぐ駆けつけるから通報を」と伝えられていた。

 事件当日、岩埼被告は駅で冨田さんを待ち伏せし、冨田さんの横を歩きながら「話がある」と述べた。冨田さんが「話はできない」と答え、通報しようとした瞬間、刺されたという。

 冨田さんは「事件で普通の日常が全く変わってしまった。大好きだった演技や歌、ギターも後遺症で続けられるか分からない。出所したら今度こそ殺しにくるのではと思ってしまう。ずっと刑務所に入れておいてほしい」と結んだ。
(産経新聞)

 少なくとも20年以上の極刑にすべきだろう。

大谷翔平 日本ハム 「一塁は左足」徹底…足首痛ゴメン

 日本ハムの大谷翔平投手(22)が「一塁ベース踏み足矯正」に乗り出すことを19日、明かした。日本シリーズで一塁を駆け抜けた際、ベースを踏んだ右足首を痛め「左(で踏むのが)がベスト」と、今後再開する練習で修正し再発防止に努めていく。

 走塁を見つめ直す。走者として一塁を駆け抜ける際、そのまま二塁へ向かう際もベースは左足で踏むのがセオリーだ。大谷は「右足で踏む癖があるので矯正するのがベスト。実戦で夢中で走っていたら分からなくなるので癖をつけるしかない」と修正していく。

 この日はチーム本隊の阪神戦(宜野座)には帯同せず名護に残留。2日連続屋外フリー打撃に臨み50スイング中場外5本を含む10本のサク越えを披露。体感130キロ以上の矢野打撃投手の球を打ち返し「打撃投手の中でも速いですし、より実戦に近い練習ができた」と満足そうに話した。

 スパイクを履き30メートルの距離を「6、7割の力で」ダッシュも行った。走る方でも強度を上げ「ベースランニングの中でしっかり走れるかどうかが実戦に入っていく中で大事」と徐々に試合形式に近づけていく。(岸 慎也)
(スポーツ報知)

 残り約1月で間に合うだろうか。

2017年2月19日日曜日

納豆で脳卒中死亡リスク3割低下 岐阜大が3万人調査

 納豆をふだんよく食べる人はそうでない人に比べ、脳卒中で亡くなるリスクが約3割低いとする調査結果を岐阜大のチームがまとめ、米国の臨床栄養学の雑誌で報告した。納豆に含まれ、血管が詰まるのを防ぐ作用がある酵素などがかかわっている可能性がある。

 岐阜県高山市に住む男女約2万9千人について、1992年に健康状態や食習慣などを尋ね、16年後の生死や死因を確認。納豆をふだん食べる量に応じて四つのグループに分け、死亡リスクとの関係を調べた。

 調査期間中に、677人が脳卒中で亡くなっていた。年齢のほか、喫煙状況や運動習慣などが影響しないように考慮して計算すると、納豆を最も多く食べていたグループ(1日あたり7グラムほど)の脳卒中による死亡リスクは、納豆をほとんど食べないグループより32%低かった。心筋梗塞(こうそく)などで亡くなるリスクも下がる傾向がみられた。
(朝日新聞デジタル)

<長時間労働>「振り替え休日」に二つの大問題

 長時間労働の削減などを目的に、政府を中心に「働き方改革」の機運が高まっています。長時間労働の温床の一つとなるのが、休日出勤とそれに対する振り替え休日が管理できているかどうかです。振り替え休日と代休の違いを含め、具体例をあげながら特定社会保険労務士の井寄奈美さんが解説します。

 ◇振り替え休日なのに休めない社員から不満の声

 Aさんは、従業員数200人ほどの会社の総務課長。給与計算業務が主な担当で、各部署の管理職とともに社員の勤怠管理もします。同社は土日祝日が休日ですが、顧客の都合で休日出勤する社員が複数の部署にいます。

 会社は管理職に、休日出勤の社員について、休日を平日に振り替えて休ませるよう指示していました。

 しかし、現実にはうまくいきません。平日に休めるのはごく一部の社員だけでした。多くの社員は、平日に休むことができず、再度振り替えても、また出勤になるのが常でした。未取得の振り替え休日ばかりがたまり、ある社員はそれが年間60日にも達しました。

 この社員は、ほぼ毎週の土曜日と祝日に出勤しても業務が終わりませんでした。日曜日だけは休めましたが、平日に振り替え休日を取ることなどできません。週1日の法定休日をなんとか確保できている状態だったのです。

 総務課は、社員の振り替え休日も管理しています。各社員の未取得の振り替え休日数を記したリストを毎月作り、各部署に配って、取得させるよう注意を促します。しかし、それだけでは取得率が上がることはありませんでした。

 会社は、「休日出勤をしたら振り替え休日を取らせる」としていたため、休日出勤手当を社員に支払っていませんでした。すると、「満足に振り替え休日を取れないまま年度末を迎えるのはどうなのか」「振り替え休日が取れないならせめて休日出勤手当を払ってほしい」という不満の声が、社員から上がり始めたのです。

 ◇対策を講じても休日出勤が減らない状態が

 もちろん会社としても、未消化の振り替え休日が何十日もあるのを見過ごすことはできません。Aさんが中心となって、あいまいだった休日出勤と振り替え休日取得のルールを徹底しました。

 その内容は、休日出勤は事前申請とする▽休日出勤が月の前半の場合は当月末までに、月の後半の場合は翌月末までに振り替え休日を指定する▽休日出勤日には割増賃金分のみを支払う▽原則、指定した振り替え休日を取れない場合は1日分の給料を支払う。振り替えはなし--というものでした。

 事前申請の際には、上司が当月1カ月間の休日出勤数を確認します。そして、振り替え休日の消化率を毎月総務課から各部署に通知し、特定の社員が休めない状況にならないよう確認する仕組みを導入しました。

 しかし現在も、特定の部署の一部の社員が休めない状況が続いています。会社は業務配分を見直し、休日出勤を減らす方法を摸索しているところです。

 ◇振り替え休日と代休とは違う

 そもそも振り替え休日とは、「就業規則で定めた休日を労働日に変更し、近接する労働日を休日に変更する」制度です。就業規則で定めることと、休日出勤が決まった時点で、振り替える休日を事前に指定する必要があります。

 労働日と休日の変更なので、休日出勤手当の支払い義務はありません。ただし、同じ週に振り替えできない場合は割増賃金の支払い義務が発生します。

 一方、振り替え休日ではなく、代休(代償休暇)を与える会社もあります。この場合は、休日出勤に対して休日出勤手当を払わなければなりません。代休は、休日に労働した後、その代償または慰労として、労働日の労働義務を免除するものだからです。休日と労働日は変更されていないので、休日出勤の事実は消えません。出勤時点で手当の支払い義務が生じます。

 会社が社員に代休を与えるのは必ずしも義務ではなく、代休の日の給料を支払うかどうかも就業規則によります。しかし、振り替え休日と代休を混同し、休日出勤手当を支払わない会社もあります。両者は違う制度なので注意が必要です。

 振り替え休日や代休の運用があいまいで、休日出勤を管理できないままうやむやにしていると、二つの問題が起きます。一つは休日出勤手当が未払い賃金となることです。もう一つは社員が長時間労働に陥り、健康被害につながる恐れがあることです。

 業種や職種によっては、顧客対応などで休日出勤せざるを得ないこともあるでしょう。その際会社は、振り替え休日を社員に指定して終わりにしてはいけません。社員が確実に休めているかどうかを確認しなければなりません。

 休みが取れない場合は、一定の期限を決めて休日出勤手当を支払い、精算しましょう。いつまでも振り替え休日をためたままにしていてはいけません。何より、業務の見直しで休日出勤を少なくしたり、休日出勤することになっても確実に振り替え休日を取れたりする職場環境作りが大切です。
(毎日新聞)

 振替休日と代休の違いは難しい。

組織が女2人利用か=北朝鮮籍男、クアラ居住―実行犯「指示に従った」・正男氏暗殺

【クアラルンプール時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏がマレーシアで暗殺された事件は、現地警察当局が17日夜、北朝鮮籍の男を逮捕したことで、実行犯として拘束された女2人は暗殺を企てた組織に利用されただけである可能性が強まった。

 当局は18日、男の取り調べを本格化させるとともに、事件に関与したとみられる別の男3人の身柄確保を急ぎ、事件の全容解明を進める。

 マレーシア紙・中国報(電子版)によると、北朝鮮籍の男は主犯格ではなく、残る3人は国外に逃亡したとみられる。

 正男氏の遺体の司法解剖について、S・スブラマニアム保健相は18日、AFP通信に「通常、死因判明まで約2週間かかる。決定的なものが出るまで公表できないだろう」と語った。

 マレーシア紙・東方日報(電子版)などによると、新たに逮捕されたリ・ジョンチョル容疑者(46)は北朝鮮旅券を持ち、首都クアラルンプール市内のコンドミニアムに妻と息子、娘の4人で住んでいた。容疑者を知る住民は「暗殺に関与した工作員とは想像できない」と驚きを隠さず、「彼らは通常、母国語で話しているが、北朝鮮人なのか韓国人なのか分からなかった」と話した。

 北朝鮮大使館関係者2人は18日午後、リ容疑者が拘束されている警察署を訪問。容疑者との領事面会を要求したもようだが、実現しなかったとみられる。
(時事通信)

 事件の詳細がわからず、何かスッキリしない。

2017年2月18日土曜日

【日本ハム】大谷、推定150メートル特大弾!屋外での初フリー打撃13本サク越え

 日本ハムの大谷翔平投手(22)が18日、今季初めて屋外でのフリー打撃を行った。沖縄・名護で行っている1軍キャンプで、41スイングし、7本の場外弾を含む13本のサク越えを放った。右足首痛を抱えて別メニュー調整中のため、これまでは室内練習場での打撃練習にとどまっていた。

 休養日明けのこの日、ウォーミングアップ、キャッチボール、ティー打撃などを行ってから打撃ケージに入った。栗山監督らも見守る中、左投げの打撃投手を相手に19スイング、右投げの打撃投手を相手に22スイングし、広角に鋭い打球を連発。中堅118メートルの中堅フェンス後方のバックスクリーンを越える“推定150メートル特大弾”など13本のサク越えを披露。うち7本は場外に飛ばした。前クール最終日となる16日には「打撃の方がどちらかというと早い段階でいけるのかという感じがします。やっぱりやりたいという気持ちしかない」と本格的な打撃練習再開へ意欲を示していたが、言葉通り一歩練習の段階を上げた格好だ。

 大谷はアリゾナでの1軍キャンプイン前日となった1月31日に、右足首に骨棘(きょく)による痛みがあることを明かし、3月に行われるWBCにも不参加となっていた。
(スポーツ報知)

 開幕に打者では間に合うだろう。

<大相撲>稀勢の里、地元に凱旋…5万人に連続V誓う

 大相撲の第72代横綱・稀勢の里(30)=本名・萩原寛(ゆたか)、田子ノ浦部屋=の昇進を祝うパレードが18日、出身地の茨城県牛久市であった。紋付きはかま姿でオープンカーに乗った稀勢の里は、沿道の市民ら約5万人(主催者発表)の祝福の声に手を振り、持ち前の笑顔で応え、祝賀会では「また牛久に帰ってきたい」と開幕まで1カ月を切った大阪・春場所での連続優勝を誓った。

 出発地のJR常磐線牛久駅東口の交差点から同市役所までの一部を除いた沿道には、凱旋(がいせん)した横綱の雄姿を一目見ようと、午後1時のパレード開始前から続々と市民らが集結した。

 パレード出発前のセレモニーでは、牛久市の根本洋治市長が「もっともっと立派な横綱になってほしい」とエール。稀勢の里は「皆さまの応援のおかげです。感謝の気持ちをもって、きょう一日を過ごします」などとあいさつした。

 稀勢の里が乗ったオープンカーは、牛久市役所までの約1キロの道のりを時速2キロでゆっくり進んだ。沿道には、稀勢の里が同県龍ケ崎市立松葉小時代に所属した少年野球チーム「龍ケ崎ハリケーンズ」の選手たちが、「祝横綱稀勢の里」の1文字ずつのカードを掲げた。同市立馴柴小2年、稲葉謙心さん(8)は「白鵬みたいに強い横綱になってほしい」。

 パレード終了後の牛久市役所での市民栄誉賞の授賞式では、母裕美子さんが稀勢の里の首に記念メダルを掛けるよう根本市長に促されたが、ひもが短かったのかうまく掛からないハプニング。稀勢の里が逆に裕美子さんにメダルを掛ける機転ぶりで会場をわかせた。

 市民ら1000人が参加した祝賀会で、稀勢の里は「春場所まで1カ月を切りましたが、また皆さまにいい報告ができるよう一生懸命頑張りたい」と語り、連続優勝への決意をにじませた。【庭木茂視、安味伸一、松本尚也】
(毎日新聞)

