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東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件で、東京地検特捜部は5日午前、広告大手「大広」(大阪市)に家宅捜索に入った。大会組織委員会の元理事・高橋治之容疑者(78)=受託収賄容疑で逮捕=に対し、大会スポンサーの獲得業務を担う協力店に選ばれるよう依頼し、見返りに約1400万円を渡した疑惑をめぐる贈賄容疑とみられる。 元理事側への資金提供は、スポンサーだった紳士服大手「AOKIホールディングス」と出版大手「KADOKAWA」、大広の3ルートで明らかになっており、提供元への強制捜査はAOKIに続いて2例目とみられる。 大広の本社が入る大阪市北区のビルには、5日午前10時前に特捜部の係官ら6人が入った。12階の受付で「東京地検です。お話があります」と告げて中に入り、捜索が始まった。
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次から次へと悪事が暴かれています。理事の職務権限を最大限利用していたのでしょう。
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