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【MLB】エンゼルス4-2アスレチックス(9月29日・日本時間30日/アナハイム) エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場。投手として8回108球を投げて2安打無失点10奪三振の快投でメジャー自己最多、さらに日米通じて自己最多タイとなる15勝目を挙げ、チームを4連勝に導いた。ヤンキース・ジャッジとのMVP争いで注目の集まるシーズン規定投球回(162回)に対しては、161回まで積み上げて残すは1回に。今季すでに達成している「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」の104年ぶり快挙に続き、今季最終戦で予想される登板での史上初となる金字塔に王手をかけた。 前日までに今季153回を投げ、規定投球回まであと9回と迫っていた大谷だったが、初回の先頭打者に四球を与えたものの、その後は縦、横自在に曲げるスライダー、鋭く落ちるスプリット、右打者の懐をえぐる高速のツーシームなどを使い分け、4回から5回の4者連続を含む7奪三振。バットに当てられても詰まった当たりの内野ゴロ、外野フライばかりでヒット性のものはほとんどなし。試合序盤から球数少なくイニングを消化していくと、球場のファンからも快挙が近づくほどに歓声やMVPコールが大きくなっていった。 2015年、NPB時代に15勝を挙げている大谷にとっては、自己最多タイとなる15勝目。さらに規定投球回まであと1回とした大谷は、10月5日(同6日)に行われるアスレチックスとの今季最終戦で今季ラストの登板が見込まれており、偉業達成は確実と思われる。 前日にはMVPを争うヤンキースのジャッジが8試合ぶりの1発で、1961年にロジャー・マリス(ヤンキース)が記録したア・リーグのシーズン最多本塁打についに並んだ。破竹の勢いでホームランを量産しているジャッジとの熾烈なMVP争いを制し、2年連続のア・リーグMVPに輝くためには、「規定打席&規定投球回(162回)」のダブル達成が必要不可欠と言われている。今季15勝目を手にしたばかりだが、6日後に見込まれる大谷の今季28度目となる最終登板がいまから待ち遠しい。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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偉業達成で連続MVPでしょうか。狭いヤンキースタジアムの本塁打よりも大谷の偉業でしょう。