 隣の牛久市が稀勢の里で盛り上がっている。
 練習不足で春場所は大丈夫だろうか。

日本ハム・中田、志願の打撃練習へ!大谷は18日にも屋外フリー再開

 日本ハム春季キャンプ(17日、沖縄・名護)キャンプ休日だったため、右足首痛を抱える大谷、WBC日本代表の中田は宿舎で静養した。19日の阪神との練習試合(宜野座)では、中田と日本代表の藤浪の対戦が注目されたが栗山監督は「打ち込みたいと言っていた。連れて行かない可能性が高い」と説明。また、別メニューで調整中の大谷は、18日にも屋外でのフリー打撃を再開する。
(サンケイスポーツ)

<エンゲル係数>29年ぶりの高水準 16年25.8%

 2016年のエンゲル係数(家庭の消費支出全体に占める食費の比率)が25.8%と4年連続で上昇し、1987年以来29年ぶりの高水準となったことが17日、総務省の調査で分かった。所得が伸び悩む中、食料品が値上がりし、食費以外の生活費を切り詰める節約志向が強まっていることを反映した。

 総務省が発表した16年の家計調査(2人以上の世帯が対象)によると、消費支出は28万2188円。物価変動の影響を除いた実質では前年比1.7%減と3年連続で減少した。このうち食料品への支出は7万2934円で前年より1090円増加。天候不順で高騰した野菜や調理済み食品の支出が増えた。

 この結果、エンゲル係数は前年より0.8ポイント上昇。支出全体のほぼ4分の1を食費に充てたことになる。

 エンゲル係数は、生活水準が高くなるにつれて数値が低くなる経済指標として知られる。日本では戦後長く下落傾向が続き、記録がある70年には34.1%だったが、05年には22.9%に低下。しかし、第2次安倍政権発足後の13年以降は上昇に転じた。

 総務省が14~16年の上昇要因を分析したところ、上昇幅1.8ポイントのうち、円安進行などを受けた食料品の価格上昇が半分の0.9ポイント分を占めた。それ以外は、節約志向の強まりによる消費の抑制(0.7ポイント分)▽夫婦共働き世帯や単身高齢者の増加に伴う外食や調理済み食品などへの支出増(0.2ポイント分)だった。

 末広徹・みずほ証券シニアマーケットエコノミストは「所得が伸び悩む中、最近の円安を受けた食品値上げなどで消費低迷は今後も続き、エンゲル係数も上昇するだろう」と指摘している。【小倉祥徳】
(毎日新聞)

 種々の景気対策失敗による景気低迷で所得が増えず、円安で物価高は笑えない。誰の責任だろうか。

2017年2月17日金曜日

斎藤佑樹 日本ハム「ヨシッ」またも自責0!他球団スコアラーお世辞抜きで警戒

「練習試合、日本ハム8-2KIA」(16日、名護市営球場)

 日本ハム・斎藤佑樹投手(28)が16日、韓国・KIAとの練習試合に2番手で登板。2回を1安打1失点(自責0)に抑え、他球団のスコアラー陣は警戒感を強めた。

 大きな武器を身に付けた背番号1が名護で躍動した。1球1球「ヨシッ」と雄たけびを上げ、魂を込めた。五回2死。オフに磨きをかけたこの日最速となる142キロツーシームで空振り三振を奪い、三者凡退に抑えた。

 「前に進んでいると思います。自分の投げている景色が変わってきている」と充実の表情で手応えを明かした。初登板だった米国・アリゾナでの2回1失点(自責0)に続き、この日も自責0。他球団007はお世辞抜きに絶賛した。

 オリックス・曽我部スコアラーは「あのツーシームに手を出したらやられる。これからも観察していかないと」と表情を引き締めソフトバンク・広田スコアラーも「球威的にもあるような感じがします」と評価。栗山監督は「ローテ選びに苦しむ」とうれしい悩みを明かした。
(デイリースポーツ)

 景色が変わってきている、一言多い。

2017年2月16日木曜日

京都府医大虚偽疑い 学長と組幹部、祇園などで会食 府警OBが数年前引き合わせ

 病気を理由に収監されなかった暴力団幹部について京都府立医大病院(京都市)が検察に虚偽報告したとされる事件で、京都府警OBが数年前、府立医大の吉川敏一学長(69)と幹部を引き合わせていたことが16日、捜査関係者への取材で分かった。吉川学長と幹部は祇園などで飲食を重ねていたという。OBは約3年前、この幹部との不適切な関係で懲戒処分を受けていたことも判明。府警は病院側と暴力団との関係解明へ向けてさらに調べを進める。

 捜査関係者によると、府警OBは主に暴力団対策を担当していた元警部補(58)。指定暴力団山口組系淡海(おうみ)一家(大津市)総長、高山義友希(よしゆき)受刑者(60)と不適切な交際があったとして平成26年6月、減給1カ月(10分の1)の懲戒処分を受け、依願退職した。高山受刑者とは約30年前に知り合っており、電話で連絡を取り合ったり、暴力団関係者が経営する会社に出入りしたりしていたという。

 捜査関係者によると、元警部補は、高山受刑者が26年7月に府立医大病院で腎臓の移植手術を受ける前に、もともと付き合いがあった吉川学長に紹介したとみられる。その後、祇園など京都の繁華街で飲食を重ねるようになったという。

 府立医大病院は産経新聞の取材に対し、高山受刑者と吉川学長が病院内で会ったことは認めたが、「病院外で会ったということは聞いていない」としている。

 高山受刑者の移植手術をめぐっては、当初、府立医大病院の医局で受け入れないことを決めたのに、吉村了勇(のりお)院長(64)ら幹部の判断で実施が決まったことが、関係者への取材で分かっている。

 府警は、高山受刑者の病状について「BKウイルス腎炎」を発症したなどとし、「刑事施設での拘禁に耐えられない」と報告していたとの吉村院長名の報告が虚偽だった疑いがあるとして、虚偽公文書作成容疑などで学長室を家宅捜索しており、高山受刑者の移植手術が行われた経緯などを調べている。
(産経新聞)

 虚偽なのか、そうではないのか、真実はどちらだろうか。

渡邉諒もよい ハム横尾 チーム対外試合1号 大好物パンケーキ封印の2年目

◇練習試合 日本ハム5―2韓国・サムスン(2017年2月15日 名護)

 南国の青空に快音を響かせた。2年目でブレークを狙う日本ハム・横尾が韓国・サムスンとの練習試合(名護)に「7番・一塁」で出場し、2回に左中間へチーム対外試合1号となる2ラン。「変化球を待ちながら直球に反応できた。練習の成果が出た」と笑った。

 日大三で11年夏の甲子園を制し、慶大から15年ドラフト6位で入団。昨季は開幕1軍でプロ初安打を記録も、わずか10試合の出場だった。丸々とした体形で人気だが、オフは体質改善を決意。筋トレの量を増やす一方で大好きなパンケーキを封印し、体脂肪は減り、体重は4キロ増で94キロに。「体脂肪は恥ずかしいので秘密。でも2%減りました」と目を輝かせる。

 一塁手の中田はWBCに出場し、DHの大谷は右足首痛を抱える。2ランを含めた3安打3打点の横尾をはじめ、若手のアピールに栗山監督も「(レギュラーは)決めてない。良かったら使う」と言葉に力を込めた。 (山田 忠範)
(スポニチアネックス)

 横尾もよいけど、渡邉諒もよい。

京都府立医大の学長、組長と複数回会食 祇園や先斗町

 京都府立医科大付属病院をめぐる虚偽診断書作成容疑事件で、同大学の吉川敏一学長と、診断結果を受けて懲役刑の執行が停止されていた山口組系暴力団組長の高山義友希(よしゆき)受刑者=14日に刑務所収容=が、京都市内の繁華街で複数回会食していたことが、捜査関係者への取材でわかった。

 腎臓病だった高山受刑者の診療は、腎臓病医の付属病院長や医師らが担当し、消化器内科などが専門の吉川学長は本来関与する立場になかった。京都府警は14日に学長宅や大学の学長室を家宅捜索するなどして、学長と高山受刑者との関係や、診断書作成との関連を慎重に調べている。

 高山受刑者は恐喝事件の裁判で係争中に腎臓病を悪化させ、同病院で2014年に生体腎移植の手術を受けた。翌15年に懲役8年の実刑判決が確定後、病院長と担当医が腎臓が深刻な病状にあるとした意見書を大阪高検に提出し、刑の執行停止の判断に影響を与えたとみられている。

 捜査関係者によると、吉川学長と高山受刑者は数年前から、京都市の祇園や先斗町(ぽんとちょう)のお茶屋や料理店で複数回会食。府警も確認したという。

 吉川学長は今月上旬、朝日新聞記者の取材に応じ、高山受刑者と会食をしたことがあるかについて「会うか、そんなもん」と否定。面識についても「あらへん」と否定していた。

 一方、同病院の荒田均事務部長は14日、報道陣に対し、吉川学長から「病院の敷地内で高山受刑者と会ったことがある」と聞いたと説明。一方、病院の外で会ったかとの問いには「聞いていない」と答えていた。
(朝日新聞デジタル)

スプレーで毒物、ハンカチを口に=逮捕の女「いたずら」と供述―正男氏暗殺

【クアラルンプール時事】1人がスプレーで毒物を吹きかけた後、もう1人が口にハンカチを約10秒間押し付けた―。

 北朝鮮の金正男氏暗殺事件で、マレーシアの中国語紙「東方日報」(電子版)は15日、地元警察当局者の話として、女2人が正男氏を殺害した詳細な手口について伝えた。

 同紙によれば、正男氏がクアラルンプール国際空港ターミナルで出国ロビーに入る準備をしていたところ、女2人が突然現れ、毒物を使用。正男氏の口をハンカチでふさぎ、気道に毒物が入ったのを確認すると、すぐに逃走し、空港外に待たせていたタクシーに乗り、行方をくらませた。

 殺害には青酸カリよりも毒性が強い劇薬が用いられたという。警察当局者は毒物の種類については明らかにしなかったが、過去の暗殺事件で使われた例があることを示唆した。

 15日に逮捕された20代の女はベトナムの旅券を持っており、調べに対し、もう1人の女と共にマレーシア旅行に来ていたと供述。同行していた別の4人の男に空港で「乗客にいたずらを仕掛けよう」と言われ、正男氏に毒物を吹きかけ、ハンカチで口をふさぐよう指示されたという。「殺人とは知らなかった」と主張している。

 6人は13日の犯行後、同じホテルにチェックインしたが、後日もう1人の女と男4人は外出し、戻って来なかった。逮捕された女は15日に仲間を捜すため、空港に戻ったところを逮捕された。警察当局は姿を消した男女の行方を追っている。
(時事通信)

 工作員ではなく、騙されただけか。

2017年2月15日水曜日

エスカレートする正恩氏の恐怖政治 体制脅かす可能性も

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による恐怖政治が、次第にエスカレートしている。

 父親である金正日(キム・ジョンイル)総書記の2011年末の死去を受けて最高指導者となった金委員長は、権力固めのために幹部らを次々と処刑した。13日にマレーシアで毒殺されたと伝えられる金委員長の異母兄、正男(ジョンナム)氏(45)についても、金委員長が自ら暗殺を指示したものと専門家らはみている。

 金委員長の恐怖政治は、自らを唯一の指導者とする体制を下支えする手段として用いられているが、狂気じみた粛清と処刑が長引けば権力層の内部で不安と動揺が広がり、逆に体制を脅かす「諸刃の剣」になりかねないとの見方もある。

 後継者としての教育を十分に受けておらず、父親に比べ経験もカリスマも不足していた金委員長は、父親の死後、できるだけ早く最高権力者としての地位を固める必要があった。

 韓国統一部によると、金正日総書記は1994年の父親・金日成(キム・イルソン)主席の死後、97年に党総書記、98年に国防委員会委員長に就任し、4年かけて権力を継承した。これに対し、金正恩委員長は金総書記の死から2週間後に朝鮮人民軍最高司令官に、翌年4月には党トップの第1書記と国防委員会第1委員長に推戴され、わずか4か月で手続き上の権力継承を終えた。

 金委員長による恐怖政治の最初の犠牲者は、軍部の実力者とされていた李英鎬(リ・ヨンホ)軍総参謀長だった。李氏は2012年7月に突然解任され、後に処刑された。

 金総書記の葬儀で霊きゅう車に付き添っていた、李氏と金正覚(キム・ジョンガク)氏、金永春(キム・ヨンチュン)氏、禹東則(ウ・ドンチュク)氏の軍幹部4人は、金正恩体制下で粛清されたか、または一線を退いた。

