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現地時間9月5日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたデトロイト・タイガース戦に「3番・DH」で先発出場。第2打席に31号2ラン、第4打席に32号ソロを放ち、1試合2発のマルチ本塁打を記録。10対0のチーム勝利に大きく貢献した。 まずは、2点リードで迎えた3回1死二塁の場面で見せた。相性の良い相手先発左腕タイラー・アレクサンダーがほぼ真ん中に投じた初球の4シームを捉えると、強振した打球は右翼席へ飛び込む31号2ランに。打球速度111.4マイル(約179.3キロ)、角度19度、飛距離382フィート(約116.4メートル)という超低弾道の一発となった。 2本目は打った瞬間それとわかる一発だった。7対0で迎えた7回無死走者なしの場面、3番手右腕ギャレット・ヒルと対峙した大谷は、またしても初球を見逃さない。外角低めに入ったスライダーを左中間へと運び、今度は打球速度108.6マイル(約174.8キロ)、角度31度、飛距離416フィート(約126.8メートル)を計測する32号ソロとなった。 トロイ・グロース(2000年)に並ぶ球団最多タイとなるシーズン6度目のマルチ弾に現地からも賛辞が続々。カナダの大手メディア『TSN』は公式ツイッターで「ショウヘイ・オオタニはまさにオンリーワン」と唯一無二の存在であると称賛した。 さらに、米国のポッドキャスト番組『Clip&Roll』で司会を務めるジャスティン・ルッソ氏も「ショウヘイ・オオタニはMLBの歴史の中で最も才能のある選手だ。本当に馬鹿げている。正気の沙汰じゃない」と驚きをもって伝えている。 なお、この日マークした32号で、ヒューストン・アストロズのヨーダン・アルバレスを抜き、ア・リーグの本塁打ランキング単独2位に浮上した大谷。まだまだ勢いは止まらなさそうだ。
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唯一無二で大谷の伝説は続きます。
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