「子供を守るために指示に従うしかない状況を作り、強い心理的影響下に置いていた」
福岡県篠栗町で2020年、5歳の男の子を餓死させたとして、母親とともに起訴された「ママ友」の女の裁判員裁判。8日の論告求刑公判で、検察側は「ママ友」に懲役15年を求刑した。一方、弁護側は改めて無罪を主張し、裁判は結審した。
◆母親と「ママ友」が全面対決…食い違う証言
篠栗町の無職・赤堀恵美子被告(49)は、ママ友だった碇利恵被告(40)と共謀し、碇被告の三男・翔士郎ちゃんに十分な食事を与えず餓死させたとして、保護責任者遺棄致死の罪に問われている。このほか、碇被告から生活費など計約200万円をだまし取ったなどとして、詐欺や窃盗の罪でも起訴された。 今年6月に開かれた碇被告の裁判では、赤堀被告からの実質的な「支配」があったことが認定された上で、「母親の碇被告にも翔士郎ちゃんを助ける行動は期待できた」などとして、懲役5年の判決が言い渡されている(碇被告は判決不服で控訴中)。 今回の裁判では、赤堀被告による碇家の食事の制限を含めた精神的な支配があったのかが最大の争点となり、証人として出廷した碇被告と、赤堀被告は、互いに名前を呼び捨てにし、真っ向から異なる主張を展開した。
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不思議な事件ですが、赤堀被告の責任が重いのでしょう。
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