 金委員長は13年12月には、北朝鮮ナンバー2だった叔父の張成沢(チャン・ソンテク)氏を処刑し、世界中に衝撃を与えた。

 15年4月には玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)人民武力部長(韓国の国防部長官に相当)が裁判も行われないまま機関銃で公開処刑され、金委員長の残忍さが国際社会にあらためて示された。同5月には、金委員長が進める山林緑化政策に不満を示したとの理由で崔英健(チェ・ヨンゴン)副首相が処刑された。

 16年7月には金勇進(キム・ヨンジン)副首相が最高人民会議(国会に相当)で「座る姿勢が悪かった」と指摘され、国家安全保衛部(秘密警察、現国家保衛省)の調べを受けた後に処刑された。今年1月にも、金元弘(キム・ウォンホン)国家保衛相が党組織指導部の調査を受け、大将から少将に降格された後、解任された。

 13日の正男氏の殺害が金委員長の指示だったとすれば、金委員長は自らにとっての潜在的な脅威までも除去したと見なせる。韓国戦略問題研究所のムン・ソンムク統一戦略センター長は、自らを批判し続けてきた正男氏が支配体制を固める上で邪魔になると金委員長が判断し、機会をとらえて殺害したようだとの見方を示した。

 海外に暮らし、自身の唯一指導体制にとっての大きな脅威と認識していなかった正男氏までも除去したのは、金委員長が自らの権力基盤に不安を感じていたせいだとの解釈もある。
(総合ニュース)

 おバカを排除すべきだろう。

JA系米卸に農水省が立ち入り検査、週刊ダイヤモンド「偽装米」報道で

「魚沼産こしひかり」などとして売られていたコメに中国産米が混入していた疑いがあることを報じた週刊ダイヤモンドの報道(週刊ダイヤモンド2017年2月18日号特集「儲かる農業」より)を受け、農水省がJAグループ京都系の米卸「京山(きょうざん)」に立ち入り検査を実施したことが分かった。山本有二農相が14日の閣議後会見で明らかにした。

 本誌は京山のコメを購入し、産地判別で実績がある同位体研究所に検査を依頼。その結果、「滋賀こしひかり」の10粒中6粒、「魚沼産こしひかり」の10粒中4粒、「京都丹後こしひかり」の10粒中3粒が中国産と判別された。

 山本農相は会見で本誌報道について、「事実であれば大変重大な問題だ」との認識を示し、「産地偽装というのは食の信用や安全に反するものだ。徹底的に、厳正に対処する」と厳しい姿勢で検査を行う方針を表明した。

 京山のように主に県域で事業を行う米卸への検査は、通常、都道府県が行う。今回、農水省が検査に乗り出すことからも、同省が京山のコメの偽装疑惑を重要視していることが分かる。

 一方、京山は13日、中国産米の混入疑惑を否定する文書を公表した。文書の中で同社は「現在、農水省に調査を依頼しており、いずれ事実が明らかになる」との考えを示した。

 これに対し、通知なしの立ち入り検査を実施している農水省は「そんなことはあり得ない。業者から依頼されて身の潔白を証明する検査などしない」(食品表示・規格監視室)と検査に関する京山の見解を否定した。

 農水省は今後、疑惑のコメに関する取引伝票などを、京山と取引のある複数の業者の分も含めて調べる。中国産と疑われる米がどこの流通段階で混入されたのか、組織的に産地偽装が行われたのかが焦点となる。

 (「週刊ダイヤモンド」編集部 千本木啓文)

週刊ダイヤモンド編集部

 農協系の産地偽装は笑える。
 民間の米卸も、古米や中国米を混ぜているのだろうか。

<北朝鮮>マレーシアで金正男氏殺害される 正恩氏の異母兄

【ソウル大貫智子、ジャカルタ平野光芳】韓国メディアが14日一斉に伝えたところによると、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄である金正男(キム・ジョンナム)氏(45)が13日にマレーシアの首都クアラルンプールの空港で殺害された。北朝鮮の工作員に暗殺されたとみられている。ロイター通信によると、マレーシア警察も金正男氏が死亡したと確認した。マレーシア当局から通報を受けた韓国政府が事実関係の確認を急いでいる。

 ロイター通信などによると、金正男氏は13日午前、空港のショッピングセンターで体調不良を訴え、病院に運ばれる途中で死亡が確認された。警察当局者は、金正男氏とみられる男性が空港で何者かに後ろから顔をつかまれ、めまいがしたために助けを求めた、と語った。金正男氏はマカオ行きの飛行機に乗る予定だったという。

 韓国メディアは、金正男氏が女2人に毒針のようなもので殺害されたと伝えた。女2人はタクシーで逃走し、警察当局が行方を追っている。ロイター通信によると、殺害には毒のようなものを含んだ布が使われたとの情報もあり、警察当局が死因を調べている。

 マレーシア警察によると、金正男氏とみられる男性が持っていた旅券(パスポート)には「キム・チョル、1970年6月10日、平壌生まれ」と記されていた。

 金正男氏は故・金正日(キム・ジョンイル)総書記の長男にあたる。韓国メディアは、金正恩氏が、金正男氏は自らの地位を脅かす可能性があるとして殺害を指示したとの見方を伝えた。女2人は北朝鮮の工作員とみられるという。

 正男氏は正日氏の後継者として教育を受けた時期もあるとされるが、2001年5月、ドミニカ共和国の偽造旅券を所持し、日本に不法入国しようとして成田空港で身柄を拘束された。この事件をきっかけに、後継者レースから外れたと伝えられる。

 後継者が正恩氏に確定すると、正男氏は日本メディアなどのインタビューで、3代世襲について批判しつつ、正恩氏に協力する考えを示してきた。その後はマカオや東南アジアなどを転々としてきたとされる。
(毎日新聞)

 女2人の工作員がおもしろい。

2017年2月14日火曜日

キレるお年寄りにどう向き合う 増える暴言・暴力トラブル

 高齢者による暴言・暴力が増えている。2016年版『犯罪白書』によれば、20年前と比べて高齢者の「暴行」は49倍に増加。駅や病院で暴言を吐いたり、乱暴な振る舞いをしたりというケースが増えてきた。なぜトラブルは起きるのか。家族はどう向き合うべきなのか。当該家族の話に耳を傾けながら、有識者の知見を尋ねた。(ジャーナリスト・岩崎大輔/Yahoo!ニュース編集部)

 キレる年寄りや交通マナーの悪い年寄りが増えると、日本の将来は暗いと思う。
 今時の若者はなっていないではなく、今の年寄りが日本をダメにするのだろう。

京都府立医科大を家宅捜索 組長収容逃れに虚偽診断書か

 恐喝罪で実刑確定後も持病を理由に服役していなかった暴力団組長の高山義友希(よしゆき)元被告(60)について、京都府警は14日午前、刑務所への収容を逃れる目的で虚偽の診断書などが作られた疑いがあるとして、診断書作成に関わった京都府立医科大付属病院と同大学=いずれも京都市上京区=を虚偽公文書作成などの疑いで家宅捜索を始めた。

 高山元被告は、京都市の土木建築業者への恐喝事件などで2010年に逮捕され、刑事裁判の係争中に腎臓病が悪化し、同病院で生体腎移植を受けた。15年6月に最高裁で上告が棄却されて懲役8年の実刑が確定したが、病院から健康状態に懸念があるとする診断書が出され、大阪高検は刑事訴訟法などの規定に基づき、刑の執行停止を決めて刑務所への収容を見送っていた。

 しかし、京都府警が昨年から高山元被告の身辺を改めて調べたところ、実際には服役が可能なほどの健康状態だったとの疑いが強まった。府警は、実際の容体とは異なる診断書が作成された疑いもあるとみて、同病院などを強制捜査する方針を固めていた。
(朝日新聞デジタル)

 係わった医者の常識やモラルを疑うけど、脅かされていたのだろうか。

「JAのコメ」に産地偽装の疑い、魚沼産に中国産混入

「週刊ダイヤモンド」はJAグループ京都の米卸が販売するコメの産地判別検査を実施した。その結果、「滋賀産」や「魚沼産」として販売されていたコメに中国産が混入している疑いがあることが分かった。(週刊ダイヤモンド2017年2月18日号特集「儲かる農業」より)

 JAグループの会社が、中国産混入の疑いか。
 利益優先で何でもありだろうか。

2017年2月13日月曜日

稀勢の里、祝勝会に1000人&カメラ6台 異例の「報ステ」生中継も

 大相撲の新横綱・稀勢の里(30)=田子ノ浦=の「横綱昇進祝賀会」が12日、水戸市内で行われた。

 募集の800人を大幅に超える1000人が参加し、集まったテレビカメラも6台。特にテレビ朝日では開会と同時刻(午後4時半)開始の「報道ステーション SUNDAY」で、異例ともいえる生中継を行うなど稀勢フィーバーは過熱する一方だった。

 新横綱には春場所での連覇を後押しすべく、茨城県のJAグループなどから野菜1トンを含む同県産の農水産物贈呈などのバックアップを受けた。

 9日の県民栄誉賞授与に続く手厚いもてなしに、横綱も「これからも茨城を名誉(ある県)に育て、一生懸命稽古して頑張ります」と感激の面持ち。祝賀会に先立って、茨城県近代美術館で日本画家の東山魁夷の企画展のトークショーにも両親とともに参加。約700人が駆けつけるなど英雄の凱旋に地元は沸き返っていた。(網野 大一郎)
(スポーツ報知)

 きちんと稽古ができているのだろうか。

2017年2月12日日曜日

東京圏へ相続マネー51兆円 地方から流出する資産

 今後20~25年間で計51.4兆円もの資産が地域から失われ、東京圏へ流れ込む―。相続マネーを通じて、「お金の東京一極集中」が進むと推計される。地元で循環するはずの資金が流出し、地域への影響は大きい。

 「想像以上の額に、がくぜんとした」。岡山県北の作州地域に15店舗を持つ津山信用金庫(津山市)の担当職員が手元の資料を示しながら、険しい表情で話す。

 近年、70歳以上の個人預金が急激に目減りしていることから初めて実施した相続移転調査に驚いた。2016年度上半期(4~9月)で10件、総額5千万円が東京の大手銀行に流れていた。下半期も増え続け、年間1億円を超すペースで推移しているという。

 「都市部への人口集中が引き金になっている。相続発生のたびに預金が都市部に移ってしまっては、県北経済の地盤沈下を招きかねない」と松岡裕司理事長(66)は危惧する。

 大きく動き始めた相続マネー。同信金や備北信金(高梁市)では円滑な資産相続をサポートする金融商品の取り次ぎを準備するなど対策に乗りだした。

 〈「地方に住む親と大都市圏に住む子供」という組み合わせが多いため、相続の発生が増えれば、家計資産の地方から大都市圏への移動が加速する〉

 三井住友信託銀行が14年にまとめたリポートは、「大相続時代」の到来を告げながら地域の金融機関に警鐘を鳴らしている。

 その試算額は膨大だ。

 今後、20~25年間に相続される金融資産の推計は総額650兆円。うち120兆円近くが地域を越えて移転するという。移動先は東京を中心に埼玉、千葉、神奈川を含む「東京圏」が群を抜いており、51.4兆円もの資産が流れ込む。流出額を差し引いても30.6兆円の超過。2番目に多い大阪圏(大阪、京都、兵庫)がプラス4.1兆円だから、差は歴然としている。

 青森から沖縄まで全国の30県では地域外への流出額が2割を超える。岡山もその一つで、東京圏に吸収される資金は1兆円程度。人が亡くなった後も資産の一極集中が進むことになる。

「何のためらいもなかったですよ」。東京都内で公務員として長く働いていた岡山県出身の男性(70)=千葉県在住=にとって、それはごく自然な流れだったようだ。

 この3年間で、岡山県西部に住む古里の両親を相次いで亡くした。相続した計1500万円の預貯金は神奈川県に住む妹と折半した。地方銀行と最寄りの郵便局にあった親の口座は解約し、自分が持つ都内と千葉県にある金融機関の口座に移した。空き家となった実家は今夏、父の三回忌を済ませてから売りに出すつもりだ。「仕方ない。もう戻るつもりもないからね」

 東京を中心に都市部はますます潤い、地方はじり貧に―。相続マネーを巡るこの格差は「多死社会」を迎えてさらに拡大すると三井住友信託銀行のリポートは見越す。若者を都会へ都会へといざなった高度経済成長期のダメージは、今後も地域社会の中でボディーブローのように効いてくる。
(山陽新聞デジタル)

 東京の一極集中で、地方はジリ貧か。
 地方をどうしたら魅力的にできるのだろうか。

日本ハム 米キャンプ打ち上げ 全日空チャーター便で沖縄へ

 紅白戦終了後、日本ハムの首脳陣、選手らがマウンド付近に集まり、選手会長と主将を兼務する大野が「(2次キャンプ地の)名護ではチームとしても個人としてもさらなるレベルアップを目指しましょう」と呼びかけ、一本締め。

