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<国際親善試合キリンチャレンジ杯:日本0-1ブラジル>◇6日◇東京・国立競技場 サッカー日本代表が、ネイマールの前に敗れた。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング1位の王国ブラジルと対戦し、後半32分にPKからネイマールに決勝点を奪われた。ネイマールはこれで日本戦5試合連続の9得点目と「キラー」ぶりを発揮した。 11月21日開幕のワールドカップ(W杯)カタール大会の1次リーグで、ドイツ、スペインという優勝経験のある強豪と戦う森保ジャパン(FIFAランキング23位)にとっては、本番に向けた腕試しの一戦。関東地方が梅雨入りしたこの日、降りしきる雨同様にシュートの雨を浴びたが、GK権田修一、DF吉田麻也、本職の左サイドでなく右サイドバックに入った長友佑都らを中心に、一丸となった守備が光った。 W杯最多5度優勝のブラジルは、先発メンバーにFWネイマール(パリ・サンジェルマン)、欧州チャンピオンズリーグ決勝を戦ったレアル・マドリードのFWビニシウス、MFカゼミロ、DFミリタン、リバプールGKアリソンと主力級をそろえた。日本にとっては願ってもないガチ勝負だった。 日本はチーム全員で自陣に戻り守備をする時間が長かったが、高い個人技で攻め立てる相手に時間とスペースを与えず、連動したディフェンスで封じ込めた。しかし相手の個人技の前に、最後は押し切られた。ゴール前にブロックをつくり、粘り強くしのいでいたが、後半32分にFWリシャルリソンをペナルティーエリア内でMF遠藤航が後方から倒した。これをネイマールが冷静にゴール左へと決めた。 「聖地」国立での日本代表戦は2014年3月以来。ほぼ満員の6万3638人が詰めかけた。 ブラジル代表の来日は01年6月のコンフェデレーションズカップ以来で21年ぶり。17年11月以来の顔合わせとなるブラジルとは、2分け11敗となった。 日本はこの後、4カ国がトーナメント形式で争うキリンカップに臨み、10日にノエビアスタジアム神戸でガーナと対戦する。
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強豪ブラジルに善戦でした。海外でプレーする日本人選手が増え、個々のレベルアップを感じました。
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