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2017年2月10日金曜日

お帰り~稀勢の里!故郷も横綱フィーバー J1鹿島抜いた1157人の声援に感謝

 大相撲初場所で初優勝し第72代横綱に昇進した稀勢の里(30)=田子ノ浦=が9日、茨城県庁で橋本昌県知事(71)から茨城県民栄誉賞を贈られた。同賞受賞は個人、団体合わせ、20例目で力士は初めて。県庁には1157人が大挙して地元ヒーローを祝福した。その後、表敬訪問した出身地、同県牛久市の市役所には500人が詰めかけ「お帰り~」と大声援を受けるなど、故郷に錦を飾った。

 茨城県出身では1936年の男女ノ川以来、81年ぶりの横綱。稀勢の里をひと目見ようと、県庁は県民であふれかえった。その数1157人。08年通算10冠に輝き同賞を受けたサッカーのJ1鹿島の1000人を上回った。

 「横綱~」「日本一~」のかけ声の中、新横綱は群衆をかきわけて登壇。県でわずか20例しかない栄誉の盾を授与された。04年から後援会名誉会長を務める同知事から「早熟にして晩成。『30歳だけど25歳くらいの体力』と本人も言っている。大いに優勝を重ねてほしい」とエールを送られた。

 稀勢の里も感激の表情。「初優勝、横綱昇進を支えてくれたのは皆さんの声援。特に茨城県の応援は熱いものがあった。本当に後押ししていただきました。横綱の名を汚さないよう精進して参ります」と感謝を述べた。

 お礼の地元行脚で続いては出身地の牛久市役所を表敬訪問。まずは野球少年だった中学時代、投げ合ったこともある楽天・美馬学投手から祝いの花が届いておりビックリ。そして詰めかけた500人から「お帰り~」と祝福された。

 「地元の声援があって力以外のものが出た。こんなに来ていただいて本当にうれしい。もっといい姿を見せたい」とさらなる飛躍を誓った。同市では18日に祝賀パレードが行われる。
(デイリースポーツ)

 県庁とは反対で、牛久市での表情が笑顔で柔らかい。

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