 チームは出発便と同様に全日空のチャーター便で2次キャンプ地の沖縄・名護に向かった。チャーター機は同社が所有する最大規模の「ボーイング777―300ER」。五十嵐宏敏アシスタントマネジャーは「昨年は離陸後に食事を提供したが、大半の選手が寝てしまっていた。今年は到着前に食事を出すようにしました」と話した。
(スポニチアネックス)

 今日名護入りか。

2017年2月11日土曜日

ハム新星現る!3年目石川直 もう148キロ!初紅白戦2回0封

◇日本ハム紅白戦 紅組1―2白組(2017年2月9日 ピオリア)

 新星現る。日本ハムの3年目右腕・石川直が9日(日本時間10日)、今キャンプ初の紅白戦で紅組の2番手として登板。最速148キロをマークした直球を軸に2回1安打無失点の好投を見せ、先発ローテーション入りへ猛アピールした。

 1メートル92、88キロ。マウンドに立つとさらに大きく見えた。「まっすぐで押していくことがテーマだった。変化球も感触が良かった」。2イニング目となった4回は前日の韓国kt戦で2安打2打点と打撃好調の大田に対し、スライダー、カーブ、直球で追い込み、最後は低めのフォークで空振り三振。昨季の最終戦でプロ初登板した右腕は「春先に148キロが出たのはいいこと」とうなずいた。

 山形中央時代から長身から投げ込む剛球が売りで、その異名は「庄内のダルビッシュ」。試合前にはそのレンジャーズ・ダルビッシュがキャンプ地を訪れたことで、石川直も「あいさつに行った」と、緊張しながら憧れの存在に頭を下げた。ただ、自身はダルビッシュのように自在に変化球を操る投球スタイルではない。「元々、斉藤和巳さんが好きだった。斉藤さんの投球を見てフォークを覚えようと思った」。沢村賞を2度獲得したソフトバンクのかつての大エースのように、直球とフォークが投球の軸だ。

 入団時は体重80キロで細身だったが、現在は筋力トレーニングなどで88キロまで増量した。今回が初の海外で「食事の量が凄い」と目を丸くするが、宿舎近くのステーキ店では20オンス(約567グラム)の特大ステーキをぺろりと平らげ「気合と根性で」と、楽しむ余裕もある。

 ルックスは、今どきの塩系イケメン男子。「このまま状態の良いままシーズンに入って、一年間1軍にいられたらいい」。2年連続開幕投手の大谷が右足首痛のため、投手として開幕が厳しい状況の中、大谷よりも若い20歳の石川直の台頭は希望の光だ。(柳原 直之)
(スポニチアネックス)

 いたね、庄内のダルビッシュ。

トランプと安倍晋三 両首脳は相性抜群? =日米

「素晴らしい友情を育んだ。われわれは相性がいいんだ」。

 米国のトランプ大統領は10日の日米首脳会談後の共同記者会見で、早くも安倍晋三首相との「親密」な関係をアピールした。

 トランプ氏は会談で、首相を車寄せで出迎えて握手するつもりでいたところ「思わずハグ(抱擁)してしまうほど親しみを感じた」と打ち明けた。ツイッターには、大統領専用ヘリ「マリーンワン」機内で、「シンゾー」首相と並んで笑顔を見せる写真を掲載した。

 一方、首相は会見で自らの姓の英字表記が、16代大統領リンカーンの愛称「エイブ」になると紹介。農家に生まれ今も米国民の尊敬を集める英雄と、公職経験なしに大統領に上り詰めたトランプ氏を重ね、「米国は民主主義のチャンピオンだ」と持ち上げた。トランプ氏が先月の就任式の宣誓で、リンカーンの聖書を使用したことが念頭にあったとみられる。
(時事通信)

 これから、日本に対して、どんな無理難題を言うのだろうか。

2017年2月10日金曜日

WBC回避の大谷翔平が苦しむ足首痛 専門家が語る完治に必要はこととは?

「有痛性三角骨障害」と見られる大谷の故障、なぜ発症してしまったのか
 日本ハムの大谷翔平投手が右足首痛で3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を欠場することが決まった。その症状から「有痛性三角骨障害」と見られている。サッカー元日本代表MF中村俊輔(ジュビロ磐田)もかつて同じ痛みに苦しみ、除去手術を受けたが、この故障が発症するメカニズムについて、中村のパーソナルトレーナーを務める入船しんもり鍼灸整骨院の新盛淳司院長が解説してくれた。

「大谷選手の足首の怪我は、有痛性三角骨障害と見られています。三角骨とは、足首の距骨(きょこつ)という骨の後方にあります。すべての人にあるわけではなく、一定割合の人にしかありません。過剰骨と呼ばれたりもします。距骨の後側には、外側と内側に結節と呼ばれる隆起があります。一般的に外側の方が隆起が大きいのですが、通常は小学生の頃に距骨本体とくっつき一体化します。何らかの原因で癒合しないままになる場合があります。癒合しなかった状態が三角骨となり、その三角骨付近が痛むことが、有痛性三角骨障害と呼ばれます」

 新盛院長は耳慣れない症例についてこう解説した。そして、三角骨障害が起きる原因については「足首を急激にひねるなど一度に大きな負荷がかかったことによるもの。足首に過度なストレスが繰り返しかかり、オーバーユースにより痛みが起こるものがあります。繰り返しストレスにより、骨棘と言われる骨の先が尖った状態になり、周囲の組織を挟み込み、痛みが起きやすい状態になることもあります。サッカー選手やバレーダンサーや新体操の選手など、つま先を伸ばしてプレーをする競技に多く見られる症例です」と分析している。

 磐田移籍後も新盛院長がサポートすることになる左利きの名手、中村も同じ症例に苦しんだ。
中村俊輔は手術を決断、大谷は故障を乗り越えられるか
「中村選手も2015年シーズンの開幕前に除去手術を受けました。足首に関しては蓄積性の怪我ですが、キャンプ前の自主トレ段階では痛みはありませんでした。しかし、キャンプ中の激しい接触プレーで痛みが出ました。三角骨の骨棘と呼ばれるトゲが筋肉に突き刺さるという状態で、手術に踏み切りました。開幕には間に合わずに4月25日の湘南戦での途中出場での復帰となりました。

 大谷選手の場合、昨年の日本シリーズで痛めたということですが、その後も出場してプレーしていることを考えますと、その一度のプレーで負傷したとは考えにくい。足首の関節が緩いと大谷選手も語っているので、足をひねることは多かったのかもしれません。投手はボールを投げる際に軸足を回転させながら、つま先を伸ばすように蹴り上げる動作を繰り返し行います。その際にも三角骨周囲に過剰な負担がかかり、障害が進行していた可能性があります」

 大谷は160キロの豪速球を投げる際の右足の蹴り上げ動作が三角骨に負荷をかけていた可能性もあるという。

「骨折などを伴う急激な炎症の場合、歩行でも痛みがあるケースがあります。オーバーユースによる場合にはアキレス腱の奥の方に痛みを訴え、つま先立ち、つま先を下にして伸ばす動作をした時に痛みが増強するケースが多いです。周囲の筋肉や脂肪などの炎症が強い場合は、ランニング程度の動きでも痛みを伴います。

 治療はまずは保存療法が選択肢になります。固定をしたり、物理療法などを行い患部を安静にし、炎症を治めるようにします。数週間で痛みは治る場合が多いですが、再発を繰り返す場合は、手術が検討されます。手術は状態によりますが、骨棘を削ったり、三角骨を除去するケースが多い。復帰まで1か月~3か月くらいを要し、術後は良好な場合が多いので、大谷選手にはしっかりと完治させて、また素晴らしいピッチングを見せていただきたいですね」

 新盛院長はこう語った。まずは安静が必要だが、痛みが引かない場合、中村のように症状がひどい場合、摘出という選択肢になる。WBCを回避し、開幕に間に合うかも微妙とされている大谷だが、足首の故障を乗り越えることができるだろうか。

◇新盛淳司(しんもり・じゅんじ)【新浦安しんもり整骨院入船院】【新浦安しんもり整骨院今川院】【クローバー鍼灸整骨院】代表。柔道整復師、鍼灸師の資格を持ち、関節ニュートラル整体普及協会会員。サッカー元日本代表MF中村俊輔をセルティック時代から支える。ブリオベッカ浦安チーフトレーナーも務める。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

 手術しないで開幕に間に合うだろうか。

お帰り~稀勢の里!故郷も横綱フィーバー J1鹿島抜いた1157人の声援に感謝

 大相撲初場所で初優勝し第72代横綱に昇進した稀勢の里(30)=田子ノ浦=が9日、茨城県庁で橋本昌県知事(71)から茨城県民栄誉賞を贈られた。同賞受賞は個人、団体合わせ、20例目で力士は初めて。県庁には1157人が大挙して地元ヒーローを祝福した。その後、表敬訪問した出身地、同県牛久市の市役所には500人が詰めかけ「お帰り~」と大声援を受けるなど、故郷に錦を飾った。

 茨城県出身では1936年の男女ノ川以来、81年ぶりの横綱。稀勢の里をひと目見ようと、県庁は県民であふれかえった。その数1157人。08年通算10冠に輝き同賞を受けたサッカーのJ1鹿島の1000人を上回った。

 「横綱~」「日本一~」のかけ声の中、新横綱は群衆をかきわけて登壇。県でわずか20例しかない栄誉の盾を授与された。04年から後援会名誉会長を務める同知事から「早熟にして晩成。『30歳だけど25歳くらいの体力』と本人も言っている。大いに優勝を重ねてほしい」とエールを送られた。

 稀勢の里も感激の表情。「初優勝、横綱昇進を支えてくれたのは皆さんの声援。特に茨城県の応援は熱いものがあった。本当に後押ししていただきました。横綱の名を汚さないよう精進して参ります」と感謝を述べた。

 お礼の地元行脚で続いては出身地の牛久市役所を表敬訪問。まずは野球少年だった中学時代、投げ合ったこともある楽天・美馬学投手から祝いの花が届いておりビックリ。そして詰めかけた500人から「お帰り~」と祝福された。

 「地元の声援があって力以外のものが出た。こんなに来ていただいて本当にうれしい。もっといい姿を見せたい」とさらなる飛躍を誓った。同市では18日に祝賀パレードが行われる。
(デイリースポーツ)

 県庁とは反対で、牛久市での表情が笑顔で柔らかい。

NHK記者 懲戒免職処分へ 強姦致傷容疑

 NHKは9日、女性の住宅に侵入して乱暴しけがを負わせたとして、強姦致傷の疑いで逮捕された山形放送局職員、弦本康孝容疑者(28)を懲戒免職処分にすると発表した。発令は16日の予定。

 NHK広報局は「報道に携わる職員がこのような悪質な事件で逮捕され、公共放送への信頼を著しく損ねた責任は極めて重く、厳しく対応すべきと判断しました。被害にあわれた方や関係者、それに視聴者の皆さまに改めて深くおわび申し上げます」とコメントしている。
(産経新聞)

 容疑者なのに懲戒免職処分はどんなもんだろう。間違いないということか。

大谷翔平 日本ハム連覇へ大谷「隔月二刀流」も!日本球界で見納め?注目の今季起用法

 日本ハムが2年連続日本一を目指す上で欠かせない戦力が大谷翔平投手(22)の投打での活躍だ。早ければ来季にもメジャー移籍の可能性がある今季、栗山監督はどのような起用法を模索しているのか。連覇への秘策は、二刀流の隔月起用法だった。

 プロ入り後、栗山監督が投手で成長しろ、野手で成長しろと口を酸っぱくして言っていたのは過去の話だ。今季、連続日本一を目指す上で、栗山監督は昨年以上に二刀流大谷を絶対的な投打の柱として期待を寄せている。デイリースポーツの取材の際、「打つのも投げるのも両方、翔平は必要なんだよね。両方でチームに貢献してくれなかったら優勝はないんだよね」とはっきりと言った。

 投でも打でも上位クラスの成績を残すことを求める栗山監督。最近は大谷の成績の妄想を頭に巡らせるという。「1年間丸々、打者で打ったらどれくらい打つだろう。1年間、投げたらどれくらい勝つだろうって気になるんだ」。二刀流ながら昨年はあと3イニング投げれば、防御率のタイトルを獲得する可能性があった。チーム優先の起用で幻となったが、日本一になったことで救われた。だが、今年も温情はない。「タイトルじゃない。優勝なんだ」という。

 連覇のために、チーム事情で大谷を臨機応変に起用する方針が色濃くなるとみる。隔月起用法を提案したら前向きだった。

 「どれが一番、勝ちやすいか。チームのバランスにもよるじゃん。例えば、1カ月ピッチャーやった次の月は、体を休ませるために野手をやってとか。いろんなパターンが考えられる。難しいけどね。(隔月起用法は)もちろん、考えているよ」

