あと2死から“屈辱阻止”の一打、自己最長11試合連続安打まで「1」
■ドジャース 4ー1 エンゼルス(日本時間16日・ロサンゼルス)
エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地でのドジャース戦に「3番・DH」で先発出場。3打席無安打で迎えた9回1死の第4打席で三塁打を放ち、ノーヒットノーランまであと2死と迫っていたドジャースの先発左腕タイラー・アンダーソンの快挙を阻止した。今季自己最長を更新する10試合連続安打も記録。チームは1-4で敗れ、3連敗で借金6に膨らんだ。
過去の対戦で3打数3安打1本塁打3打点と打ちまくっていたアンダーソンに対し、初回1死一塁の第1打席は見逃し三振。手が出ず天を仰いだ。4回先頭の第2打席は、チェンジアップに空振り三振に倒れ、7回先頭の第3打席も力ない遊ゴロに倒れていた。
しかし、迎えた9回の第4打席で快音。右翼線への痛烈な打球で、快足を飛ばして三塁に達した。メジャー自己最長の11試合連続安打に「1」に迫る意地の一打。米5年目で通算432安打となり、城島健司を抜いて日本人単独7位になった。6位は井口資仁の494安打。
2日間リフレッシュして迎えた前日14日(同15日)のドジャース戦では2試合ぶりにスタメン復帰し、2試合連続のマルチ安打。ただ、チームはゼロ封負けを喫し、2連敗で借金5まで膨らんでいた。前日に負傷交代したレンドンが欠場する中、二刀流のバットが土壇場で見せた奮起だった。
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大谷との対決を楽しみにしていましたが、アンダーソンの快投にノーノー阻止が精一杯でした。
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