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ロシア国防省は14日、ウクライナ東部ルハンスク州の要衝セベロドネツクで、住民を退避させる「人道回廊」を15日に設置すると一方的に発表し、工業地帯を拠点に抗戦する約2500人とされるウクライナ軍の兵士に投降も求めた。地元州知事は13日、SNSで、露軍がセベロドネツクとドネツ川を挟んで隣接する都市リシチャンスクを結ぶ3本の橋すべてを破壊したことを明らかにしていた。
露軍は12日に2本目の橋を破壊しており、州知事は14日も「四六時中、砲撃が続いている」と説明。セベロドネツク市長は14日、市外に通じるルートは維持していると強調した。
工業地帯では、欧州最大規模とされるアゾト化学工場の地下施設に子供約40人を含む住民約550人が避難しているとされる。アゾフスタリ製鉄所での籠城が続いた南東部マリウポリと同様の戦況となりつつあるが、化学工場の地下施設は、核攻撃も想定した同製鉄所ほど頑丈ではないという。
ウクライナ国防省情報総局の幹部は最近の英紙ガーディアンとのインタビューで、露軍の戦力に関し「新たに武器を製造しなくても現在の攻撃ペースでさらに1年、戦争を継続できる」と指摘。露軍に一度制圧を許せば、奪還が困難になるとの危機感を強めている。
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武器の量の差でロシア軍が有利であれば、欧米の更なる武器供与が必要でしょう。
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