 本人の状態が良ければ、チーム事情でどちらに起用する方がチームにとって的確か。いわば二刀流は便利屋なのだ。

 例えば先発候補にけが人がいなかった場合だ。日本ハムは豊富なコマがそろっている。有原、高梨、メンドーサ、加藤といった日本一に貢献した先発陣に加え、エスコバー、村田、斎藤佑と大谷抜きで開幕1カ月間、ローテを回す。大谷は打者として出場を続けても、相手チームに脅威を与えることができるはずだ。

 栗山監督は言う。「チームの状況、体の状況、いろんな状況の中で何ができるか」。シーズン中、ローテに離脱者が出た場合、そこにスッと大谷を入れ、投手として働いてもらうこともできると考えての隔月起用法だろう。

 昨季は右手中指マメの影響で投げられなかった時期は7月10日以降、先発復帰の9月7日まで、151打数47安打、打率・311、10本塁打だった。打者大谷が11・5差をひっくり返すうねりを作った。その間は投手として実戦を外し、投手調整を入念に行い、優勝を決めた9月28日・西武戦での1安打完封につなげた。先発から中0日とフル活動で負担をかけるより、それぞれに専念することで無理なく年間通して出場できる。

 今年は右足首痛で投手としての調整は遅れることになる。それでも「打者は経験値を積んで、ある程度のものを持っている」(栗山監督)と右足首さえよくなれば即実戦OKのサインを出す。手順を踏んで投手の調整さえすれば、隔月二刀流は可能とみる。日本球界最後の年になるかもしれない今季は二刀流の動きに一層注目だ。
(デイリースポーツ)

 隔月二刀流はおもしろい。

2017年2月9日木曜日

斎藤佑樹 バットへし折った!開幕投手名乗り「気持ち良かった」

 首脳陣、ファンも注目したフリー打撃。打撃投手を務めた日本ハム・斎藤が岡のバットをへし折った。まだ2月上旬。気迫の27球だった。

 「(岡のバットを折ったのは)気持ち良かった。感触も良かったし、あとは試合で投げるだけ」。直球は伸び、変化球は切れた。見逃しストライクが5球、安打性の当たりは2本だけ。9日の紅白戦に登板予定の斎藤は「生き残るために(打者を)攻めたい」と言い切った。昨季は3年ぶり未勝利で背番号18を返上。今季は1で復活を期す。くしくも背番号を31から18に変更した岡は「(全体的に)差し込まれた。速さ、強さも感じました」と脱帽。開幕投手候補の一人としてもアピールした斎藤に、栗山監督も「あの球なら間違いなく試合も勝てる」と絶賛していた。
(スポニチアネックス)

 正念場の斎藤佑樹が、今後の登板で結果を出せるだろうか。

2017年2月8日水曜日

大谷翔平がWBC辞退「23億円」をめぐる打算の真相

 球春を告げるキャンプイン前日の1月31日、大谷翔平(22)が足首の怪我を理由に投手としてのWBC出場を辞退。さらに2月3日には、野手としても不参加を決定。球界を揺るがす衝撃的なニュースが飛び込んできた。

 しかも、小久保裕紀監督(45)は、怪我の詳細を知らされておらず、管理能力のなさを露呈する結果となった。大谷余波は、各方面にも甚大な「被害」を与えた。

「試合を中継するTBSとテレ朝はパニック状態。もともと、小久保監督には華がなく、大会に向けた特番も作りづらい状態にあった。だからこそ、『大谷ジャパン』として売り出そうとし、日ハムがキャンプを張るアリゾナまで大勢のスタッフを派遣していた。さらに運営を仕切る電通は、大谷を中心に作成していた告知ポスターやCMを作り替える羽目となり、頭を抱えている」(民放関係者)

 じつは大谷は、今年に入っての自主トレで、「足首の状態がもうひとつなんです」と、怪我の悩みを球団関係者に打ち明けていた。

 それにしても、まだキャンプが始まったばかり。大谷の先発が発表されていた3月7日のキューバ戦までには、まだ1カ月以上ある。なぜ、ここまで早い発表となったのか。「日ハム側の思惑がある」と、担当記者は語る。

「今オフ、ポスティングによってのメジャー移籍は規定路線。現状では、入札の上限は2000万ドル(約23億円)と決まっている。だが、この制度は今年10月に効力が切れる。日ハムとしては、松坂大輔やダルビッシュ有のころのように金額無制限と言わないまでも、制度を再交渉し入札額の上限を少しでも上げたい。

 そのためには『大谷は本物』と、メジャー側に印象づけたかった。WBCは最高の舞台だったが、怪我をした状態で出場して商品価値を下げたくない。メジャーにアピールする場は、ペナントレースで十分と判断した」

 さらにもうひとつの理由を、スポーツ紙デスクが指摘する。

「日ハム側は、小久保監督を『二刀流は使いこなせない』と見切っている。彼はキューバ戦に大谷の先発を宣言したが、ほかにもDH、代打、ストッパーと二刀流どころか、短期間でさらに多くの起用法もあると示唆していた。

 迷采配はプレミア12で実証済み。しかもWBCは、同大会より重圧が上。終盤の1点もやれない状況下、錯乱して出場過多の大谷をマウンドに、なんて禁断の采配もありうる。無理な起用をされて、欠陥商品となってチームに返されることがいちばん怖い」

 目玉中の目玉を失った侍に、赤信号が灯っている。
(週刊FLASH 2017年2月21日号)

 監督の能力が低いと、大谷が酷使される可能性はあるだろう。

日本ハム・大谷「徐々に上がってきている」 スパイク履いてキャッチボール

「日本ハム春季キャンプ」(7日、ピオリア)

 日本ハム・大谷翔平投手(22)が7日(日本時間8日)、米アリゾナキャンプで初めてスパイクを履き、キャッチボールを行った。

 右足首痛で別メニュー調整の二刀流はランニング後、スパイクに履き替えてグラウンドへ。80メートルほどの距離で、踏み込み投じた。ポール間の走り込みも強度を上げて行うなど、徐々に力を入れてきた。その後は室内練習場で打撃練習を行った。「(グラウンドが)ぬれていたので滑らないようにです。(状態は)徐々に上がってきているかな」と笑顔を見せた。
(デイリースポーツ)

 指名打者で開幕出場の調整だろうか。

<天下りあっせん>根絶遠く 政権に痛手 与党からも批判

 文部科学省の関与が明白になった天下りあっせん問題は、政権への痛手となっている。7日の衆院予算委員会の集中審議では、仲介役の人事課OBが大手生保から月2日程度の出勤で年収1000万円の待遇を受けていたと認めるなど、「天下り根絶」を掲げる政権には不都合な実態が浮き彫りになった。【光田宗義】

 安倍晋三首相は答弁で「組織ぐるみと言われても仕方のない事案だ」と認め、「しっかり調査して国民の疑念払拭(ふっしょく)に努める。必要なことは何でもやる」と繰り返した。発覚当初は「再就職等監視委員会の機能が発揮されたからこそ、今回のような事案が出てきた」と胸を張っていたが、この日は深刻な実態を意識してか、こうした論理を封印した。

 7月の東京都議選や次期衆院選を控え、政権の危機感は深い。7日の閣議後会見では閣僚も「言語道断だ」(山本幸三国家公務員制度担当相)、「組織のために働き、国のために働かない人たち。極めて不愉快だ」(塩崎恭久厚生労働相)などと文科省を批判した。

 予算委では公明党の高木美智代氏が「文科省の旧態依然とした体質を断じて許してはならない。省を解散するほどの決意で出直さなければ信頼は到底戻らない」と強調。その一方で高木氏は民進党もけん制した。民主党政権が2009年に「OBによるあっせんは(規制対象に)含まれない、と言い切った」と指摘。国会同意人事への民主党の反対で監視委が12年3月まで機能しなかったとし、「隙間(すきま)の3年間に新たな天下りの枠組みが構築されたのではないか」と述べた。文科省のあっせんの枠組みは民主党政権下で形成されており、問題の根底には当時の民主党の対応がある、との認識を示した。

 野党は攻勢を強める。民進党の井坂信彦氏は「役所と天下り先が癒着すれば血税の無駄遣い、間違った政策推進につながる。国民の信頼が根底から揺らぐ」と指摘。違法の疑いのあるあっせん事案に関連した公金支出を、来年度予算案から除くべきだと主張し、早期の調査結果提出を求めた。
(毎日新聞)

 OBによるあっせんは(規制対象に)含まれない、で組織的あっせん構築はおもしろい。他の官庁にもOBのあっせんがあるのだろうか。

2017年2月7日火曜日

大谷翔平【日本ハム】日系人強制収容所跡地でしんみり 栗山監督も大谷も「我慢」の時

【ピオリア(米アリゾナ州)5日=ペン・岸慎也、盆子原浩二、カメラ・矢口亨】日本ハムの栗山英樹監督(55)がキャンプ休日の5日、アリゾナ州で第2次世界大戦中に日系人強制収容所だった跡地を訪問。当時の日系人が数少ない娯楽として野球を楽しんでいたことに触れ、自らと大谷のテーマに「我慢」を掲げた。

 「日系人野球の父」と言われる故・銭村健一郎氏が、隔離生活を強いられる中で砂漠の中に苦労の末に作り上げた「ゼニムラ・フィールド」を建設した場所などを訪れた栗山監督は「(自分たちが)野球をやれるのが当たり前だというのを一瞬止めてもらえる。改めて野球に対して真っすぐ向き合っていかなければいけない」と感慨深げ。状況こそ異なるが、指揮官は大谷の現状に「まさに我慢というのはテーマ」と口にした。

 大谷は右足首の痛みでWBC不出場が決まり、先の見えないリハビリ期間に突入。初休日のこの日は宿舎で静養した。当然ストレスも多いだけに「走れない時に何をしておくのが大事なのかと、必死に考えることが引き出しになる」と、練習に制限がある中で時間を無駄にしない毎日が必要と説いた。「一番使いたいのは俺なんだから」と完治するまでは大谷を起用せず、自らも我慢を重ねていく。
(スポーツ報知)

 投手は我慢して、DHでいいだろう。

2017年2月6日月曜日

稀勢の里フィーバー過熱で春場所チケット完売…大相撲トーナメントで綱初V

◆日本大相撲トーナメント決勝○稀勢の里(突き落とし)貴ノ岩●(5日・両国国技館)

 大相撲のトーナメント大会は5日、第72代横綱・稀勢の里(30)=田子ノ浦=が決勝で幕内・貴ノ岩(26)=貴乃花=を破って初優勝し、賞金250万円などを獲得した。昇進後の初タイトルを獲得し、両国国技館で初めての土俵入りを披露。史上8人目の新横綱優勝を狙う春場所(3月12日・エディオンアリーナ大阪)のチケットは、午前10時の発売からわずか3時間で完売した。関係者が若貴級と驚く稀勢の里フィーバーは収まる気配がない。

 新横綱の稀勢の里は声援に応え、初優勝を飾った。決勝は貴ノ岩を突き落としで退け、昇進後初のタイトル獲得。優勝杯は約20年前に“若貴フィーバー”の中心にいた貴乃花巡業部長(元横綱)から授与。「良かったな」と声をかけられ「光栄なことです」と感謝した。1万1050人の観客に見守られ国技館で初の土俵入りも披露。「独特のすり鉢状(の形)。声が中央に集中してきますから。これが国技館の声援かと感じました」と驚いた。

 過熱する稀勢の里フィーバーは大阪まで波及した。前売り券の販売が5日に始まり、春場所先発事務所で業務にあたる二十山親方(元小結・栃乃花)によると開始から2時間半で完売した。昨年は完売まで数日間を要したが、異例の売れ行き。二十山親方は「問い合わせも多く頂いている。昨年でも完売したのは初日の数日前だった。ありがたい」と目を丸くした。キャンセルがあった場合は今後も前売りが行われ、当日券は各日約200枚用意されている。インターネット上では、チケットが5倍の値段で取引されているという。

 大相撲トーナメントも、新横綱の姿を一目見ようとチケットが完売した。場所と場所の間に行われる花相撲での完売も珍しい。1990年頃から始まった貴乃花と3代目・若乃花(現タレント)の兄弟横綱が巻き起こした人気に勝るとも劣らず、協会広報部では「若貴フィーバー以来では」と驚きの声も上がっている。

 国技館の大歓声もチケットの完売も、19年ぶりに誕生した日本出身横綱への期待の証し。連日の満員札止めが確実な春場所に向け、新横綱は「しっかり稽古してまた一つ一つ焦らずやっていきたい」と気を引き締めた。史上8人目の新横綱Vで、稀勢の里フィーバーは最高潮に達する。(秦 雄太郎)
(スポーツ報知)

