昨年度告発の脱税総額は約61億円 3年連続で過去最少、コロナ拡大による“制約”影響か 国税庁

6/15(水) 16:00配信

• 
  

昨年度告発の脱税総額は約61億円 3年連続で過去最少

　国税庁は、昨年度に告発した脱税事件の脱税額が約61億円で、3年連続で過去最少を更新したことを公表した。 　銀行の貸金庫の中からは現金約2億5000万円が。国税庁によると昨年度に査察部が告発した脱税事件は75件で、脱税の総額は約61億円だった。統計を取り始めた1972年以降で最も少なく、新型コロナウイルスの感染拡大により、査察の調査が制約された期間があったことが影響しているという。 　「社会的にコロナ禍であっても業況のいい業種もあるので、そういった分野における事件にも積極的に取り組んでいきたい」（国税庁調査査察部・西川健士査察課長）

　国税庁は、確定申告をせず自宅に現金を隠し持つ、いわゆる「タンス預金」なども積極的に告発していくということだ。（ANNニュース） 

**************************************************************

　新型コロナの影響で、税務署の調査件数が少ない＝査察案件減少でしょうか。