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2015年6月17日水曜日

プーチン大統領、ICBM新たに40基配備表明


【モスクワ=田村雄、ワシントン=白川義和】タス通信によると、ロシアのプーチン大統領は16日、モスクワ郊外で開かれた軍事関連フォーラムで、核弾頭を搭載した大陸間弾道ミサイル(ICBM)を新たに40基配備する方針を表明した。

 核戦力を増強する考えを示すことで、ウクライナ情勢を巡って対立する欧米をけん制する狙いがあるとみられる。

 プーチン氏は、「(新たな40基は)技術的に最も完成されたミサイル防衛(MD)システムでも突破する性能がある」と述べ、欧州などでMD計画を進める米国に軍事的に対抗していく姿勢を改めて鮮明にした。

 これに対し、ケリー米国務長官は16日のビデオ記者会見で、プーチン氏の発言について「当然、懸念している」と述べた。ケリー氏は、米露が核軍縮に取り組んできた歴史を強調した上で、「誰も冷戦時代の状況に戻ることを望んでいない。大国の指導者がこうした発表をすべきではない」とプーチン氏を批判した。
(読売新聞)

 プーチンの脅しで、欧米に追い込まれているのだろう。

 

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