 ダフ屋が暗躍しているだろう。

2017年2月5日日曜日

トランプ大統領、入国禁止差し止めた判事に暴言 司法の独立に暗雲

【2月5日 AFP】米政府当局は4日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が出して物議を醸しているイスラム圏7か国出身者の入国禁止令の一時的な施行停止を開始した。トランプ大統領にとっては手痛い法的敗北となる。

 米政府当局と米航空各社は、米西部ワシントン(Washington)州司法長官が提訴した裁判が決着するまでの間、暫定的に大統領令の差し止めを命じたシアトル(Seattle)連邦地裁の判事の判断を受けて、トランプ大統領令により無効化された7か国出身者のビザを認めるとともに、トランプ大統領令の施行を停止した。

 法的後退を喫したことで刺激されたとみられるトランプ大統領は4日朝、大統領令差し止めを命じた連邦地裁判事を攻撃した。現職大統領としてはほとんど前例のないことだ。

 フロリダ(Florida)州で自身が経営するリゾート施設、マーアーラゴ(Mar-a-Lago)に3泊の予定で滞在中のトランプ大統領は「この、いわゆる判事の意見は本質的にわが国から法執行というもの奪うもので、ばかげており、覆されるだろう!」とツイッター(Twitter)に投稿した。

 共和党のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)元大統領に指名されたシアトル連邦地裁のジェームズ・ロバート(James Robart)判事が3日、イスラム圏7か国出身者の入国を禁止する大統領令を暫定的に差し止める命令を出したことを受けて、米政府当局は4日朝までに判事の命令の履行を開始した。

■ほぼ前例のない判事への個人的攻撃

 大統領による今回の発言は今後さらなる物議を醸すとみられている。トーマス・ジェファーソン(Thomas Jefferson)第3代大統領からバラク・オバマ(Barack Obama)前大統領まで米国の歴代大統領は裁判所による判決を批判したことはあっても、判事に対する個人的攻撃はほとんど前代未聞だという。

 ハーバード大学(Harvard University)法科大学院の米国憲法学者ローレンス・トライブ(Laurence Tribe)教授はAFPに対し「少なくとも過去1世紀半でこのような(発言の)前例は思い出せない」と述べ、「法廷侮辱とはいえなくても、間違いなく軽蔑的発言であるといえる」と付け加えた。トライブ教授は現在の米最高裁判事2人とオバマ前大統領を教え子に持ち、後にオバマ大統領の顧問を務めた。

 またトライブ教授は「(トランプ大統領の発言は)司法の独立を尊重していないことを示しており、トランプ氏が大統領の座にある限り米国の将来にとって良くない兆候だといえる」と語った。

 米民主党の議員らは発言を受けてすぐにトランプ大統領を非難する声明を出した。注目すべきことに共和党員からも大統領を積極的に援護する声は上がっていない。

 カリフォルニア(California)州選出のアダム・シフ(Adam Schiff)下院議員(民主党)は、「この『いわゆる』判事は『いわゆる』大統領によって指名され、『いわゆる』上院に承認された人物だ。『いわゆる』米国憲法をよく読め」とツイッターに投稿した。【翻訳編集】 AFPBB News

 司法を尊重しないトランプは危険だ。

大谷翔平 WBCロス「目標見失っている」 開幕前に右足首手術決断も

 米アリゾナ州でのキャンプに参加している日本ハムの大谷翔平投手(22)が3日(日本時間4日)、右足首痛のため、不参加が決まったWBCへの思いを語った。少年時代から憧れ、プロ入り後も目指してきた国際大会。目標を見失い、モチベーションを保つのが難しくなり「WBCロス」になっている状態だ。右足首については今後も改善しなければ、手術する可能性もある。

 失意のどん底だった。大谷は「相当気持ちを入れて、(WBCで)優勝したいなと思ってやってきた。今は目標を見失っている段階。なかなか切り替えるのは難しい」と胸中を吐露した。

 日本時間の3日、侍ジャパンの小久保監督と電話で話した。右足首の状態、練習の強度、回復の見込みについて現状を全て打ち明け、電話越しに「すみませんでした」と何度も頭を下げた。昨年10月の日本シリーズで走塁中に痛め、11月の侍ジャパンの強化試合で悪化させた右足首が回復せず、日本時間の1日に投手でのWBC出場を断念することを表明。打者としての出場を目指してきたが、正式に代表から外れることが通達された。「覚悟はしていたが、喪失感というか、本当に申し訳ないという感じ」。この日の会見中に発した「申し訳ない」という謝罪の言葉は7度だった。

 WBCは「小さい頃から見てきた」という憧れの大会だった。13年の前回大会はプロ1年目のシーズン前。初の舞台でエース、さらに二刀流で打者としても期待され、世界一奪回にかける思いは強かった。だが、プロ入り後初めて大きなケガをして出られなくなった。そのショックは計り知れない。「現時点でどのくらいのタイミングで実戦復帰できそうか見えてこないので、モチベーションとしては難しい状況」。日本最速の165キロを誇る二刀流の怪物もまだ22歳。戸惑い、混乱するのも無理はなかった。

 右足首の手術については「昨年の強化試合もない、(3月の)WBCもない状況なら、もしかしたら昨年の段階で(手術を)していたかもしれない」と話し、「現時点でどうなるかは(右足首の状態が)上向くか上向かないのか、それ次第」と続けた。今後も慎重に様子を見ながら調整していくが、開幕前に手術を決断する可能性もある。

 栗山監督は帰国後の2軍調整を示唆し「向こう(日本)に行ったら、(中田ら)WBC組も合流するから気になるだろうしね」と気遣った。その大谷は別メニュー調整が続く中で「できる範囲の中でしっかりトレーニングをしたい」と前を向いた。(柳原 直之)
(スポニチアネックス)

 手術をして今季を棒にふるか、投手封印・DHで試合出場かの選択だろう。

中国、マティス米国防長官の「尖閣は日米安保範囲」に警告

【AFP=時事】来日した米国のジェームズ・マティス(James Mattis)国防長官が4日、沖縄県・尖閣諸島(Senkaku Islands、中国名:釣魚島、Diaoyu Islands)は日米安全保障条約の適用範囲だと明言したことに対し、中国政府は同日、米国に対し東南アジアを「不安定化させないよう要請する」と警告した。

 豊かな漁場に位置する尖閣諸島について、中国政府は数世紀にわたり自国の一部であってきたと主張している。

 国営新華社(Xinhua)通信によると、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米新政権の国防長官の発言に対し、中国外務省の陸慷(Lu Kang)報道局長は「釣魚島とそれに隣接する諸島は、古代から中国固有の領土であり、これは不変の歴史的事実である」と述べ、さらに「わが国は米国に対し、責任ある態度をとり誤った発言をやめ、…問題をいっそう複雑にし域内情勢に不安定をもたらさないよう要請する」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

 狂犬は、日本語的には褒め言葉ではないが、海兵隊は逆のようだ。

軍事研究応募に反対を=科学者ら緊急署名集める

 防衛省が軍事研究のための資金を提供する「安全保障技術研究推進制度」に反対する科学者らが31日、東京都内で記者会見を開き、大学や研究機関に対し、応募しないよう訴えた。緊急署名を実施したところ、既に約2400人分が集まったといい、さらなる賛同を呼び掛ける。
 政府は2017年度予算案で、同制度に約110億円を計上している。
 緊急署名を呼び掛けた名古屋大の池内了名誉教授(宇宙物理学)は「大学は市民の信用を失うことが致命的で、応募しないよう訴えたい」と強調。立教大の西谷修教授(比較文明学)も「政府の下で軍事研究をする体制ができあがったら、行き着く先は地獄だ」と危機感をあらわにした。
 軍事研究への参加をめぐっては、日本学術会議でも議論が行われている。同会議の大西隆会長らは容認の立場だが、反対意見も多く、最終的な結論は見通せない状況だ。
 関西大や法政大など同制度へ応募しないことを決めた大学もあり、関心が高まっている。
(時事通信)

 国民の生命・財産を守ることに寄与する研究であれば良いだろう。

大谷翔平ロングインタビュー。届かなかったWBC、無念の思いを激白

 右足首に不安を抱え、投手としてWBCの出場を辞退していた北海道日本ハムの大谷翔平の欠場が正式に決まった。右足首の状態はどうなのか? いつから痛めたのか? なぜこの時期での辞退だったのか? 様々な憶測が飛び交うなか、大谷がここに至るまでの経緯を明かした──。

── 野球がうまくなるのはオフだと言って、毎年、その時期の練習を楽しんでいる大谷選手ですが、もしかしたらこのオフは右足首に不安を抱えて、楽しくないオフになっていたのでしょうか。

「そんなことはないですよ。そういう(右足首に不安を抱えた)状態でも、できることはたくさんあったので、右足首はよくなると信じてWBCへ向けての調整をしてきましたから......実際、状態がよくなって、かなり思うように動けるときもありましたしね。ただ、その状態が続かないというか、なかなか一定しませんでした」

── 軸足となる右の足首の後ろ側、アキレス腱の下あたりにある“三角骨“に骨棘(こつきょく、骨のとげ)があって、それが痛むということだと聞いていますが......。

「はい、そうです」

── 痛むのはどの瞬間だったんですか?

「投げにいくとき、ちょうどリリースする瞬間ですね」

── 最初に痛めたのは、日本シリーズで一塁へ駆け込んだとき?

「そうですね、そこがきっかけでした。ただ、足首については、ぼくの場合はもともと緩かったので、テーピングをしてプレーすれば支障がないことも多かったんです。なので、そのあとのオランダとメキシコとの(侍ジャパン強化)試合では、ピッチングをするのは厳しいかなという状態でしたけど、十分、走れたので、だから野手で出場させてもらいました。でも、そこでまた悪化させてしまって......ゲームだと、痛くても走っちゃうものなので......そこは難しいところです」

── 打つこと、走ることは可能という判断だったということ?

「もちろん骨棘があるのはなにも変わらないわけですし、そう考えると、ランニングも打つことも、それなりの負担はかかってきます。でも、骨棘があっても収まりがいいと、痛むこともなく動ける状態というのがあって、それが日本シリーズ前の状態でした。痛みが出てくるというのは、骨棘の収まりが悪くてぶつかるという状態なので、収まりさえよくなってくれれば、WBCにも出られるんじゃないかという判断で、ここまで引っ張ってしまいました」

── 年明け、ダルビッシュ有選手とトレーニングしたとき、キックボクシングをしていたのもよくなかったのではないか、などという話も取り上げられていますが、それも影響はあったんですか。

「いや、あのときは足首の状態はよかったんです。そもそも(キックボクシングも)アップみたいなものだったので、それほど(強度が)強いわけでもなかったですし、きっとよくなると思ってずっとやってきて、実際によくなっていた時期だったので......」

── 骨棘というのは、そのとげが収まって神経に触らないでいてくれれば痛みが出ないと聞いたことがあります。そういう状態が続けば、ある意味、ごまかしながら動けちゃうということにもなりますよね。

「そうですね。ただ、(とげは)あるということに変わりはないので、結局、痛くないように投げたり、痛くないところを探してしまって、そういうことが原因となって他のところに(痛みが)来ることもありますから、やるに越したことはないですし、取るに越したことはないんですけど、難しいですね。シーズン前なだけに......」

── えっ、やるって、手術を?

