日本医師会の中川俊男会長は8日の記者会見で、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が検討しているワクチン接種の進展を前提とした行動制限緩和について、「この時期に発表することで、どうしても(人々の意識が)緩むのではないかと心配だ。(感染)再拡大のきっかけになってはいけない」と懸念を示した。
中川氏は現在の感染状況について「減少傾向にはなったが、まだ感染再拡大が起こる可能性はある」と指摘。医療提供体制は依然逼迫(ひっぱく)しており、自宅療養者の死亡や、2回目のワクチン接種後に陽性となる「ブレークスルー感染」も相次いでいるとして、緩和策の提言は「必ずしも反対ではないが、今の時期にするのかという問題がある」と述べた。
菅義偉(すが・よしひで)首相(自民党総裁)が次期総裁選への不出馬を表明したことに関しては「驚いた」と吐露した。首相が1日当たり100万回を目標にワクチンの接種を推し進めたことに触れ、「100万回どころか140万回、150万回と実現できたのは首相のリーダーシップだ」と評価した。
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ワクチン接種会場の医師、看護師確保で、コロナに従事する医療関係者が不足しているのでしょうか。
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