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日本球界に復帰する秋山翔吾外野手(34=前パドレス傘下3Aエルパソ)が26日、広島への移籍を決めた。西武、ソフトバンクと三つ巴の争奪戦だったが、交渉で感じた熱意と自身の思いが合致。この日までに他2球団に断りの連絡を入れた。今季途中から24年までの3年契約、総額3億5000万円以上で出来高払いもついているとみられる。 失意の帰国から6日。秋山が新天地に選んだのは、古巣の西武でも、資金潤沢なソフトバンクでもなく、広島だった。 「西日本に住むのもセ・リーグという環境も初めて。米国という知らない場所に飛び込んでいった時のような、新しいことを知りたいという思いがある。それが、カープというチームにお世話になりたいと思う一つの要因になりました」 シーズン中ということもあり、正式オファーを出した3球団とは、それぞれ1度のみの交渉。その中で、24日に大トリで広島と交渉した際の鈴木清明球団本部長(68)とのやり取りが決め手の一つになったと秋山は明かした。 「鈴木さんからの“来てもらえればカープの大きな財産になる”という言葉は響きました。それと“2000安打まで、あと五百何本だったよね”と言って頂いた。自分が2000本への思いを持っていることをフロントの方が認識してくれていたのが、ありがたかったし、うれしかった」 秋山は19年オフに西武から海外FA権を行使して米大リーグ・レッズに移籍。故障もあり、昨季までの2年間で計71安打にとどまったが「もう一度、試合に出るために挑戦する。自分がどれだけできるのかという期待感、ワクワク感があります」と新天地での戦いに思いをはせた。プロ12年目で初めてとなるセ・リーグの舞台で、目標であり、残り524本に迫っている日米通算2000安打の達成を目指す。
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セ・リーグでの新たな挑戦に期待しています。
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