「どうなんですかね。状態によると思うんですが......痛みは、今日(2月2日)は全然、問題なかったです。ただ、よくなると思ってここまでトレーニングであったり、いろいろな治療であったりとかを含めて、(WBCの1次ラウンド初戦、キューバ戦が行なわれる)3月7日に向けて、どのくらいまでピッチングができる状態に持っていけるのかを探りながらずっとやってきましたけど、状態はよくなりませんでしたし、最悪、こうなる(WBCに出られない)だろうな、ということは頭の中にはありました。実際、痛みが引かなかったら手術になるだろうという話もしていましたし、もしWBCがなかったら、去年の段階でもしかしたら手術ということになっていたかもしれません。でも、そうは言っても(WBCには)僕も出たかったですし、状態がよくなって、それが続くようなら手術する必要もなかったので......」

── 今回、WBCでピッチャーとして登板するのは難しいということを侍ジャパンに伝えるにあたって、その決断に至らしめた出来事は何だったんですか。

「まず、調整が遅れているということです。遅れているどころか、投げられませんでしたから。3月7日に合わせるとしたら、キャンプの時期も含めて、最低でも4から5試合は投げていかないといけない。そこから逆算していって、じゃあ、ブルペンではどのくらいのペースを作っていかなきゃならないのか。そう考えたときに、これじゃ、間に合わないと思ったんです。あまり(決断を)引っ張りすぎても、僕の代わりに出場する人もいるはずですし、ピッチャーと野手の枠の問題もありますから、遅くともキャンプに入るくらいがギリギリのラインだろうと......そこまでには決めなきゃいけないということを、チームのみんなでもともと決めていました」

── 1月20日にブルペンに入って、キャッチャーを立たせたまま、22球を投げました。ブルペンに入ってみたということは、そのときの感触はまだよかったんですか。

「いやぁ、どうですかね。そんなによくはなかったですよね。足の状態もよくなかったですし......」

── 結局、その日を最後にブルペンに入ることはできませんでした。

「そうですね。これはまだしばらくは投げられないんじゃないかなと......そうすると、とても3月7日に投げられる状態にまでは持っていけないんじゃないかと思いました」

── それでも、侍ジャパンに伝えたのは、WBCへの出場辞退ではなく、あくまでピッチャーとしては投げられないということでした。バッターとしては出られる可能性を感じていたんですか。

「バッティングでは痛みはそんなに出ませんし、気になるほどではありません。ですからバッターとしてはできるんですけど、なんせ走れない。もともと走ることでケガをしたので、走る強度をどのくらいまで上げられるかというところだと思っていました。ただ、こればっかりは、投げられないから、じゃあバッターで、という簡単な話じゃないと思うんです。そもそもぼくはピッチャーとして選んでもらってましたし、バッターとしては起用されるかどうかもわからない。ピッチャーとして、ということが大前提で、バッターとして出る、出ないということはぼくだけでは判断できないところもありました。ですから、ピッチャーとしてはできないということを決断して、それを伝えてもらったんです」(その後、小久保裕紀監督は大谷選手の状態を気遣って、メンバーから外すと明言)

── つまり、小久保監督からバッターとして必要だと言ってもらえたら出る覚悟だったということですか。もし、バッターとしてWBCに出たら、ピッチャーとしての調整ができず、シーズンの開幕どころか、前半戦、ピッチャーとして間に合わなくなるというリスクもあったと思いますが......。

「そこが難しいところなんですよね。全部を円滑に回すというのが不可能な状況なので、どこかを切り捨てなければいけない。だからみんなで模索して、どれがベターなのかを探してきたんです。自分のチームだったらいろいろと相談しながらできるかもしれませんけど、日の丸を背負っていますし、そういう軽い気持ちではいけないという気持ちはありました。60~70%の状態だったらマウンドに行って投げられたかもしれませんけど、それをやってはいけないと思ったんです。そう考えて、今回はピッチャーとしては投げられない、投げてはいけないという判断になりましたし、そこはバッターとしても同じだったと思います」

── 日の丸が重かったんですね。

「僕にとっては憧れみたいなものでしたし、選んでもらって、本当に嬉しかった。期待してもらっているのは伝わってきましたし、どうにかならないものかなと思っていましたから、今は申し訳ないなという気持ちが大きいです」

── 今のこういう状況で、それでも前を向くために、自分で自分をどう励ましていますか。

「どうなんですかね......。足首、よくなってくれ、としか言いようがないですね」

── 思えば去年のクリスマスのとき、サンタクロースにお願いするとしたら何が欲しいかと訊いたら、「時間が欲しい」と答えてました。

「サンタクロース、(時間を)くれなかったですね。刻々と、ここまできちゃいました」

── 野球の神様の存在を信じている大谷選手ですが、このタイミングでのケガは、何のための試練だと受け止めていますか?

「いやぁ、ちょっとまだ、そんなふうには思えないですね。4年に1度の大会だっただけに、(気持ちを整理するのは)難しいものがあります」

── 高校時代もケガで投げられなかった時期があって、今もそうですけど、それは大谷選手の中では、立ち止まっている感じなのか、長い野球人生の中で三歩進むための二歩だという感じなのか、どちらですか。

「ムダな練習はない、ということと同じじゃないですか。練習って、それがよくない練習法だったとしても、のちの自分にすごく生きてくるということがあるんです。だとしたら結果的にその練習は失敗じゃないし、ムダなことではなかったという捉え方がある。ケガをするのは決していいことではありませんけど、プレーに対してより考えるようになったり、プレーに深みが出てくるということもあるかもしれません。ですから、もしかしたらいいほうに転んでくれる要素がそこにあるかもしれない。今はどちらとも言えませんし、そんなのケガした人がいいように捉えているだけだと言われたらそれまでなんですけど、少なくとも自分でそうやって捉えるのは大事なことだと思っています」

石田雄太●文 photo by Sportiva

大谷翔平【日本ハム】弱気の大谷「目標を見失っている」WBC不参加で心に穴

【ピオリア(米アリゾナ州)3日=ペン・岸慎也、盆子原浩二、カメラ・矢口亨】来月開催される第4回WBCへの不参加が決まった日本ハム・大谷翔平投手(22)が3日、会見を行い経緯や胸中を語った。普段は決して弱気な姿を見せない二刀流が「今は目標を見失っている段階でなかなか切り替えるのは難しい」と強い落胆を告白した。

 グラウンドでは決して弱気を見せない大谷もさすがに落胆の色を隠せなかった。右足首の三角骨の骨棘(こっきょく)の痛みの影響で先月31日に投手での出場を断念。現地時間の2日夜、小久保監督に電話で現状を報告し打者としても外れることが決まった。憧れの大舞台のために痛みを押して調整を続けてきた。

 大谷「小さい頃から見てきましたし、ユニホームを着てプレーしたい気持ちはすごくあった。それは今でも変わらないですし、特別な大会だった。相当気持ちを入れて優勝したい思いでやってきた。今はちょっと目標を見失っている段階かなと思いますし、なかなか切り替えるのは難しい」

 WBC出場が消え、これまで決してうつむかなかった男の衝撃的な告白だった。早ければ今オフにもメジャーに挑戦する。米国に渡れば、次回のWBC出場は難しい状況で、これが最初で最後の挑戦だったかもしれない。

 大谷「(出場して)結果が出る出ないに関しては自分の実力、そういう悔しさは次につながると思いますけど、野球ができない、出場できないことに関しては悔しいよりも、期待に応えることができないことに関して申し訳ない方が強いです」

 不参加が決まったことで投打で調整の時間的な余裕はできた。本来ならシーズン開幕へ向けて再始動するが、その青写真も描けないだけに喪失感は容易に埋まらない。

 大谷「現時点でどのくらいで実戦に復帰できるのか、見えてこないので、モチベーションとしては難しい状況。開幕に向けてどれだけ上げていくかの見通しは自分でもわからない」

 この日も完全別メニューで調整。ランニング、約90メートルの遠投、室内でのティー打撃と軽めの練習は今後も劇的に進化することはない。

 栗山監督「迷惑をかけて申し訳ない。翔平が一番、苦しいと思う。どう無理しても、無理ということだった。今はどこに合わせるとか決めちゃいけない段階」

 投手復帰プランも白紙だと強調した。開幕についても指揮官は「ゼロではないけど相当確率は低い。(近いうちに)スパイクで全力で走る姿は奇跡に近い」と復活登板へ先が長いことを示唆。一方で「打つ方は一気に上がるからわからない」と、今後は開幕DHの可能性を模索していく。

 大谷は11日に帰国後も1軍・名護キャンプに帯同する見込みだが実質2軍扱いが続く。6日からの第2クールでスパイクを履いてメニューをこなすことがまず第1関門だ。「何とか強い強度でランニングできるのが最低条件。そこがないとゲームに出られない」と直近の目標に掲げた。しばし傷ついた心を休め、悲痛の時を糧とし大谷が一歩一歩再スタートを切っていく。
(スポーツ報知)

 このまま痛みが治まらないと、手術による改善が必要だろう。

 

2017年2月4日土曜日

斎藤佑樹 日本ハム 開幕候補に急浮上、栗山監督「あのボールなら勝てる」

 アリゾナキャンプに参加中の日本ハム・斎藤佑樹投手(28)が2日(日本時間3日)、開幕投手候補に浮上した。大本命の大谷が右足首痛のため間に合わない可能性が高まっており、栗山監督が「候補は10人くらいいる。戦略としてありはありだね」と、斎藤を来月31日西武戦(札幌D)先発の選択肢に加えた。

 指揮官の視線の先に背番号1がいた。キャンプ2日目。背番号18から心機一転した斎藤の球には気合が乗り移っていた。変化球を交え51球。右腕は「まず最初のブルペン。僕の中の全てを持ってきた。スタートはいい感じで切れました。今の結果でこの背番号は球団に感謝しないといけないし恩返ししたい」と熱い思いを口にした。

 このオフ、背番号1だった早実時代の原点のフォームを参考に修正。「沈み込む」ことをテーマにし復活を模索している。見守った栗山監督は「間違いなく良くなっている。球が強いよね。あのボールなら勝てる。今日みたいに投げれば結果は出る」と高評価。自身が就任1年目の12年以来、2度目の大役候補として名を挙げた。

 昨季は未勝利に終わり過去4年間で3勝。プロ7年目は正念場となる。「試合にはいつでも入れる。フォームも大事ですけど、まずは結果。何度も言いますけど結果が全て」と同じフレーズを繰り返した。危機感を胸に斎藤が生まれ変わる。(岸 慎也)
(スポーツ報知)

 リップサービスで、話題性だけで、現実味がない。

 

大谷翔平 日本ハム 心情を告白「目標を見失っている段階」

 WBC不出場が正式に決まった日本ハム・大谷翔平投手(22)が3日、米アリゾナ州ピオリアの練習後に心情を告白した。

 前日2日の夜に小久保監督と電話で話し、メンバーから外されることを伝えられた。「色々な方に期待してもらっていただけに、状態が上がると信じて何とか出られないかなと思ってやってきましたけど、申し訳ないです。残念というよりそういう気持ちの方が大きいです」とファンや小久保監督、侍ジャパンのほかのメンバーらに謝罪した。

 今後について聞かれ「相当気持ちを入れて、優勝したい思いでやってきたので今はちょっと目標を見失っている段階かなと思いますし、なかなか切り替えるのは難しい」と正直な気持ちを吐露した。

 痛めた右足首は状況次第では手術の可能性もある。「その判断も足首の状態次第。WBCがない状態で去年の強化試合もない状態だったら、もしかしたら去年(手術)していたかもしれない。現時点でどうなるかは本当に状態が上向くか、上向かないか、それ次第かなと思います」と説明した。

 今後は6日からのキャンプ第2クールで、スパイクを履きベースランニングなど、全力疾走が出来るようになるかを見極めていくことになる。
(スポーツ報知)

 手術だと今季は難しいか。

2017年2月3日金曜日

斎藤佑樹 <プロ野球>背番号1に恩返しへ 日本ハム・斎藤

◇日本ハム・斎藤佑樹投手(28)

 ブルペンで51球投げた。見つめる栗山監督への必死のアピール。背番号は18から、早稲田実で出場した2006年夏の甲子園で全国制覇した時の「1」に変わった。「この背番号をもらったことに感謝している。恩返しできるように」。話す言葉に力が入る。

 昨季は11試合に登板して勝ち星なしの1敗。ここ4年でも挙げた白星は三つだけだ。プロ7年目。かつての輝きを取り戻そうと高校時代の投球フォームを参考にして修正に取り組み「いつでも試合に入れる感じ。本当に結果がすべて」と危機感を持って練習している。

 目指すは開幕ローテーション入り。「(チームが昨年)日本一になったのだから、日本一の先発ローテーション。そこに入るため、高い意識を持ってやらないと」。まずは9日予定の実戦マウンドで試したい。【ピオリア(米アリゾナ州)田中義郎】
(毎日新聞)

 栗山監督的には開幕投手もありだろう。
 結果が出せなければ終わりだろうけど。

大谷翔平 右足首故障 大谷選手がWBC欠場へ

 3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に、先日、投手としての出場を辞退した大谷翔平選手(22)が日本代表の登録から外れる事になった。

 小久保裕紀監督(45)「28人の登録(メンバー)からは外すと、大谷本人に伝えました」

 日本代表を率いる小久保裕監督(45)は3日午後、WBCの登録メンバーから大谷選手を外す事を明らかにした。大谷選手は現在、アメリカ・アリゾナ州で春季キャンプに参加しているが、右足首の故障のため、別メニュー調整が続いている。

 小久保監督「前に進むしかないので逆に(大谷)翔平がいなくなった分、チームの結束が高まるのを期待しながら、そういう気持ちで試合に入りたいと思います」

 また、小久保監督は空いた先発投手の1枠について、近日中にも追加招集する考えを示した。
(日本テレビニュース)

