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2017年2月18日土曜日

<大相撲>稀勢の里、地元に凱旋…5万人に連続V誓う

 大相撲の第72代横綱・稀勢の里(30)=本名・萩原寛(ゆたか)、田子ノ浦部屋=の昇進を祝うパレードが18日、出身地の茨城県牛久市であった。紋付きはかま姿でオープンカーに乗った稀勢の里は、沿道の市民ら約5万人(主催者発表)の祝福の声に手を振り、持ち前の笑顔で応え、祝賀会では「また牛久に帰ってきたい」と開幕まで1カ月を切った大阪・春場所での連続優勝を誓った。

 出発地のJR常磐線牛久駅東口の交差点から同市役所までの一部を除いた沿道には、凱旋(がいせん)した横綱の雄姿を一目見ようと、午後1時のパレード開始前から続々と市民らが集結した。

 パレード出発前のセレモニーでは、牛久市の根本洋治市長が「もっともっと立派な横綱になってほしい」とエール。稀勢の里は「皆さまの応援のおかげです。感謝の気持ちをもって、きょう一日を過ごします」などとあいさつした。

 稀勢の里が乗ったオープンカーは、牛久市役所までの約1キロの道のりを時速2キロでゆっくり進んだ。沿道には、稀勢の里が同県龍ケ崎市立松葉小時代に所属した少年野球チーム「龍ケ崎ハリケーンズ」の選手たちが、「祝横綱稀勢の里」の1文字ずつのカードを掲げた。同市立馴柴小2年、稲葉謙心さん(8)は「白鵬みたいに強い横綱になってほしい」。

 パレード終了後の牛久市役所での市民栄誉賞の授賞式では、母裕美子さんが稀勢の里の首に記念メダルを掛けるよう根本市長に促されたが、ひもが短かったのかうまく掛からないハプニング。稀勢の里が逆に裕美子さんにメダルを掛ける機転ぶりで会場をわかせた。

 市民ら1000人が参加した祝賀会で、稀勢の里は「春場所まで1カ月を切りましたが、また皆さまにいい報告ができるよう一生懸命頑張りたい」と語り、連続優勝への決意をにじませた。【庭木茂視、安味伸一、松本尚也】
(毎日新聞)

 隣の牛久市が稀勢の里で盛り上がっている。
 練習不足で春場所は大丈夫だろうか。

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