テレビアニメ化されたネット小説「まおゆう魔王勇者」や「ログ・ホライズン」の原作者が約3000万円を脱税したとして、東京国税局から法人税法違反容疑で東京地検に告発されていたことが分かった。会社名義で印税を受領していたが、会社設立時(2011年)から、一切税務申告しなかったという。
告発されたのは、東京都葛飾区の著作権管理会社「m2ladeJAM」(マーマレードジャム)と同社の梅津大輔社長(41)。梅津氏は「橙乃(とうの)ままれ」のペンネームで活動している。
関係者によると、梅津氏はネット小説の書籍化などに伴い、出版社から支払われた印税収入を申告せず、14年3月期までの3年間で約1億2000万円の所得を隠し、法人税約3000万円を免れた疑い。隠した所得は会社名義で預金していたとされる。
まおゆう魔王勇者は魔王と勇者が手を組み世界変革に挑む物語。10年12月にエンターブレイン(現KADOKAWA)が書籍化し、シリーズ発行部数は約70万部。ログ・ホライズンもファンタジー小説で約100万部を発行しいずれもNHKなどでアニメ化された。
KADOKAWAは取材に対し「当社は適切な経理処理を行っている」と説明。梅津氏は期限までに回答しなかった。【太田誠一】
(毎日新聞)
不正の手口
2011年に会社を設立して以来、無申告。所得があるも、意図的に申告していなかった。
最近、多い無申告事案でしょうか。
所得を少なく申告するのも悪いが、所得がありながら申告しない無申告の方が、もっと悪質。
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