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2017年2月19日日曜日

組織が女2人利用か=北朝鮮籍男、クアラ居住―実行犯「指示に従った」・正男氏暗殺

【クアラルンプール時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏がマレーシアで暗殺された事件は、現地警察当局が17日夜、北朝鮮籍の男を逮捕したことで、実行犯として拘束された女2人は暗殺を企てた組織に利用されただけである可能性が強まった。

 当局は18日、男の取り調べを本格化させるとともに、事件に関与したとみられる別の男3人の身柄確保を急ぎ、事件の全容解明を進める。

 マレーシア紙・中国報(電子版)によると、北朝鮮籍の男は主犯格ではなく、残る3人は国外に逃亡したとみられる。

 正男氏の遺体の司法解剖について、S・スブラマニアム保健相は18日、AFP通信に「通常、死因判明まで約2週間かかる。決定的なものが出るまで公表できないだろう」と語った。

 マレーシア紙・東方日報(電子版)などによると、新たに逮捕されたリ・ジョンチョル容疑者(46)は北朝鮮旅券を持ち、首都クアラルンプール市内のコンドミニアムに妻と息子、娘の4人で住んでいた。容疑者を知る住民は「暗殺に関与した工作員とは想像できない」と驚きを隠さず、「彼らは通常、母国語で話しているが、北朝鮮人なのか韓国人なのか分からなかった」と話した。

 北朝鮮大使館関係者2人は18日午後、リ容疑者が拘束されている警察署を訪問。容疑者との領事面会を要求したもようだが、実現しなかったとみられる。
(時事通信)

 事件の詳細がわからず、何かスッキリしない。

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