 残念だけど仕方ないだろう。
 開幕投手も無理で、少し遅れてDHの打者中心だろうか。

大谷翔平 日本ハム 右足首痛で野手でも実戦回避へ

【ピオリア(米アリゾナ州)1日=ペン・岸慎也、盆子原浩二、カメラ・矢口亨】日本ハムが1日、キャンプインした。右足首痛で投手としてWBC辞退を発表した大谷翔平投手(22)は別メニュー調整。28日の米到着後初めてティー打撃を行い再スタートを切ったが、米滞在中は野手としても実戦回避する可能性が高まった。それでも、視察に訪れたレンジャーズのフロントは二刀流を「特別な才能の持ち主」と明言。WBCでの登板が消えても、メジャー球団の評価は落ちそうもない。

 無念さを断ち切るように大谷はバットを振った。室内ケージに入るとボールを置いたティー打撃を開始。100スイング近く30分以上打ち込んだ。球団OBで侍ジャパンの稲葉打撃コーチが見守る中、力強い打球を放った。約6日ぶりの打撃練習に「第1クールはこんな感じになるかと思います」。アップから別メニューで、ランニングやキャッチボールと軽めのメニューとなったが、徐々に強度は上げてきている。

 前日31日に「右足首の骨棘(こっきょく)の痛み」のため、投手としてのWBC出場辞退を表明。「最悪こういうことになるだろうなというのは分かっていましたし、何パターンも考えてやってきたので、特に今、心境が変わるということはない」と平静を貫いた。しかし打撃練習中は「ダメだー!」「よっしゃー!」など大声を張り上げ笑顔を見せるなど、吹っ切れた様子。稲葉コーチも「『暗くなってもしょうがないので明るくしています』と言っていました」と大谷の気持ちを明かした。

 最終的には野手としても辞退の見通し。この日のランニング中は何度かスピードを上げる場面もあったが、全力疾走はまだ先だ。栗山監督は「ちゃんと走れないと野球にはならない。下(半身)がしっかりしないと」と強調した。アリゾナ滞在中には紅白戦を含め実戦は3試合あるが、指揮官はそこでも打席に立つことに極めて慎重な姿勢。野手としても調整がままならない現状がある。

 ただ、メジャーの評価は変わらない。キャンプ初日にはあいさつを兼ね4球団以上が球場を訪れた。中でもレンジャーズのジョシュ・ボイドGM補佐は「球団と本人が決めたことは理解できるし尊重されるべき。大事なことは細心の注意を払うことと、更なる故障を未然に防ぐこと。大谷には将来があるし、ファイターズにとってもね」と決断を支持した。

 さらにメジャー全球団が欲しがる存在との報道について聞かれ「特別な才能の持ち主。モチロン!」と最後は日本語で実力を認めた。アリゾナで実戦登板はなく、今季、米国で大谷が投球を見せる機会はないが、すでに実力は証明済み。早ければ今オフにも実現するメジャー移籍において「投手欠場」で評価が下がることはない。今は痛みの再発を防止しながら、大谷は徐々にペースを上げていく。
(スポーツ報知)

 調整遅れで開幕に間に合わないか。

2017年2月2日木曜日

大谷翔平 WBC投手辞退に全米騒然 「オオタニはWBC不参加」の報道も

 1日に明らかになった日本ハム・大谷翔平投手(22)が3月に行われる第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に投手としての出場を辞退するニュースは、全米でも一斉に報じられた。

 日本メディアの報道を受けたロサンゼルス・タイムズ紙の記者やスポーツ専門サイト、ファンラグ・スポーツなどはツイッターで「ショウヘイ・オオタニが足首のけがを理由にWBCでは投げない」とつぶやいた。

 その一方で「不参加」とする報道も目立った。

 米総合スポーツ誌の最大手、スポーツ・イラストレイテッド電子版は「日本のスター、ショウヘイ・オオタニはけがのためWBCに出場しない」との見出しで一報。「日本のスーパースター、ショウヘイ・オオタニは右足首のけがのためWBCでは投げないと日本ハムファイターズのヒデキ・クリヤマ監督が報道陣に語った」、「この22歳は今回のトーナメントで客を呼べる選手の一人として期待されていた」などと伝えた。

 スポーティング・ニューズ電子版も「オオタニはWBCでプレーしない」との見出しで「オオタニの欠場はビッグリーガーと対戦する二刀流を楽しみにしていたMLBのスカウトたちをがっかりさせるのは間違いない」などと報じた。
(デイリースポーツ)

 残念だね。打者も無理だろう。

大谷翔平 日本ハム 右足首手術の可能性も…WBC“野手”も辞退へ

【ピオリア(米アリゾナ州)1月31日=ペン・岸慎也、カメラ・矢口亨】球春到来の日本列島に衝撃が走った。侍ジャパンのエース・大谷翔平投手(22)が右足首の故障のため、3月の第4回WBCでの登板を回避することが決まった。全力疾走ができず、走塁面で大きな不安を残すことから、「打者・大谷」も出場を辞退する見通し。患部の痛みが引かなければ手術に踏み切る可能性もあり、今オフのメジャー挑戦に影響を及ぼす可能性も出てきた。

 悔しさを押し殺すように大谷は淡々と質問に答えていった。侍ジャパンでの登板回避―。苦渋の決断に至った理由をこう吐露した。

 「(日本代表は)100%のコンディションじゃないといけない場所。3月7日に100%でいける自信が正直ないので、行くべきではないなと。なかなかないチャンスなので、出たいと思ったし、投げたいと思った大会。残念な気持ちはあります」。万全の状態でマウンドへ登れない現状に納得し、決断した。

 元々、両足首の関節が緩く、捻挫しやすいタイプ。昨年の日本シリーズ第4戦(札幌D)の走塁中、一塁を踏んだ際に痛みを覚えた。11月の日本代表の強化試合・メキシコ戦では同様の場面で再発し、悪化。数回にわたって病院で検査した結果、「三角骨の骨棘(こつきょく)の痛み」と診断された。

 先月、ブルペンに2度入り、状態を確認した。「あまり良くないなと感じていました。ギリギリまで頑張ってきたけど、難しい。根本的にしっかり走れない。そろそろ決めないといけない頃合いだった」。爪先を上げる動作で痛みが出るため、ダッシュや、投手プレートから右足首が離れる瞬間、動きに支障が出る。さらに患部をかばうことで、両脚の太もも裏に張りも生じた。

 吉村GMによると、球団が侍ジャパン側に「投手辞退」の意思を伝えたのは米1月29日(日本時間30日)。キャンプイン前日のこの日、栗山監督と大谷が協議し、最終結論に至った。

 1月、栗山監督が小久保監督に「二刀流での出場プラン」を確認した際には、開幕戦となる3月7日のキューバ戦(東京D)での先発が内々に通達されていた。栗山監督は「足の状態を考えたら間に合わない。普通にいっても(シーズン)開幕も遅れるくらい。止めないといけない状況だった。無理なものは無理。翔平のため」と説明した。

 一方、打者での出場に栗山監督は「もしかすると間に合うかもしれない」とわずかな望みを残した。だが「打つ」動作に痛みはないものの、全力疾走ができず、走塁面で大きな不安を残す。「打者・大谷」の出場も不透明と言わざるを得ない。

 患部は回復傾向にあるとはいえ、まだ完治の見通しは立たない。福島チームトレーナーは「骨棘の痛みがひどいようであれば、オペとも言われている」と手術の可能性も示唆した。除去すれば全治は3か月を要する。既定路線となるポスティングシステムでのメジャー移籍にも、影響が出てくる。

 それでも大谷は悲観的にならず、この日も休日返上でキャッチボールなどを行った。投手としての今後のメドに「一番いいのは、開幕に合わせること。少しでもいい方向に進むようにやっていきたい」と3月31日の西武戦(札幌D)先発を見据えた。今は回復を信じ、少しずつ前に進んでいく。
(スポーツ報知)

 やはり日本シリーズで足首を痛めていたか。
 WBC回避は残念も、レギュラーシーズンが大事だろう。

2017年2月1日水曜日

元小結・時天空、悪性リンパ腫で闘病1年半 37歳で力尽く

 大相撲の元小結・時天空の間垣親方(本名・時天空慶晃、ときてんくう・よしあき)が31日午前1時12分、悪性リンパ腫のため都内の病院で死去した。37歳だった。間垣親方は昨年1月に悪性リンパ腫で闘病中であることを公表。2015年九州場所から5場所連続全休の末に昨年8月に引退し、親方の業務に就いていたが、昨年10月に体調を崩し同九州場所、今年初場所と休場して治療に専念していた。通夜は6日、葬儀・告別式は7日、ともに東京・墨田区の回向院念仏堂で営まれる。

 稀勢の里の横綱昇進で祝福ムードに包まれていた角界に、突然の訃報が飛び込んできた。この日、間垣親方の遺体が安置された時津風部屋に力士、関係者が弔問に訪れ、モンゴルから来日した両親も号泣していた。しこ名に「モンゴルの広い空」と願いを込められた男は、寒空の下で旅立った。

 容体が急変したのは30日午前だった。「呼吸が苦しくなった。救急車を呼んでほしい」と間垣親方は自宅で看病していた家族に伝え、都内の病院に搬送された。連絡を受けた時津風親方は午後2時半に病院で対面。「声をかけたら2回ぐらい目を開けた。呼吸が苦しそうだった」。親方、部屋の力士は午後10時頃に引き揚げたが、再び家族から連絡が入り病院に戻った。最期は家族だけが看(み)取り、午前3時頃に力士たちは部屋前で親方の遺体を迎えた。部屋頭の関脇・正代によると、「上がり座敷にご遺体を寝かせて、(弔問の準備が)終わったのは午前5時くらい」だったという。

 間垣親方は現役だった15年秋場所後に悪性リンパ腫と診断された。同年10月から抗がん剤治療を始め、同年九州場所から5場所連続休場。20キロ近く体重が減り、髪も抜けたが、体調が安定するとジムでトレーニングを再開していた。だが当初半年の予定だった治療が1年に及び、「体力的にも弱ってきた」と昨年8月、丸刈り頭で引退を表明。放射線治療などで腫瘍が小さくなり日常生活ができるまでに回復したが、昨年10月末に体調が悪化。腰の痛みなどを訴えて自宅療養していた。

 関係者によると、モンゴル出身の妹が付き添い回復に努めていたが、現役時代の化粧まわしを知り合いに贈呈するなど自身の病状を案じていたという。時津風親方(元幕内・時津海)は、「とても真面目で、面倒見のいい力士でした。突然の訃報で、残念で仕方ありません」とコメント。同親方によると故人は人に弱みを見せない性格で、「モルヒネを打ったら痛みに負ける」と投与を拒否していたという。遺体は1日夕方には都内に住む妹の自宅に移される。通夜、葬儀・告別式は時津風一門葬で執り行われる。

 ◆通夜・告別式 通夜は6日午後5時から、葬儀・告別式は7日午前11時30分から、いずれも回向院念仏堂(東京都墨田区両国2の8の10)。喪主は父のジグメド・アルタンガダスさん。

 ◆悪性リンパ腫 血液のがんの一つで、わきの下や首、太ももの付け根にあるリンパ節から全身に広がるリンパ組織内の細胞が悪性化していく病気。胃や大腸などの消化器官にしこりや潰瘍ができたり、肝臓や脾臓(ひぞう)など腹部の臓器や、気管や食道が腫れたりすることもある。初期症状は体がだるくなったり、38度前後の発熱が続くなど風邪に似ており、診断は非常に難しい。現在は抗がん剤などが発達しており、快方に向かう人も多い。

 ◆時天空 慶晃(ときてんくう・よしあき)本名同じ。モンゴル名はアルタンガダス・フチットバータル。1979年9月10日、モンゴル・ウランバートル市出身。2000年に留学生で東農大転入。同大3年の02年名古屋場所で初土俵。幕内在位は63場所で最高位は小結。14年1月に日本国籍を取得。通算548勝545敗56休。技能賞1回。現役時代は184センチ、142キロ。得意は右四つ、投げ。
(スポーツ報知)

 初期に発見できるかどうかか。

<相続税節税・養子縁組訴訟>有効の1審判決が確定 最高裁

 相続税の節税を目的にした養子縁組が有効かが争われた訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷(木内道祥裁判長)は31日、無効とした2審・東京高裁判決を破棄する判決を言い渡した。有効とした1審・東京家裁判決が確定した。節税を目的にした養子縁組は富裕層を中心に行われているとみられ、従来の運用を追認する内容となった。

 相続税は、相続人が増えれば課税されない基礎控除枠が広がり、税率にも影響するため、養子縁組に節税効果があるとされてきた。

 裁判で有効性が争われたのは、2013年に死亡した男性(当時82歳)が、長男の息子である孫と生前に結んだ養子縁組。男性の長女と次女が無効を求めて提訴した。2審判決は、長男が税理士を連れて節税メリットを父親に説いていたことから「相続税対策が中心で男性に孫と親子関係を創設する意思はなかった」として養子縁組を無効と判断していた。【島田信幸】
(毎日新聞)

 節税目的は置いといて、財産分与を公平にしないと争いが起こる。