指揮官の視線の先に背番号1がいた。キャンプ2日目。背番号18から心機一転した斎藤の球には気合が乗り移っていた。変化球を交え51球。右腕は「まず最初のブルペン。僕の中の全てを持ってきた。スタートはいい感じで切れました。今の結果でこの背番号は球団に感謝しないといけないし恩返ししたい」と熱い思いを口にした。
このオフ、背番号1だった早実時代の原点のフォームを参考に修正。「沈み込む」ことをテーマにし復活を模索している。見守った栗山監督は「間違いなく良くなっている。球が強いよね。あのボールなら勝てる。今日みたいに投げれば結果は出る」と高評価。自身が就任1年目の12年以来、2度目の大役候補として名を挙げた。
昨季は未勝利に終わり過去4年間で3勝。プロ7年目は正念場となる。「試合にはいつでも入れる。フォームも大事ですけど、まずは結果。何度も言いますけど結果が全て」と同じフレーズを繰り返した。危機感を胸に斎藤が生まれ変わる。(岸 慎也)
(スポーツ報知)
リップサービスで、話題性だけで、現実味がない。
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