厚生労働省監視指導・麻薬対策課によると、オキシコドンは乱用により依存症となる恐れがあるため、「細かい制度は国によって違うものの、多くの国で規制されている」という。
国内では、麻薬として医療機関などで厳重に管理され、医師の処方なしに入手することは難しい。治療のためであれば、個人が自身の荷物として海外から輸入することは可能だが、その場合も事前に医師の診断書を添えて厚労相に申請し、許可を得なければならない。
同課によると、オキシコドンを輸入した麻薬取締法違反事件は珍しいという。
一方、米国でも、オキシコドンは医師の処方が必要となるが、処方される機会は多く、一般的な痛み止めとして広く使用されている。その半面、多くの中毒者が出て社会問題となっている。
米国在住の大西睦子医師によると、歯科治療後の痛み止めや高齢者の慢性疼痛(とうつう)の治療などに広く使われており、2009年に急死した歌手のマイケル・ジャクソンさんが服用していたとも報じられた。
ただ、砕いて吸うとヘロインと似た感覚が得られるとして、乱用者も拡大。「街中で違法に売られている」(大西医師)といい、米国立薬物乱用研究所は、12歳以上の米国人1600万人が過去1年間に、オキシコドンなどの痛み止めを医療目的以外で1回以上使用していると警鐘を鳴らしている。
(産経新聞)
クロなんだろう。
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