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2016年1月10日日曜日

東芝不正会計、社員ら聴取=歴代3社長の刑事告発検討—監視委

 東芝の不正会計問題で、証券取引等監視委員会が、利益の水増しがあったとされるパソコン事業の担当社員らから事情聴取したことが10日、関係者への取材で分かった。監視委は不正会計の実態解明を進め、歴代の元社長ら旧経営陣の刑事告発の可否について検討を進めるとみられる。

 関係者によると、告発の可否が検討されているのは西田厚聡、佐々木則夫両元社長と田中久雄前社長。監視委は一連の不正会計問題のうち、パソコン事業について、3人の指示や認識など関与の度合いが強く、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑での告発対象になる可能性があるとみているもようだ。

 東芝は昨年9月、2009年3月期以降に累計で2248億円の利益水増しがあったことを認め、過去の決算を修正。監視委は昨年12月に過去最大となる課徴金73億7350万円を科すよう金融庁に勧告したが、行政処分とは別に、刑事告発を担当する特別調査課が調査を継続している。 
[時事通信社]

  国民感情とすれば、告発で檻の中だろう。

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