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6月10日発売の『週刊ポスト』で、18歳の女子大生との「パパ活」「飲酒」が報じられた吉川赳(よしかわたける)衆議院議員。6月15日の通常国会閉会日にも姿を見せず、雲隠れを続けている。 報道によれば、吉川議員は18歳の女子大生と一緒に飲酒したのち、高級ホテルの一室に滞在。その際、現金4万円を手渡していたという。同誌の直撃に、吉川議員は「事実無根」と否定していたが、報道が出た10日夜には「党に迷惑をかけた」と離党届を提出し、受理されている。 しかし、離党後も風当たりは強い。世耕弘成・自民党参院幹事長は、6月13日の党会合で「気の緩んだ議員がいたのが本当に残念でならない。吉川氏は比例復活の議員なので、自民党の議席だ。辞職を求めていきたい」と怒りを見せている。 岸田文雄総理は「一刻も早く国民への説明責任をはたすべきだ。はたせないなら、議員としての進退に直結する問題になる」と語った。「離党したからといって、責任は消えない」とも指摘している。 『週刊ポスト』の報道では、吉川議員は「岸田派のホープ」と呼ばれていたというが、派閥の領袖である岸田総理にも突き放された形だ。 「14日時点では、吉川議員は『辞職するつもりはない』『今のところ、辞職圧力は受けていない』と周囲に話していると報じられています。国会も欠席し、岸田首相の電話にも出ないようです。 地元である静岡県富士市の支援者からも、厳しい声が聞こえ始めています。後援会の会長は『読売新聞』の取材に対し『とても残念。きちんとけじめをつけないと、彼の今後はない』と語っています。後援会にも、吉川議員からの連絡はないそうです。ほとぼりが冷めるまで逃げ続けるつもりかもしれませんが、このまま各所へいっさいの説明がないままでは、再起は絶望的です」(政治ジャーナリスト) 議席にしがみつき続ける吉川議員に、ネット上でも批判の声が殺到している。 《辞職しないで血税が給料として支払われ続けるのか??ありえない!!!》 《釈明もせずに逃亡するのか!!こんな奴が国政を担っていたとは》 《税金で食わす必要も無く、議員を即刻辞職すべきだ。》 参院選を目前に、岸田政権・自民党にとっては大きな痛手となった今回のスキャンダル。「4万円パパ活」の代償は、あまりにも痛かった。
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疑惑報道で信頼を失い、マスコミと世論のバッシングは怖い。
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