今季最終戦は3打数1安打1打点2敬遠「より多く試合に出られたのは単純に楽しかったです」
■エンゼルス 7ー3 マリナーズ(日本時間4日・シアトル)
エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地で行われたマリナーズとの今季最終戦に「1番・指名打者」で先発出場し、初回に先頭打者弾となる46号ソロを放った。先頭打者アーチは自身4本目。2敬遠と勝負を避けられ、3打数1安打1打点で打率.257。チームは7-3で快勝した。
弾丸ライナーで敵軍ファンを黙らせた。初回先頭、左腕アンダーソンの甘く入ったカットボールをバットに乗せた。右中間席へ飛び込む11試合ぶり46号ソロ。先頭打者弾は8月26日(同27日)の敵地・オリオールズ戦以来、自身4本目だ。飛距離418フィート(約127.4メートル)、打球速度112.9マイル(約181.7キロ)、角度20度。球団の本塁打記録では2019年マイク・トラウトがマークした45本塁打を抜き単独2位。2000年トロイ・グロスが記録したシーズン球団記録47本塁打にも1本差に迫った。
11試合ぶりの一発でキャリア初の100打点に到達した。日本人選手の100打点はヤンキース時代に4度を記録した松井秀喜に次いで2人目。松井秀が103打点を挙げた2007年以来14年ぶりの大台到達となった。投手として130回1/3、156奪三振。打者としては138安打、103得点を記録しており、投打5部門での100到達はメジャー史上初となった。
4年目の今季は開幕から投打の二刀流でフル回転。投手で23試合登板し、9勝2敗、防御率3.18。打者では155試合出場して打率.257、46本塁打、100打点、26盗塁。リーグの本塁打王争いでは両リーグ最多48本のブルージェイズ・ゲレーロJr.、ロイヤルズ・ペレスに2本届かなかった。
この日の試合前には今季を総括する会見を行い、「より多く試合に出られたのは単純に楽しかったです。それだけ試合に貢献できる頻度が高いということは選手としてもやりがいがあったと思うので。すごい楽しい1年だったかなと思います」と語った。試合中もベンチでは笑顔がこぼれた。充実のメジャー4年目となった。
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来季まで大谷を見られないのはつまらない。ワイルドカードを逃したマリナーズは残念でした。来季こそはエンゼルスの優勝争いが見たい。
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