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明らかなミスジャッジが物議を醸している。 事の発端となっているのは、現地時間7月10日、ロサンゼルス・エンジェルスが敵地に乗り込んだシアトル・マリナーズ戦でのワンシーンだ。 この日も「2番・DH」で先発出場していた大谷翔平が、2打数ノーヒットとして迎えた6回表の第3打席だった。相手先発クリス・フレクセンが、カウント2-2から外角へ投じた82.7マイル(約133キロ)のチェンジアップは、ストライクゾーンから大きく外れた……かに見えたのだが、主審は「ストライク!」と叫び、結局見逃しの三振となったのだ。 確信めいた顔でボールを見送っていた大谷は、手を横に振りながら、「ありえない」と言わんばかりの表情でダッグアウトに戻っていった。 27歳のサムライ戦士を困惑させた判定は、現地メディアも驚かせている。地元紙『Orange County』のジム・アレクサンダー記者が「オオタニは1フィート(約30.48センチ)も外れたボールをストライクと判定された。彼は今夜アウトを奪われた」と言及。米専門サイト『Jomboy』も「ショウヘイ・オオタニに対してはこんなジャッジもまかり通るのか」と皮肉った。 さらに米メディア『Larry Brown Sports』は、主審の判定に辛辣な言葉を寄せた。 「あらゆるピッチングトラックのデータを見ても、あの一球が大きく外れていたのは明白だ。それはオオタニも、フレクセンも、キャッチャーのマーフィーも分かっていたことだ。通常、オオタニは審判に歯向かったりはしないが、そのストライクコールは酷いものであり、我々と同様に黙っていられなかったようだ」 思わず大谷が声に出して抗議するほどにジャッジ。その余波はしばらく続きそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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大谷かわいそう。ミスジャッジの映像の総集編を作ってもらいたい。
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