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2016年1月7日木曜日

路線バスがアパートに突っ込む 運転の男性けが 東京

 7日午後3時45分ごろ、東京都小金井市本町6丁目で、回送中の路線バスが道路左のアパートに突っ込んだ。バスは反対車線の歩道に乗り上げるなどして約100メートルを暴走。男性運転手(49)がけがをしたが命に別条はないという。乗客はおらず、歩行者やアパート住人にもけがはなかった。

 小金井署によると、現場はほぼ直線の都道で、バスが対向車線を横切って歩道に乗り上げ、数十メートル走行。バス停留所の標識やガードレール、信号機を倒し、車道に戻った後、道路左側のアパートに突っ込んだという。

 バスは京王電鉄バスの路線バスで、同社の説明では、小金井営業所からJR武蔵小金井駅南口に向かい、そこから東府中駅まで営業運転する予定だった。運転手は同社で20年以上の運転歴があり、昨年3月の定期健康診断やこの日の乗車前点呼では異常なかったという。

 近くに住む60代の女性は、交差点付近で何度もクラクションを鳴らすバスを目撃。対向車線から右折しようとしていた車がバックして道を譲ると、その前を横切って歩道に乗り上げたという。近くの小学3年の男児(9)は「バリバリという音がして外を見たら、バスがアパートに突っ込むところだった」と話した。

 現場は武蔵小金井駅から約300メートル南で、住宅や市役所などが立ち並ぶ一角。
(朝日新聞デジタル)

 運転手の病気や高齢化で、バスのリスクが怖い。
 安全装置を義務化すべきだろう。

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