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2016年6月6日月曜日

「ヘイトスピーチ」デモ、直前に中止…反対派が取り囲む

 民族差別を助長するヘイトスピーチ(憎悪表現)が問題となる中、川崎市内でデモを予定していた主催者の男性らは5日午前、予告通り中原区のスタート地点に十数人で集まったが、数百人規模の市民らに取り囲まれ、出発直前に中止した。

 ヘイトスピーチ対策法の成立を受け、川崎市や裁判所がデモを認めない判断を示し、男性らがデモを実施するかどうかが注目されていた。

 午前11時半前、デモ隊を取り囲んだ市民らは「ヘイトスピーチは違法だ」「帰れ」などと叫び、警察官らが間に入って混乱の収拾にあたった。

 今回のデモは、市内でヘイトデモを繰り返してきた男性が、「コリアンタウン」がある川崎区での実施を予告。市は5月30日、成立したばかりのヘイトスピーチ対策法を踏まえ、集合場所とされた公園の使用の不許可を決定した。
(読売新聞)

 ヘイトスピーチはダメだけど、デモは正当な権利であり、それを反対派が阻止するのは、言論の自由、民主主義に対する脅威だろう。

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