東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)(受託収賄容疑で再逮捕)が、ぬいぐるみ製造・販売会社「サン・アロー」(東京)が大会マスコットのぬいぐるみを販売できるよう組織委側に働きかけた疑いのあることがわかった。ぬいぐるみは公式ライセンス商品で、販売には組織委の承認が必要だった。同社からは、高橋容疑者に数百万円が提供された可能性があり、東京地検特捜部が経緯を調べている。
組織委によると、東京五輪・パラの公式商品を販売するためには、組織委の審査を通過し、組織委との間でライセンス契約を締結する必要がある。サン・アローは組織委と同契約を結び、2018年7月から、公式商品として、大会マスコット「ミライトワ」「ソメイティ」のぬいぐるみを販売した。
関係者によると、大手広告会社「電通」から組織委に出向していた幹部らが特捜部の任意の事情聴取に対し、このぬいぐるみの販売について、「高橋容疑者から『サン・アローなど2社に販売させるように』と言われた」などと説明しているという。サン・アローからは、別の会社を通じて、高橋容疑者に数百万円が提供された可能性があり、特捜部が、資金提供や趣旨などについて捜査している。
サン・アローは、テディベアシリーズや「となりのトトロ」など人気のぬいぐるみの販売を数多く手がけている。同社は22日、読売新聞の取材に対し「回答は控える」とした。
高橋容疑者はAOKI側から5100万円を受け取ったとする受託収賄罪で今月6日に起訴され、KADOKAWA側からも約7600万円を受領したとして、受託収賄容疑で同日に再逮捕されている。
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次から次へと悪事が明らかになります。実刑が国民感情でしょう。
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